鹿児島第一医療リハビリ専門学校 専修学校(専門学校) / 鹿児島県 認可 / 都築教育学園
作業療法学科
日常の作業を通して「こころ」と「からだ」を元気にする専門職
作業療法士とは
作業療法士とは、国家資格を持ったリハビリテーションの専門職です。精神や体に障がいのある人がその心身機能を回復し、日常生活・社会生活に復帰できるように支援する仕事です。
基本的能力(運動や精神·認知などの心身機能)、応用的能力(食事やトイレなどの日常の生活活動)、社会的適応能力(地域活動への参加、就労、就学)3つの能力を維持·改善しながら、その人らしい生活を送れるようにするのが作業療法士の最終目標です。
適用分野
子どもから高齢者までを対象に、身体と精神の両面からリハビリを行う作業療法士は、医療、介護、福祉の領域をはじめ、保健、教育、労働、司法などの領域にも広がり、治療だけでなく、予防的な働きかけや社会復帰の支援、学校での教育支援など、幅広い役割を担っています。
対象疾患
子ども:●脳性麻痺 ●注意欠如多動性障害など
高齢者:●認知症 ●骨関節疾患など
こころ:●統合失調症 ●気分障害など
からだ:●脳卒中 ●脊椎損傷 など
活躍分野と就職先
医療施設:総合病院、精神科病院、リハビリテーションセンター、クリニックなど
介 護:介護老人保健施設、通所リハビリ、訪問リハビリなど
福 祉:障害者施設、児童福祉施設など
教育施設:特別支援学校など
職業関連:就労支援事業施設など
本校の主な就職先
鹿児島
●八反丸リハビリテーション病院 ●大勝病院 ●鹿児島県こども総合療育センター ●豊島病院 ●加治木温泉病院 ●県立姶良病院 ●松下病院 ●垂水中央病院 ●やまびこ医療福祉センター ●医療福祉センターオレンジ学園 ●恒心会おぐら病院 ●大隅鹿屋病院 他
宮 崎
●藤元上町病院 ●大悟病院 ●宮永病院 ●内村病院 ●県南病院 他
その他
●人吉医療センター ●桜十字病院 ●国立病院機構長崎病院 ●福岡徳洲会病院 ●愛仁会高槻病院(大阪府) ●練馬光が丘病院(東京都) ●東川口病院(埼玉県) 他
学びの特徴
1.世界作業療法士連盟(WFOT)認定校
カリキュラムや施設・設備など、厚生労働省の基準よりも厳しい基準をクリアしております。
2.豊富な実習·実体験を通した学び
教員が病院に同行し実技を学ぶ臨床評価学や、実際に車いすに乗って街に出る地域作業療法学など様々な体験を通して学ぶことができます。
3.3年間を通した国家試験対策
1年次から国家試験を見据えた講義や模試を行っていきます。教員による特別講義やグループ学習を行い、学びを深めていきます。また、学生一人一人の状況に応じて、適宜最適な勉強方法を提案します。
4.3年課程でいち早く現場へ
4年課程と比べ、1年早く資格を取得し臨床の現場で働くことで多くの患者様の治療経験を積め、1年分の学費負担もなくなり、代わりに給与としての収入を得られます。
3年間の実務経験後に大学院への入学、2年次から大学への編入も可能です。
カリキュラム紹介
基礎分野:科学的思考の基盤など
専門基礎分野:人体構造や機能など
専門分野:作業療法士として必要な知識·技能など
1年次 基礎科目、専門科目を学ぶ
基礎分野
●教育学 ●物理学 ●医療倫理学 ●医学英語 ●人間発達学 ●人間関係論
●医療統計学
専門基礎分野
●解剖学 ●機能解剖学 ●生理学 ●運動学 ●臨床心理学 ●病理学概論 ●内科学 ●精神医学 ●神経内科学 ●医学概論
専門分野
●作業療法概論 ●作業療法評価学Ⅰ ●基礎作業学
●見学実習(各実習施設で1週間の実習)
2年次 専門科目を学ぶ
専門基礎分野
●整形外科 ●薬理学 ●地域保健福祉学
専門分野
●作業療法管理学 ●作業療法評価学Ⅱ ●基礎作業学 ●臨床評価学 ●義肢装具学
●発達作業療法学 ●中枢神経作業療法学 ●精神機能作業療法学 ●高齢期作業療法学 ●末梢神経作業療法学 ●高次脳機能作業療法学 ●社会生活行為学 ●地域作業療法学
●地域実習(地域の施設で1週間の実習)
●評価実習(各実習施設で3週間の実習)
3年次 臨床実習・国家試験対策
専門分野
●臨床実習(9週間·9週間の計2回)
<実習地>鹿児島、宮崎、熊本、沖縄の病院等
臨床実習は、作業療法士を養成する上で必要不可欠な教育科目です。医療の現場で行う臨床実習は、様々な症例に応じた知識や技術を学ぶとともに、実際の患者様との係わりを通して人間的にも成長する機会となっています。
こんな学問が学べます。
- リハビリテーション・作業療法・理学療法
こんな職種が目指せます。
- 作業療法士
- 学校No.7256