専門職大学の開学基準とは?

専門職大学の開学基準とは?

門職大学の
学基準とは?

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専門職大学の開学基準は、とても壁が高いようです。55年ぶりに誕生した新しい大学制度なので、文部科学省側も「慎重にも慎重を」ということでしょう。厳しい審査があるだけに、クリアした専門職大学では充実した職業教育が受けられると期待してもいいはず。しかしまだまだ開校した数や学べる分野が少ないので、あなたの進みたい専門職や産業界に該当する学校はないかもしれません。しかし来年度も続々開校予定なので、興味のある方は定期的にチェックしてみてくださいね。あなたの選択肢が増えているかもしれませんよ。

認可の壁は高いので、充実した職業教育が受けられる!

1 2019年4月に開学した
専門職大学はたった3校!

2019年4月に開学した専門職大学はたった3校!
どうしてできた? 専門職大学?

日本ではネット社会やロボット・AIの進化が、産業構造の変化や技術革新をもたらしました。ますます複雑化・多様化したボーダーレスな社会に対応して、世界に通用するより質の高い職業教育が求められています。従来の大学は、学術研究を主にした教育を基本とする仕組みです。専門職大学はそうした軸を持続させたまま、企業や業界と連携して実践的な職業教育も行う新しいタイプの大学です。専門職大学は、優れた専門技能等をもって、新たな価値を創造できる人材を育成するために設立されました。

高校生と企業のニーズが重なり、専門職大学が設立!

高校生対象の2012年度調査で、進学を希望する理由として「将来に役に立つ専門的な知識・技術を習得したいから」 と答えた人が77.2%にのぼりました。また、実社会との繫がりを意識した教育を重視する企業側と大学側の意識に違いがあり、それを埋める大学の設立が急務とされました。実際、文系の大学では、学外実習の参加経験がある学生の割合は低く、大学で 2.6%、短期大学で 4.4%しかありません。そこで学外実習を単位に取り入れ、理論だけでなく実践力も養える「専門職大学」を設立することになったのです。

初年度は、3校の専門職大学に認可がやっとおりた!

専門職大学は、55年ぶりに2017年5月に制度化されたばかり。創立初年度の2019年4月に専門職大学の厳しい開学基準をクリアして、開校までたどり着いたのはわずか3校でした。設置者側も初めての経験で、準備期間が短かったこともその理由でしょう。専門職大学は「大学設置・学校法人審議会」で審議されるのですが、施設・設備などハード面はもちろん、カリキュラムや教員スタッフなどソフト面を整える壁が、とても高かったのも事実です。それだけに、文部科学省がチカラを入れている大学制度とも言えます。

2 壁が高いぶん
教育内容は充実している!

壁が高いぶん教育内容は充実している!
専門職大学の開学までは、いばらの道が控えている!

専門職大学が開学に至るまでは厳しいチェック項目があり、カンタンではありません。学生たちの学び舎としての施設・設備の完備。健全な職業教育のできるカリキュラムの充実。実務家教員・理論派教員など教員スタッフの確保。こうした内容などを記した計画書を作成し、文部科学大臣に申請します。申請内容は、「大学設置・学校法人審議会」によって審査され、十分な体制が整っていると判断されれば「設置認可」となり、計画通りに開学されます。しかし審査の壁は高く、多くの大学が取り下げ・審査継続になっています。

文部科学省の指導で、体制を整える専門職大学も続出!

「大学設置・学校法人審議会」により、十分な体制が整っていないと判断された場合は、設置者に対して是正すべき事項が示されます。すぐに対応できる指摘であれば、計画を変更して再申請すればよいのですが、すぐに対応できない場合は、体制を整え直す必要があります。初年度多くの専門職大学が「申請の取り下げ」を行ったのは、体制を整え直すのに時間がかかると判断したからです。しかしその甲斐あって2020年の4月には、専門職大学の開校予定が目白押しです。あなたのなりたい職業を学べる専門職大学が、開学を控えているかもしれません。

厳しくチェックするのは、大学設置・学校法人審議会!

「大学設置・学校法人審議会」は、文部科学省に置かれる審議会の一つです。大学教育に詳しい専門家によって構成された組織で、大学や短期大学の設置だけでなく、専門職大学もここで審査が行われています。審査内容は、産業界と緊密に連携した実践的な職業教育ができるか? 専攻分野の団体や実務家たちも参加してもらえるか? 専門職業の人材を養成できるカリキュラムになっているか? などなど多岐に渡ります。厳しい審査をクリアできた専門職大学は、産業界を牽引できる人材を育てられると、認められた大学です。

3 それでも専門職大学の
開学予定校は次々登場!

それでも専門職大学の開学予定校は次々登場!
なりたい職業があるかどうか、こまめにチェック!

申請を取り下げた専門職大学のほとんどは、計画を見直した上で再申請を行い、翌年の4月の開学をめざしています。また、新たに開学を希望して新規申請を行った専門職大学もありますので、毎年4月には数多くが設立され、学べる分野も多岐に広がっていくはずです。希望する専門職大学の開学が延期になった人にとっては残念ですが、現在の高校2年生が受験期を迎える頃には多くの専門職大学の開学が決まっているでしょう。あなたの将来を任せられる学び舎が誕生することを、こまめにチェックしながら待っていてください。

毎年夏ごろには、パスした専門職大学を続々発表!

「審議中」「0000年4月開校予定」などの記述がある専門職大学は、まさに再申請を行ったか、来年度の開校をめざしています。来年度の開校予定であれば、夏ごろには正式に発表があるでしょう。専門職大学は、開学に至るまでの審査の基準が高く設けられています。裏を返せば、それだけに質の高い教育が受けられるということです。今後、高いハードルを乗りこえた専門職大学として、高校生のみなさんが興味のある職種や業界が次々に現れ、みなさんの夢を託せるといいですね。

ただいま申請中の専門職大学はたくさんあります!

マイナビ進学に掲載している2020年度開設予定の専門職大学は、たくさんあります。あなたが興味のある専門職大学があるか、チェックしてみてくださいね。

→ 専門職大学とは?

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結論:毎年4月には、専門職大学が続々開校!

専門職大学の開学基準は、クリアしなければならないハードルがたくさんあります。しかしそれを飛び越え、来年の4月に開校を控えている専門職大学はたくさんあります。ぜひ、こまめにチェックして、あなたの進みたい道があるかどうか確認してくださいね。