川村学園女子大学の学部・学科紹介

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史学科

世界の歴史と文化を学び 広い視野と深い洞察力を養います

川村学園女子大学

■3つの専攻【日本史専攻】【アジア史専攻】【西洋史専攻】
日本史専攻では古代から近現代まで、それぞれの時代に生きた人々の考えや活動の礎となった政治・文化・社会の枠組みを学んでいきます。一方で古文書を読み解く技法を学び、過去の人々の生の声に接する経験を積みます。アジア史専攻では広大なアジアを、タテ文字の漢字文化圏と、ヨコ文字の西アジア文化圏に分けて学びます。文字の発明、諸帝国の興亡、アジア内外の文化交流や交易など様々な切り口からアジアの歴史に迫ります。西洋史専攻ではヨーロッパの歴史を時間の流れに沿って学ぶだけでなく、文化芸術や政治・経済・社会の諸側面に着目した講義をいくつも用意して、より多面的で複雑なヨーロッパ史の理解を追求しています。

■4年間の学び
これまでの丸暗記による歴史知識の習得ではなく、歴史の世界を舞台として、自ら調べ自ら考える力を4年間の中で育んでいきます。1年次は書籍を探し、読んで理解し、自分で考え、意見をまとめ、文章を作成する。この一連の作業について、スキルを磨きます。2年次ではさまざまな時代、地域をテーマにした講義・演習を受け、同時に、古文・漢文や英語の文献を読む訓練をします。歴史に関する視野を広げ、見聞きした中から、何を研究するのか関心を絞り込んでいきます。3年次になると時代・地域別に7種類設けられている演習(ゼミ)の中から、自分の興味関心に応じて複数を選択し、教員から研究の手ほどきを直接受けます。講義形式の授業も一層専門性が高くなり、自分が研究する上でのさまざまなヒントを吸収できます。そして4年次、史学科生の大学生活の集大成は、何と言っても卒業論文です。半年から一年を費やし、20000字以上に及ぶ論考を作成します。これをクリアした暁には、社会のあらゆるポジションで活躍する能力が必ずや身についているはずです。

■卒業生の論文テーマ一例
・明治天皇の巡幸による民衆への影響
・埴輪配置から見た水鳥形埴輪の性格
・中近世ドイツにおける奢侈禁止条例制定の動機
・大隈重信と明治十四年政変
・『公事方御定書』と「人足寄場」から見る刑罰思想の変遷
・7-18世紀イギリスにおける庭園様式の変貌
・朝鮮の屠畜における需要の変化と白丁
・コリャード『懺悔録』から見る庶民層の家族・性愛・堕胎
・中世の食文化について―『料理指南』『ヴィアンディエ』『メナジエ・ド・パリ』からの分析
・天下触穢における武家の位置づけ

こんな学問が学べます。

  • 図書館情報学
  • 歴史学

こんな職種が目指せます。

  • 中学校教師
  • 高校教師
  • 司書
  • 学芸員
  • 学校No.674
  •  

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