滋賀職業能力開発短期大学校の学部・学科紹介

発案から設計・製造まで現実の“ものづくり”に即した総合的な学びを展開。
『設計（もとをつくる）』→『製造（部品をつくる）』→『測定・評価（信頼をつくる）』→『組立て・調整（完成品をつくる）』の技術を実習を中心としたカリキュラムで学び、ものづくりの高度な知識と技能・技術を兼ね備えた実践技術・技能者を目指します。
単に機械の操作法を身に付けるだけではなく、高機能な工作機械やコンピュータを活用した設計・製造システムを駆使した実験・実習でものづくりの実践力を身につけます。

■1年次の学び
機械設計、機械加工、機械制御に必要な知識・技術を基礎からしっかり学び、基礎となる理論を、座学、実験、実習を通して身につけます。

■2年次の学び
さらに専門的な知識、スキルを身につけるため実習中心のカリキュラムとなります。
NC工作機械を使った加工技術や、3次元CAD／CAMを使ったデジタルものづくりの技術も身につけます。

「建築計画・設計」「構造力学・施工」「建築環境・実験」と建築のいろはを学び、安全・安心かつ快適な建物を提案できる建築技術・技能者を目指します。
居住空間や生活空間環境を意識した建物の設計やデザイン、建物のコンセプトを提案するプレゼンテーション、デザインした建物を作る実習など、実験・実習と講義を通じて多くの技能・技術・知識を習得します。
手描きからCADによる図面作成、実寸大の模擬家屋の施工実習、様々な実験機器を使っての建築物の耐震性能実験などを行い、建築士やインテリアデザイナー、現場監督、職人まで、建築生産現場で活躍する様々な専門職に必要とされる職業能力を身につけます。

■1年次の学び
建築計画、建築構造、構造力学、建築施工、建築史、コンピュータ基礎、基礎製図など、住宅建築に必要な知識の基礎をしっかりと学びます。

■2年次の学び
建築設計、インテリア計画、建築施工実習、施工図実習、建築測量実習など、より専門的な知識を形成し、現場で活かせるスキルを身につける実習科目が中心となります。

身近にある家電製品、自動車、ロボットなどに代表される工業製品の動作・制御（コントロール）をするために必要な技術である、「電子回路（ハードウェア）」「プログラム（ソフトウェア）」「ネットワーク」の３つの技術をバランスよく学び、電子と情報技術を兼ね備えた実践技術・技能者を目指します。
実習機やパソコン、デバッガーなどの開発ツールを整備して学生一人一人にマイコン開発環境を用意しており、 一般では使えない計測機器や基板加工機などを自由に使える環境が自慢です。
協議会やアイディアコンテスト等への参加を通して様々な課題や問題を見つけ、解決し、企業で即戦力となるための技術、技能の両方のスキルを養います。

■1年次の学び
デジタル回路技術、ネットワーク技術、データ構造アルゴリズムなど、電子回路やプログラム、ネットワークの基礎を学びます。

■2年次の学び
アナログ回線・ファームウェア技術、組み込み機器製作実習など、ハードとソフトを融合した組み込み機器の製作など、実践的な技術を学びます。