和歌山信愛大学 2019年4月開設 私立大学
和歌山を中心に社会と地域に貢献する教師を育てます。
和歌山信愛大学は、学校法人和歌山信愛女学院が設立した5番目のカトリックミッションスクールであり、2019年に開設しました。これまで培われた「信愛」の伝統のうえにできた入学定員80名、学生数320名(共学)、教育学部子ども教育学科のみの4年制単科大学で、保育士・幼稚園教諭・小学校教諭の3つの免許資格取得を目指せる大学です。
本学では幼児教育から初等教育まで深く理解した教育者・保育者を養成するため、2年次まで「小・幼・保」に関連する基礎的な科目を共通して学び、3年次から「小幼コース」「幼保コース」に分かれ教育現場に即した実践力を身につけます。
またキャリア形成科目群「教師塾」では、1年次から4年次まで、県・市の教育委員会や現職教員と連携しながら、免許取得・採用試験対策、就職活動支援等を計画的に、かつ、一人ひとりに合ったきめ細いキャリア支援を行います。
さらに県・市や地域と連携のもと豊富に用意された学び・ふれあいの場を通して、地域課題解決能力の向上を図ります。子どもはもちろん、地域の人たちからも信頼されて地域社会でリーダーシップを発揮し、子どもと地域の豊かな未来を築く先生を育成します。
2024.03.01
教師になるためのキャリア教育と「教師への道」
将来の教育者・保育者を目指す学生が、地域社会において自らが果たすべき立場や役割を踏まえ、多様な生き方に関する様々な情報を自ら主体的に判断してキャリアを形成していくために、1年次~3年次にかけて、「教職キャリアデザイン」「教職基礎実習」「教職基礎ゼミナール」などを開講。また、社会人としてのキャリア感を育む「キャリアガイダンス」を3年次に配置して、教員採用試験・公務員試験・就職活動に向けた意識向上を図ります。ゼミナールは5~15人の少人数制で実施。研究テーマごとの教員が、学生の自主性を尊重しながらも、教育・福祉・地域分野の研究深化を促すために徹底した指導を行います。
さらに、教職経験者を招いて、各教科の学習を実践的に学ぶ「教師への道Ⅰ、Ⅱ」や教職教養を実践的に学ぶ「教師への道Ⅲ」を開講して、教職に求められる学力・能力の向上を図ります。
2024.03.01
地域連携・交流を通し、県内各地のフィールドで課題解決に取り組む
和歌山県、和歌山市、有田市、日高川町、湯浅町と連携協定を結び、県内で活動する他機関・大学とも協力しながら、和歌山各地をキャンパスに学びます。「地域連携フィールドゼミナール」「地域力再生論」「地域防災教育論」等、多数の地域連携科目群を設置し、郷土を支える意欲と問題解決力をもち、子どもと地域の未来に貢献する人材の育成を目指します。地域連携フィールド学習では、日高川町に訪問し、農作業の手伝いや備長炭の制作体験、町の保育所や防災センターでの現場体験等、地域の様々な世代の方との交流を通じて、視野を広げ探求します。また、大学近くの「ぶらくり丁商店街」の活性化にも参加し、学生が主体となってボランティアに取り組み、子育て支援活動を展開する等、地域の人を対象とした活動を行います。
2024.03.01
1年次から現場を体験できる
和歌山の教育・保育の現場に根ざしてきた信愛は、行政の支援もあり実習先が豊富で多彩。1年次から4年次まで、個々の進路に合った実習を継続的に経験することができます。
1年次では「ボランティア実習」「教職基礎実習」、2年次では「幼稚園実習Ⅰ」「保育実習Ⅰ(施設)」、3年次では「小学校実習」「幼稚園実習Ⅱ」、4年次には「保育実習Ⅱ」「保育実習Ⅲ」「保育実習Ⅰ(保育所)」を行います。
現在の自分の力を、実習を通して常に確認しながら、課題は日々の授業・生活で克服、次の実習で更なる課題を発見。このようにスモールステップで着実に成長することができます。
2024.03.01
国際教育交流センター開設。海外の大学生と交流しよう!
