立教大学 コミュニティ福祉学部 私立大学
コミュニティ福祉学部
「人と地域を、次代につなぐ」(コミュニティ政策学科)/「人に寄り添い、社会をつくる」(福祉学科)

≪コミュニティ政策学科の学びの特色≫
コミュニティ政策学科の学びの出発点は、地域で暮らす人々が抱える具体的な問題。個人、住民組織、NPO、行政、企業、NGOなど、様々なアクターが協力して問題解決にあたることはできるのか。問題の調査方法、制度や思想を学び、当事者の視点を生かした解決方法を提案・実践し、地域を支える人々のつながりや制度づくりに挑んでいます。
1年次では、「コミュニティ政策学入門」や専門基礎科目を通じて、コミュニティ政策の基礎知識を身につけます。2年次以降ではコミュニティ学専修・政策学専修という2つの専修に分かれて、演習科目や多様な専門応用科目を通じて、専門的な学びを深めます。3年次に自らの問題関心に沿って所属するゼミを選択し、特定のテーマについて専門的研究を行う教員の指導のもと、問題関心をともにするゼミ生と一緒に現地調査(フィールドワーク)や文献調査を行います。4年次では、自ら研究テーマを定めて調査研究を行い、卒業論文または演習論文を作成することが最大の目標となります。
■コミュニティ政策学科の2つの専修の特徴
コミュニティ学専修・・・地域の現場から課題を見つけて解決の構想を描き、皆の居場所があるコミュニティを形成することが、専修の目標です。社会学、社会開発学、社会福祉学、人文地理学といった分析や実践に関わる学問から、いのちの倫理学や公共哲学といった思想系の学問まで幅広く学び、行動する力を身につけます。
政策学専修・・・地域の現場から課題を見つけて政策を立案したり、市民の立場から政府や自治体に自発的に働きかけができるようになることが、専修の目標です。政治学や経済学、社会学、行政学、地方自治、教育学などの社会科学系学問を幅広く学び、行動する力を身につけます。
≪福祉学科の学びの特色≫
福祉学科は、社会の高度化、複雑化とともに福祉が問われる場面が拡大していることに伴い社会福祉の専門家である「ソーシャルワーカー」や教養としての社会福祉を身につけ、様々な世界で人や社会を支える人材を育てることに力を入れています。ソーシャルワーカーは社会的に困難を抱える人々の相談援助をする専門家として、さまざまな機関に所属し固有の能力を発揮します。国家資格である「社会福祉士」の取得を本学科の多くの学生が叶えています。
■福祉学科の授業の特徴
①ソーシャルワーカーの養成
ソーシャルワーカーの仕事は、社会的に援助や支援を必要としている人が、生活を維持・向上できるように支える「社会 福祉の実践」です。相談援助を中心に、地域づくりや施設管理などを行い、社会問題を解決する力を身につけます。
②基礎から先端まで専門家に実践的に学ぶ
基礎から先端まで授業と実習を通じて実践的な学びを提供しています。地域・公的扶助・児童・家庭・ 高齢・障がい・更生保護・医療など、幅広い分野から興味があるものを選択し、専門性を高めることができます。
③総合大学ならではの幅広く豊かな学び
立教大学では全学部で選択できる多岐に渡る科目があり、学部・学科を越え、さまざまな授業を受けることができます。福祉の「専門性」に加え、多領域の「教養」を身につけることで、自身の望む進路を切り拓く力を身につけることができます。
こんな学問が学べます。
- 哲学
- 地理学
- 政治学
- 経済学
- 社会学
- 地域社会
- 福祉学
- 社会福祉
- 教育学
- 総合政策学
こんな職種が目指せます。
- 社会福祉士
- 中学校教師
- 高校教師
- 営業
- 国家公務員
- 公務員(一般行政職)
- 都道府県職員
- 市町村職員
- 学校No.7524