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高齢者の転倒予防と健康増進の研究

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越智 亮研究室

担当教員 越智 亮
学部/学科/コース リハビリテーション学部 /リハビリテーション学科 /理学療法学専攻
所在地 <本部東海キャンパス> 愛知県東海市富貴ノ台2-172

このゼミ・研究室の研究テーマ

健康な生活の実現
  • 高齢化
  • 長寿社会
関連キーワード
  • 高齢者
  • 転倒回避
  • トレーニング
  • バイオメカニクス
  • 筋機能

筋肉の「質」を効果的に高める運動についての研究

本研究室では、自力で歩くことが難しくなった方や要介護状態にある高齢者を対象に、筋肉に振動刺激や温熱刺激を加えながら行う筋力トレーニング(ハイブリッドトレーニング)や、自転車をできるだけ速くこぐ運動(高速ペダリング)など、さまざまな運動方法が筋肉にどのような影響を与えるのかを研究しています。
研究では、筋力とともにリハビリテーションの現場でも広く使われている超音波診断装置(エコー)を用いて、筋肉の厚さや量だけでなく、筋質(筋肉の中がどれだけ良い状態か)を測定します。筋質とは、筋線維がしっかり詰まった理想的な状態か、脂肪など筋線維以外の成分が多く含まれている状態かを示す指標です。
これらの測定を通して、短期間のトレーニングでも筋肉の質が変化するのかを科学的に検証しています。本研究は、将来、高齢者や運動が苦手な人でも安全で、無理なく続けられる効果的な筋力トレーニングや運動方法の開発につながることを目指しています。

歩行やバランスに関する動作分析やリハビリテーションの運動療法についての研究

本ゼミでは、起立や歩行などの基本動作や高齢者の転倒予防に興味を持った学生が集まり、動作解析装置、表面筋電図、その他等速性トルク測定器などの様々な機器を用いて研究を行っています。これらのモーションキャプチャー技術を使うことで、脚の踏み出しや歩行などの動作について、関節がどのくらい曲がったか、どのくらいの速さで動いているか、動作中の筋肉の負担度などを客観的に分析することができます。様々な観点で動作を分析できると、その動作が効率的で滑らかなものか、ギクシャクした硬いものか、といったことが分かります。患者さんの起立や歩行などの動作をうまく評価できる能力は、身体機能の回復や日常生活動作能力の改善を図る効果的な運動プログラムを立案する理学療法士にとって重要な能力の一つです。本ゼミの学生には研究を通じてヒトの動きの科学の一端に触れることで、卒業後に他の人よりも一歩進んだ患者さんの動作分析能力を身に着けた理学療法士になってもらいたいと願っています。

高齢者の転倒予防を含めた健康増進に有効で続けることが容易な運動方法の開発

高齢者の転倒は骨折等の重篤なケガを引き起こし、予備力が低下した虚弱な高齢者では骨折が治っても歩くことができなくなってしまう恐れがあります。超高齢社会の日本において転倒予防は重要な課題です。ヒトはつまずいたり、滑ったりした後に手で何かにつかまったり、足を素早く踏み出すことで転倒を回避することができますが、高齢になると筋力や敏捷性が低下し、転倒回避がうまくいかないことがあります。私はこれまで転倒回避動作の足のステップに着目し、高齢者が転んでしまう原因や、どのような体力要素を鍛えると転倒回避がうまく出るようになるのかをバイオメカニクスという分野で研究してきました。年齢と共に進む体力の衰えを防ぐには言うまでもなく運動習慣が大事です。しかし、あまりハードな運動内容だと運動が嫌いな人は特に続けることが辛くなって習慣化できません。運動が苦手な方、あるいは虚弱な高齢者でも簡単かつ気軽に実施できて科学的に根拠のある健康増進に有効な運動内容を考案するために日々研究を進めています。

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  • 学校ID.GK001945
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