本学はベトナムのフーイエン大学と、研究や教育面における大学間交流協定を締結しています。両大学には小学校・幼児教育を学ぶ課程を有している共通性があり、様々な交流を通してグローバルな視点をもって両国の大学や地域を捉え、これからの未来を担う人材として大きく成長するきっかけとなっています。
2023年度は、フーイエン大学から大学生6名と教員2名を招へいし、日本の小学校で実施されている先進的な科学教育を研修するプログラムを実施しました。プログラムには本学の学生ボランティアがアシスタントとして参加し、科学教育用実験キットを用いた電流のはたらきを学ぶ実験、DNAの抽出実験、プログラミングによるロボット操作の実習などを行いました。
※本プログラムは、科学技術振興機構(JST)主催の2023年度「国際青少年サイエンス交流事業(さくらサイエンスプログラム)」に採択されたものです。
2024.03.01
地域ボランティアに積極的に参加
和歌山信愛大学では地域社会に触れ、社会貢献の知見を広げる学外でのボランティア活動の取り組みも推奨。多くの学生が授業の内外でボランティアに積極的に参加しています。教育ボランティアや障がい者スポーツ大会、子ども食堂など多様な地域活動にもボランティアスタッフとして参加。特に教育ボランティアでは、実習に近い体験ができます。運動会の練習や準備を現場の先生と一緒になって行うことができます。このようなボランティア活動を通して、和歌山信愛大学は、学生1人ひとりが周囲との信頼関係を築き、地域社会で必要とされる力を持てるようにと支援しています。
和歌山信愛大学の募集内容や学費をチェックしておこう!
教育学部子ども教育学科
概要 | 初等教育・幼児教育分野の人材育成に特化した免許・資格の取得を目指せるカリキュラムを用意しています。子どもたちがいじめ問題などで悩んだり、苦しんだりした時でも、親身になってサポートする教師を育成します。教育・保育分野に関する専門的知識と技能に裏付けられた指導力を養い、地域の子どもを取り巻く問題の解決を目指します。 |
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定員 | 80名 |
学費 |
初年度納入金 1,430,000円(入学金含む) ※上記以外に、学研災、学友会、学術研究会等の費用として20,000 円を徴収します(初年度のみ) |
目指せる資格 |
小学校教諭一種免許状 幼稚園教諭一種免許状 保育士資格 |
備考
2024年4月実績
和歌山信愛大学は2023年3月に初めて卒業生を輩出。就職率は100%でした!
主な就職先
2023年3月卒業生実績(2023年12月12日現在)
- 公立小学校(和歌山県)
- 公立小学校(堺市)
- 公立小学校(鳥取県)
- 公立小学校(佐賀県)
- 公立小学校(長崎県)
- 公立保育園(和歌山市)
- 公立保育園(有田市)
- 公立保育園(有田川町)
- 公立保育園(岩出市)
- 公立保育園(紀の川市)
- 公立保育園(岸和田市)
- 公立保育園(泉佐野市)
- 公立保育園(吹田市)
- 社会福祉法人一麦会【第二こじか園】
- 社会福祉法人桜樹【児童発達支援センターさくらんぼ園】
- 宗教法人慶元寺【慶元寺幼稚園】
- 社会福祉法人こうま会【安楽川保育園】
- 社会福祉法人さつき福祉会【さつきこども園】
- 学校法人谷山学園【いさお幼稚園】
- 学校法人のざき幼稚園【のざき幼稚園】
- 社会福祉法人まこと会【まことこども園】
- 社会福祉法人檸檬会/学校法人和歌山信愛女学院【和歌山信愛幼稚園】
- 社会福祉法人和歌山ひまわり会【ひまわりこども園】
- 社会福祉法人わらべ会【新堀こども園】
- 株式会社カワ
