金沢工業大学 私立大学
自ら動くことで広がる学生生活――ものづくりと成長を実感できる毎日
- 学生生活
工学部 機械工学科 2025年3月卒業/現在 大学院 機械工学専攻 修士1年生
上阪彩名 さん
出身校- 大阪府 大阪市立工芸高等学校(現:大阪府立)
入試方式- 学校推薦型
KEYWORD
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私が在学中に最も印象に残っているのは、学部2年後学期に受講した「プロジェクトデザイン実践(実験)」という授業です。機械工学科のこの授業では、ヒートシンクという熱を逃がすための部品をグループで設計し、3DCADを使って設計したものを実際にアルミを削って加工し、さらに製作した部品を使って実験を行いました。実験で得たデータと、3Dモデルを流体解析にかけた結果をもとに性能を評価し、そこから再度設計・加工・評価までを繰り返すという、まさに「仮説→検証→改善」のサイクルを体験できる内容でした。それまで流体力学や熱力学、機械加工学などを個別に学んでいた私にとって、これらの知識が一つの課題解決のために有機的につながる感覚はとても新鮮で、ものづくりの本質に触れた気がしました。単なる実習で終わらず、最後にはレポートやプレゼンテーションまで行う一連の流れが、4年次や大学院での研究活動の基礎となっていると実感しています。こうした実践的な学びができるのは、金沢工業大学独自の魅力だと思います。
私の平日の過ごし方は、1日に1~3コマの授業を受けることが多いです。高校までと違い、授業が連続しているわけではないので、2時間ほどの空き時間ができることもあります。その空きコマを活用して、学内の自習スペースに友人と集まり、課題に取り組むことで時間を有効に使っています。多忙な時期には、空いた時間に一時帰宅して仮眠をとることもありました。放課後はアルバイトに行ったり、シフトがない日は運動がてら一人で長距離の散歩をしたりと、リフレッシュの時間も大切にしています。研究室活動が始まってからは、同期とご飯に行く機会も増え、日々の充実感がさらに増しました。また、学内インターンシップ制度を利用して、ものづくり施設「夢考房」で学生運営スタッフとして勤務しています。入学前からこの活動に興味があり、入学後すぐにスタッフに加入しました。工作機械の使い方を指導したり、ものづくりをサポートする仕事を通じて、座学だけでは得られない実体験を積むことができています。学内インターンは空きコマにシフトを入れることもできるので、学業と両立しやすく、ものづくりに興味がある人にはぜひおすすめしたい活動です。
金沢工業大学での人間関係は、先生方との距離がとても近いことが特徴です。オフィスアワーが設けられており、テスト前日には友人たちと一緒に、専門外の教授のもとをアポなしで訪ねたこともありましたが、快く丁寧にテスト対策の講義をしていただき、とても助かりました。研究室配属後も、先生方の居室を気軽に訪ねられる雰囲気があり、困ったときにはすぐに相談できる環境です。3年次の研究室見学では、20ある研究室のうち15を超える研究室を訪問し、少人数で先生方と研究や進路について深く話すことができたことが、大学院進学を決める大きなきっかけになりました。高校時代は「金沢工業大学は面倒見が良い、就職に強い」と聞いていましたが、入学すれば自然と成長できるわけではなく、自ら動いてこそその環境を最大限に活かせることに気づきました。グループ活動では積極的に議論を主導し、卒業に必要な単位数にとらわれず集中講義も積極的に受講するなど、主体的に学びの機会を増やすことで大きく成長できたと感じています。進学に不安を感じている高校生には、「何を学びたいか」「将来何がしたいか」というキーワードを心に持っておくことをおすすめします。それが目的意識となり、困難を乗り越える原動力や進路選択の指標になるはずです。
志望理由
私は工業製品が好きでものづくりに興味があり、高校ではプロダクトデザイン科で手工芸・手工業や芸術の観点からものづくりについて学んできました。その中でモノの形を作ることに加えて、デザインで問題解決を図る力も身につけました。多様な実習を行う中で、一番興味があってさらに自分に向いていると感じたのが機械による材料加工やコンピュータを用いた設計・製造といった分野です。そこで、大学では機械工業や科学の観点からものづくりについて学びたいと考えました。それら機械加工やCAD/CAMなどを学ぶにあたって、貴学は夢考房をはじめ、実習設備が整っていて、一般科目のサポート体制も整っているので安心して学習に取り組める環境にあります。
高校では自分自身を振り返る機会が少なかったこともあり、人として成長できなかったことが心残りで、これから社会に出てうまくやっていけるかが少し不安です。しかし、貴学でなら4年間の大学生活で人として成長できそうです。もちろん、学生一人ひとりの心構えや努力も大切だとは思いますが、1年次からプロジェクトデザイン教育やキャリア教育のプログラムが組まれていることや、多様な課外活動に取り組めることに魅力を感じています。それらのプログラムや課外活動で問題解決能力を養ったり、目的意識を持って行動(生活)する癖をつけたりすることで、社会に出るのにふさわしい人間になりたいです。
私は現時点で将来は製造業に携わりたいと考えています。具体的には環境を考慮した上で生産効率を向上させる技術に興味があります。貴学で工業製品の生産におけるノウハウをハード面とソフト面の両方から学んで、現代のIT化やグローバル化にも対応できるような技術者を目指します。高校でプロダクトデザインを学んできた自分ならではの視点を大切に、貴学でたくさんの新たな学びを得たいと考えています。
専攻分野(学問/職種)
- 工学・建築
- 機械・電気・化学
- 学校ID.GK000176