青山学院大学のゼミ・研究室

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他者の経験をまとめた映像作品などを教材に、世界に「平和」を創出する人材を育成

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森本ゼミ(フィールド/現場から考える平和と人権)

担当教員 森本 麻衣子 准教授
学部/学科/コース 法学部 /ヒューマンライツ学科
所在地 <青山キャンパス> 東京都渋谷区渋谷4-4-25

このゼミ・研究室の研究テーマ

持続可能な社会の実現
  • 環境破壊
多様な人々との共生
  • グローバル化
  • 安全保障
  • 男女平等
  • 外国人労働者
  • 移民・難民
  • テロリズム
関連キーワード
  • 法の人類学
  • ジャーナリズム
  • 平和学
  • エスノグラフィー
  • フィールドワーク

世界中に存在する多数の問題から「平和」を考える

試験問題には答えがありますが、生きていくうえでは、答えのない多くの問いと向き合う必要があります。世界には、簡単に解決できない問題が数多くあり、だからこそ、考えがい、議論のしがいがあるともいえます。2022年4月に開設された青山学院大学法学部ヒューマンライツ学科では、「見方を変えれば、あなたは変わる。世界も変わる」を合言葉に、“ヒューマンライツ=人権”の観点から私たちの社会を法的に分析し、考察する学びの経験を提供しています。一人ひとりが人間として尊重とされる世界をつくるため、学生と教員が一体となって学び続けている学科です。

「平和」や「人権の保障」といった抽象的な言葉で表される理想の社会の状態は、具体的な人間の営みを通じて実現されます。その意味で人間は、誰でも自分の周りに大小さまざまなスケールの平和を創っていく主体となり得るのです。一方で、私たちはみな自分の身体を使って時間的にも空間的にも限られた経験を生きています。そのため、自分自身の知性や感性をもとに、他者の具体的な経験をいかに開くかといった傾聴力が、各人が平和創出の主体となろうとする際、大事な課題となってくるのです。

経験にもとづく作品を題材として学ぶ

法学部ヒューマンライツ学科 森本麻衣子准教授のゼミでは、自分自身の知性・感性を開くための知的訓練を自身に課すため、教員の専門である社会人類学における「エスノグラフィー」、ジャーナリズムにおける「ルポルタージュ」、アート・ジャーナリズム・アカデミズムを横断する映像表現としての「ドキュメンタリー」といった“具体的な経験”にもとづく文献や映像作品を用います。

まず、教員や学生が選んだドキュメンタリー映像を一緒に視聴したり、ノンフィクションの文献を各自で読んだりしたうえで感想を書き、学生同士で共有します。その後、学生が、取り上げられた問題や現象を深堀するために必要だと思うリサーチを行い、発表を実施。発表内容を受けて学生でディスカッションをさらに繰り返し、作品の背後にある質的調査や現場取材の方法論・認識論をより深く学びます。そうして得られた学びをフィールドに出て実践することで、法を学ぶ者としての想像力、共感力、批判力のキャパシティを広げることを目指します。

本当の意味の「平和」とは何かを模索する

ゼミで取り上げるテーマは、所属する学生たちの関心に応じて、戦争・紛争、貧困や経済格差、虐待、障がい、公害、メンタルヘルスなど多岐に渡ります。しかし、どのようなテーマを取り上げる場合でも、人権問題を抽象的・概念的に論じるのではなく、“まずは社会のさまざまな矛盾のなかで苦闘する人の姿と向き合うところから始め、そのうえで法や制度の問題を考察していこう”という意識を教員と学生で共有しています。

本当の意味の「平和」からは程遠い、あまりにも多くの問題が山積する私たちの世界の有様を知れば知るほど、学生が途方に暮れるような気持ちになってしまう場面もあります。しかし、どんな問題が、なぜ生じていて、またその問題が今を生きる“私”とどう関係があるのかなどを、教室という場でお互いを尊重しあいながら、丁寧に自分の言葉で表現していく経験を繰り返していきます。そして、より良き世界をつくることを、簡単には諦めない姿勢を身につけてほしいと思っています。

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  • 学校ID.GK000124
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