青森職業能力開発短期大学校のセンパイ紹介

電気エネルギー制御科は、発電で生まれた電力を効率的よく使うために、どのように制御し、どのように活用するとよいか、「電気技術」「制御技術」「エネルギー技術」の視点で学ぶ学科です。

私は高校の時から電気の勉強をしてきましたが、電気技術に関する基本的な座学をはじめ、設備の保守・メンテナンスや制御プログラミングなど実践的な実習も多く、詳しく教えてもらえるので改めて理解を深めることができました。授業は少人数制で気になったことやわからないことはいつでも質問できる環境が整っているので、高校で電気の勉強をしてこなかった人でも安心して授業に取り組むことができます。また、技術をもった先生の作業する手元を間近に見ることができることも少人数制のメリットだと感じています。

今は「FA（ファクトリーオートメーション）システム実習」といい、工場の生産ラインを模した組立ラインの自動化システムを構築する実習を行っています。自動化に必要なシーケンス制御やPLCプログラミングなどの知識と、それをカタチにするための技術を実習の中で学んでいます。難しい授業もありますが、ひとつの課題を達成するため必要な技術や知識を整った実習環境で学べることが魅力のひとつだと思います。

学校は青森県の五所川原市と自然が豊かな場所にあるので、夏は海に、冬はスキー場に、四季がはっきりしているからこそどの季節も充実して過ごせています。また、夏には地域の方と一緒にお祭りに参加したり、学園祭でも地域の方々に楽しんでいただけるような企画をしたりと、地元の方との交流も楽しんでいます。

このように地元に根差した学校だからこそ地元企業との繋がりが強く、先輩方の多くが地元企業で活躍しています。
2年の学びを経た後は、地元企業への就職以外にも県外就職や職業能力開発大学校「応用課程」に進んでより学びを深めることもでき、自分の目指すキャリアによって幅広い選択肢の中から選べることが魅力だと感じています。