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ユーザーが喜ぶものづくり。人にやさしい人間工学

■学問大分類:工学・建築
■学問小分類:デザイン工学
■提供:玉川大学
※工学部デザインサイエンス学科 2023年4月開設予定【設置計画中】名称その他の計画に変更が生じることがあります。

実践科学を通して誰もが公平で安全に快適な暮らしを

人間工学は、人間を中心としたものづくりであり、「人間中心設計」や「ヒューマン センタードデザイン」とも言われます。人にやさしく、安心、快適な商品(製品、サービス、環境、情報)を創り出すための技術や仕組みを追求する学問です。

人間は何かを知覚し認識すると、それを認識する前には戻れないという特性があります。つまり、人間はもともと、相手の立場でものを考えるのが不得意な生き物なのです。そうした人間の特性を理解したうえで、技術を適応していくことが人間工学の出発点となります。
ペンを例に考えてみましょう。どんな材料でどのような力に耐えられるものを設計するのか。どこに重心があると書きやすいのか。直線を書くにはどのような形状であれば達成できるのか。人間工学では、こうしたさまざまな人間の特性をデザインに組み込んでいきます。そして、より多くの人により使いやすい商品を創り出すには、人間の適合性の理解も不可欠です。

人間工学は、人間と多要素の相互作用を科学的に理解し、その理論、原理、データおよび方法を設計デザインに活かす実践的な科学技術です。

バリアフリーからユニバーサルデザインへ。その対象は「すべての人」

人間工学に基づくユニバーサルデザインは、今や商品設計の基本です。多様なニーズを持つユーザーに、公平に満足を提供できるように設計されたデザイン。1980年代、車椅子生活を送っていたアメリカ人の建築家デザイナー、ロナルド・メイスが提唱し、世界中に急速に浸透した考え方です。
障がい者や高齢者の自立を目的とした「バリアフリー」は、弊害があれば取り除く、弊害はその都度治すという後追い的な発想であるのに対して、「ユニバーサルデザイン」は、設計の初期段階からすべての人を対象にしたデザインを追求しています。

女性も男性も、子どもも大人も、障がいのある人もない人も、日本人も外国人も。すべての人に公平で「みんな一緒」という考え方がベースになっています。
人間工学は、人を主体にして、人が使いやすいモノ、システム、環境とのインターフェースを考えることが大きな研究テーマです。日常生活の商品開発から医療現場、交通安全まで、さまざまな領域で人間工学が取り入れられています。

人間工学には、人間をさまざまな観点から学び、人を主体にした安全安心、快適で健康的な社会を築くことができるチカラがあります。

人、環境、社会にやさしいエンジニアの育成

玉川大学 工学部 デザインサイエンス学科※ 人間工学研究室は、人にやさしい商品を創り出す人間工学の研究に取り組んでいます。学生は人間の特性を生理学、心理学の観点から学び、生体機能の計測法やデータの取り扱い、解析・分析方法を修得していきます。4年次では、学生が自ら発掘したフィールドやテーマについて人間工学的評価を行い、開発研究を実践します。

人間工学の研究には、人間の身体的・生理的特性、心理、適合性、認知、そして社会環境にまで目を向ける幅広い視野が必要です。多様な学びを通して、ものづくりのデザイン力を養います。研究の一例として、医薬品包装に関する研究では、開封動作の普遍的な原理原則を見出し、新たな包装デザインの開発に取り組んでいます。人間工学研究室は、企業や行政機関との共同研究を数多く行っています。学生が企業に出向き、実験や調査を行う外部交流が多いことも特徴です。

人間工学は、幅広い領域を学ぶ横断的な学問です。広い知見を身につけたい、人が好きなやさしい心を持った方にオススメです。ぜひ一緒に、豊かな社会づくりに貢献できるデザインを探求していきましょう!

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