防衛大学校 文部科学省以外の省庁所管の学校
仲間と学び、挑戦の中で成長する日々
- 学生生活
理工学専攻 機能材料工学科 4年
S.A さん
出身校- 静岡県 公立高校
入試方式- 一般・共通テスト
KEYWORD
- #国際交流
- #無償の大学教育
- #リーダーシップ
- #国際的な仕事
- #国立
私がこの道に進もうと思ったきっかけは、中学生のころから自衛隊に興味を持っていたことです。高校卒業後は就職も考えていましたが、地方協力本部の方に「自衛隊で頑張ってみないか」と声をかけていただいたことで、大きく気持ちが動きました。私は駅伝選手として、毎日自宅から学校まで走って通っていたのですが、その姿を見てくださっていたことがとてもうれしく、努力を見てもらえていたのだと感じました。さらに、自衛隊には無償で大学教育を受けられる環境があると知り、進学への思いが一気に強くなりました。加えて、留学生が多く、さまざまな国の学生と関われる国際性の豊かさにも魅力を感じました。学びと将来、そして人との出会いがそろった場所だと思い、進学を決めました。
入ってみてまず感じたのは、一般的な大学とは違い、仲間と助け合うことが日常になっていることです。私たちには「教務班」という、同級生約30人で構成されるグループがあり、訓練や部活動だけでなく、学業の面でも自然に支え合う風土があります。そのため、一人で抱え込まずに前へ進める安心感があります。1年次の遠泳訓練も印象的で、最初は泳げなかった学生も数カ月の訓練を経て泳げるようになり、最後には全員で協力して8キロを完泳します。この経験を通して、自分の限界を超えることや、仲間を信じることの大切さを学びました。また、戦争の歴史や統率、リーダーシップについて段階的に学び、上級生になると実際に指揮を執る機会もあります。2年次の乗艦実習で海の真ん中から見上げた満天の星空は、今でも忘れられない特別な思い出です。
私が将来めざしているのは、国際的な舞台で活躍することです。昨年、カナダの士官学校に留学し、海外の士官候補生たちと交流する機会がありました。言葉や文化が違っても、同じように国を支えようと学ぶ仲間がいることを実感し、とても刺激を受けました。将来、外国との共同訓練の場で、学生時代に出会った仲間たちと、それぞれ成長した姿で再会できたらすばらしいと思っています。この学校では、集団生活や訓練を通して強いきずなが生まれ、一般の学校ではなかなかできない経験を積むことができます。しかも、無償で自分の学びたい分野を学びながら、打ち込みたいことにも挑戦できます。厳しさの中に確かな成長があり、自分の可能性を大きく広げられる場所だと、私は日々実感しています。
専攻分野(学問/職種)
- 文学・歴史・地理
- 国際・国際関係
- 工学・建築
- 総合・教養
- 公務員・政治・法律
この学校ならではの体験が、自分を変えていく
- 学生生活
人文・社会科学専攻 国際関係学科 4年
W.M さん
出身校- 東京都 私立高校
入試方式- 一般・共通テスト
KEYWORD
- #国際関係
- #国際政治
- #海外派遣
- #寮生活
- #国立
大学に進学するなら、ただ知識を身につけるだけではなく、実践的で、少し特別な経験ができる場所に行きたいと考えていました。そんなとき、父の友人にこの学校の出身者がいて、学生時代の話を聞かせていただいたことが進学のきっかけになりました。規律ある生活の中で学び、将来につながる力を鍛えられること、そして多くの人が選ぶ一般的な大学とは違う道を歩めることに強くひかれました。実際に入ってみると、日々の生活には大変さもありますが、その分だけ得られる経験が濃く、毎日の出来事に意味があると感じます。「ほかの人とは少し違うことをしたい」という思いで選んだ進路でしたが、その期待にしっかり応えてくれる環境だと思っています。ここでの学生生活は、学びも成長も非常に密度が高く、自分を大きく変えてくれるものだと実感しています。
私は国際関係学科に所属しており、国際政治理論、地域研究、国際法などを中心に学んでいます。この学科の大きな魅力は、教室の中で理論を学ぶだけでなく、それを現実の安全保障や国際社会の課題と結びつけて考えられることです。国際派遣に参加する学生が多いのも特徴で、私自身も米空軍士官学校への派遣や国際人道協議会への参加を経験しました。こうした機会が身近にあることで、学んでいる内容が机上の知識ではなく、自分の将来や実社会とつながっていることを強く感じられます。また、安全保障の第一線で活躍されてきた教官や教授から直接学べる点も、この環境ならではの魅力です。ゼミでは教官一人に対して学生二人という少人数で論文指導を受けられるため、きめ細かく丁寧に見ていただけます。専門性の高い学びと、面倒見の良さが両立しているところに、この学校の大きな魅力があると思います。
学生生活の中で特に印象に残っているのは、海外派遣の経験です。私はイタリアでの国際人道協議会と、米空軍士官学校での研修という二つの機会をいただきました。特に米空軍士官学校では約半年間、現地の学生とともに寮生活を送り、訓練や授業だけでなく週末も一緒に過ごしました。最初は言語の違いに加え、体格差や訓練の厳しさもあり、戸惑うことや苦しい場面も少なくありませんでした。しかし、自分から積極的に話しかけたり、遊びに誘ったりするうちに少しずつ距離が縮まり、授業や訓練でも助けてもらえるようになりました。この経験を通して、異なる文化の中では受け身は通用せず、自分から発信し、理解してもらう努力が必要なのだと強く感じました。ここには、ほかではなかなか得られない経験と出会いがあります。少しでも興味があるなら、実際に足を運び、自分の目で雰囲気を感じてみてほしいです。
専攻分野(学問/職種)
- 法律・政治
- 国際・国際関係
- 総合・教養
- 公務員・政治・法律
- 学校ID.GK002590