名古屋学院大学 私立大学
ビジネスシーンで輝く人材を育む超・実践的な企業連携「BIPプログラム」
【経済学部 経済学科 秋山研究室】
■課題解決に挑む学問
経済・経営・商学>>経済学
■該当するテーマ
経済
世界2位の経済大国だった日本が、ここまで凋落した理由とは
かつて世界2位の経済大国と称賛され、『ジャパン・アズ・ナンバーワン』というベストセラーが生まれるほど注目を集めた日本。しかし、今や「衰退途上国」と揶揄されるほど凋落しています。一体、何が原因なのでしょう。
「企業と人が、国内外で選ばれる財やサービスを生み出せていない、これがすべてです。この状況を打開するには、一人ひとりが貪欲に利益を追い求める意識を持ち、資質・能力を高め、失敗を恐れず挑戦していくほかありません」と語るのは、名古屋学院大学経済学部経済学科の秋山先生。同経済学部では、学生が企業の課題に向き合って解決策を提案する「BIPプログラム」を実施しています。「大学の学びで得た知識や分析力、社会経験で得た対人対応力などを駆使して課題に挑みます。実施期間は、入学直後から3年次まで。学生は企業の厳しい評価のもとで挑戦と失敗を繰り返し、ビジネス業界で求められる意志・資質・能力を磨いていきます」。
企業が抱える難題に挑み、論理的思考と分析力を叩き上げる
2024年に10年目を迎えたBIPプログラム。協力企業には、博報堂プロダクツ、豊田自動織機、大塚製薬など大手企業が名を連ねます。「学部規模で、同様のプログラムを提供する大学はごくわずかです。取り組む課題は、企業でさえ答えを出せていない難題ばかり。入学したての学生がすぐに答えを出せるはずもありません。そのため1年次は教員が指示を出して一緒に作り上げていきます。作業計画、情報収集、論理構成、統計分析、資料作成、プレゼン準備を進める過程で、情報収集のノウハウや分析方法を修得。発表時には企業から鋭い指摘をいただくので、学生は企業が求めるレベルと実力の差を認識できるのでしょう。皆、授業を受ける姿勢が変わり、論理的思考と分析力がめきめき伸びていきます。学年が上がるにつれて教員の関与を減らし、3年次は自分たちで遂行。10年分の資料を閲覧できるので、より豊かな学びへと膨らませることも可能」と続けます。
大学の理論とビジネスの本音から指導内容をバージョンアップ
「強い知的好奇心と向上心を持っている人でなければ、本プログラムを受ける意味がありません。本気で挑戦して初めて自分の力を認識でき、教員の指示や企業のフィードバックを吸収できるのです」と秋山先生。企業で活躍するには、自ら課題を発見し、周囲を巻き込みながら解決する力が必要だと続けます。一方、「教員が面白いと感じた企画でも企業側は低評価、というケースが少なくありません。企業と大学にある認識のズレを把握できるのは大きな魅力。アカデミックな学びとビジネスシーンのシビアな本音、その両方から指導をバージョンアップしています」と笑顔を見せます。「目標は、多様な分野・領域の企業と連携した学部横断的なプロジェクトを数多く立上げること。全学部の教員が得意なものに、学生は興味のあるものに参加して切磋琢磨できれば、非常に高い教育成果が得られるはずです」と語る秋山先生は、日本の明日を担う人材の育成に力を注いでいます。
- 学校ID.GK001623