TCA東京ECO動物海洋専門学校 専修学校(専門学校) / 東京都 認可 / 学校法人 滋慶学園
体験で理解する浜辺の環境問題 ~広げるマイクロプラスチックへの認識~
【水族館プロデュース専攻】
■課題解決に挑む学問
農学・水産学・生物>>生物学
■該当するテーマ
環境
子供にわかりやすい方法を考え海洋ゴミ問題に取り組む
社会課題である「海洋ゴミ問題」に向き合うべく、葛西海浜公園では、ほぼ毎月プラスチックを中心にしたゴミ集め啓蒙活動を行っています。砂浜に堆積したプラスチックは波の力や太陽からの紫外線により細かく砕かれても消えることなく、私たちに様々に影響を与えることが懸念されます。そこでこれらのプラスチックが私たちの周りで直接的、間接的にどのような影響を及ぼすのか、またこれらをゴミとして扱うのではなく有効な活用手段について、葛西海浜公園事務所様からのご提案も踏まえて綿密な打ち合わせを行った上で、昨年に引き続き共催イベントを開催。今年度は繁忙期の夏休みに現在問題となっているプラスチックゴミやマイクロプラスチックについて子供にも分かりやすいような釣りゲームやカードゲーム方式で学んで貰うイベントを実施しました。悪天候のためお客様は予想より少なかったですが、自由研究の内容にしたいと来る親子が多くみられ、展示解説やゲーム等を通じて、海洋プラスチック汚染問題に対する認識を深めていただきました。夏が悪天候だったため、11月の連休でイベントを再度実施すると、多くのお客様が参加し、楽しみながら学ぶ様子がみられました。
日常生活の中で3Rや分別などの海洋ゴミを削減する行動に対しての意識を高めるために学生が取り組んだ方法
下記5つのブースを企画し、実施致しました。スタンプラリー形式にすることで、すべてのブースを回っていただけるように工夫しました。
①【めざせ!干潟博士】オリジナルルールの採点形式のババ抜きを行う。採点ルールに関連づけて干潟の現状や干潟の生き物について説明。
②【お魚チェック】プラスチックの入った海洋生物型の紙コップで釣りゲームを行い、釣った魚の中に入っているプラスチックの数で競う。保護者にはゲームの意図やマイクロプラスチックが及ぼす影響について説明。
③【アトリエなぎさ】 バットに入った砂の中から小さいプラスチックを掘り出し、それを用いてキーホルダーを作成する。完成を待つ間にマイクロプラスチックについて説明。
④【海の学校アマモ畑】アマモの標本や水槽展示を行い、解説板を使用してアマモや海の生き物、海洋ゴミの問題などについて説明を行う。また、タッチプールで実際に海の生き物に触れる。
⑤【マイプラ探検隊】キットを用いてマイクロプラスチックを採集し、顕微鏡で観察。プラスチックごみによる海や海洋生物への影響などについても解説を行う。また、採集したマイクロプラスチックでアートを作成。
企業だけでなくお客様とも関わることで身につく実践力とコミュニケーション力
実施したアンケートから、参加した人々のマイクロプラスチックへの認識を深めることができたと判断されました。また、昨年は閑散期に実施しましたが、今回は祝日に実施したこともあり昨年の2倍の人数のお客様に参加していただきました。マイクロプラスチックについてのアンケート結果はグラフ(画像参照)のような結果になりました。今後の展望として中高生以上向けのブースを作ったり、SNSなどで告知を行う、このイベントを継続的に行うことを目標とし、さらなるマイクロプラスチックに関する問題の周知を行っていきたいと思います。
- 学校ID.GK001866