- きのくに信用金庫
- 近畿産業信用組合
- 国土建設株式会社/株式会社コスモス薬品
- スターバックスコーヒージャパン株式会社
- 株式会社BEE
- 和歌山県農業協同組合連合会
- …など
一人ひとりの希望に寄り添う丁寧な就職支援
本学は2023年3月に初めて卒業生を輩出しました。教員とキャリアセンターが連携し、学生の希望に寄り添う細やかな就職サポートもあり、今年度も就職状況は好調です。2023年3月卒業生は小学校教員として県内26名、他県8名、公務員(保育士含む)18名、一般企業12名、私立幼稚園等14名が就職し、100%の就職率。
[ポイント]
① 教員採用試験対策・公務員試験対策
正規の講義に加えて2・3年生で外部教育機関の協力を得て、年間を通じて教員採用試験対策特別講座を開設しています。また、公務員試験対策集中講座も行い、その他各種個別相談会・セミナー・ガイダンスも適宜実施しています。
② 企業就職(幼稚園・保育園就職も含む)活動支援
日頃からの教員やキャリアセンターによるきめ細かい学生との面談、学生の気持ちや希望に寄り添った助言・指導に加え、外部関係機関の協力を得て、学内合同企業説明、就活セミナー、各種就活を成功するためのガイダンス等を適宜実施しています。
③その他
特に地元和歌山大学教育学部と連携し、大学院進学希望者に対する説明会や相談会等も適宜実施し、大学院への進学をサポートします。
豊かな人間性と高いコミュニケーション力を備えた人材を育成します。
アクティブラーニング
「鍵盤演奏入門」や「保育内容の指導法」、「教育実践演習」等、1年次から多彩な演習授業と実践研究科目があり、一人ひとりの主体性が養えます。また、ゼミ形式の授業では、少人数制で時に熱く議論し、実践力を磨きます。
県内の様々な自治体と連携協定を締結
日高川町とは、町における教育分野等の人材育成と将来的な地元への就職支援、若者定住に繋がるよう、より一層連携を深めていくことを目的として2022年に連携協定を結びました。有田市とは、有田市における幼児教育の充実を図るとともに、大学等における教育・研究の充実に寄与することを目的として2021年に連携協定を結びました。その協定事業の一環として「和歌山信愛子どもフェスタIN有田」を開催しています。
今後、人材、知財を相互に活用することで幼児教育・保育の質の向上を図り、地域の発展に繋げていきます。
教育ボランティアに積極的に参加
和歌山信愛大学では地域社会に触れ、社会貢献の知見を広げる学外でのボランティア活動の取り組みも推奨。多くの学生が授業の内外でボランティアに積極的に参加しています。教育ボランティアや障がい者スポーツ大会、子ども食堂など多様な地域活動にもボランティアスタッフとして参加。特に教育ボランティアでは、運動会の練習や準備を現場の先生と一緒になって行うなど、実習に近い体験ができます。このようなボランティア活動を通して、和歌山信愛大学は、学生1人ひとりが周囲との信頼関係を築き、地域社会で必要とされる力を持てるよう支援しています。
和歌山信愛大学で学べる学問
- 教育・保育
和歌山信愛大学で目指せる職種
- 教育
- 保育・こども
和歌山信愛大学の特徴
- 総合型選抜制度
- 大学入学共通テスト利用制度
- 社会人選抜
- インターンシップ
- 新設学部・学科
- 最寄駅より徒歩圏内
教育学部子ども教育学科
所在地
〒640-8022
和歌山県和歌山市住吉町1番地
交通機関・最寄り駅
●南海本線 和歌山市駅より徒歩 約13分
●JR紀勢本線 紀和駅より徒歩 約12分
●JR阪和線 和歌山駅よりバス 約8分(本町3丁目下車)
開く
073-488-3120
- 学校No.6183
- 更新日: 2024.10.10