日本歯科大学　新潟生命歯学部の学部・学科紹介

日本歯科大学は、2つの歯学部、2つの大学院2つの短期大学、2つの附属病院、2つのクリニックそして博物館を持つ、世界最大規模の歯科大学です。1972年に本学2つ目の歯学部として誕生した新潟生命歯学部も生命歯学のフロントランナーとして、「小児の齲蝕（むし歯）が10年以上連続で全国最小」「全国で初めて『歯科保健推進条例』制定（2008年）」など、地元・新潟県の歯科保健に貢献してきました。

本学部では全国の歯学部に先駆けて、2004年度から「PBL（問題基盤型学習）テュートリアル」を導入。提示された状況について、小グループで討論を重ね、問題点を洗い出して問題解決へと導くというプロセスを修得します。「学び方を学ぶ」「関連領域を統合して学ぶ」「診療問題の解決方法を学ぶ」と、学習過程の進行に対応した3段階のPBLテュートリアルを実施し、現実の診療の現場で起こり得る様々な問題を解決する能力を持った人材を育成します。

さらには、「歯科基礎科目」や「臨床科目」といった歯科医師に不可欠な知識・技術を修得したのち、5学年から行われる附属病院での「臨床実習」では、新潟、東京の両生命歯学部の病院実習生の交換派遣も実施されます。新潟病院では「訪問歯科口腔ケア科」が実施している在宅医療の現場における実体験、東京小金井市にある「口腔リハビリテーション多摩クリニック」での摂食嚥下や言語治療への対応を学べるという特色ある2つの病院実習が経験できることも本学ならではの大きな魅力です。