長野保健医療大学の学部・学科紹介

地域社会に貢献できる医療技術者の育成を目標に、理学療法学と作業療法学に関する教育研究活動を通じて、保健医療分野の専門的・科学的な知識及び実践能力を備えます。

理学療法学専攻では、実習を重視したカリキュラムを組み、臨床の現場で即戦力となる理学療法士を育成します。また障害に対する考え方、人間に対する広い視野を持った考え方など、理学療法士としての資質も育て、アクティブ・ラーニングやグループワークをとおして、課題を解決したことで得られる達成感を経験し生涯にわたり主体的に学修する力を身に付けます。

作業療法学専攻では、障害や病とともに生活を送るとはどういうことか、実習を通して実践的に学んでいきます。また様々な分野において、患者さんやスタッフと接することで幅広い体験を得て、実践力を高めさらには関連職種とのチームワークを学びます。多様な活躍ができる作業療法士を育成するため、知識や技術を磨いていくだけでなく、患者さんに安心感を与え、親身になって寄り添えるような人間としての資質も育てていきます。

看護学部では、国家試験受験に必要な科目や病院等での臨地実習だけでなく、地域で生活する人々の健康を支える看護の視点を、人々の暮らしから学修するため地域での学びを重視します。

1年次から地域住民と継続的に関わり、「生活者」として捉える視点を学び、地域での実際の看護活動を通じて、対人関係の築き方などを理解します。また専門職種連携教育に関連するカリキュラム構成に取り組み、医療チームの中核となりうる構成員としての役割や考え方について、1年次から継続して保健科学部の教員や学生と共に、異なる領域の専門職者が、各々の技術と役割を生かして共通の目的を達成するため継続的・体系的に学び、理解を深めます。

健康生活をサポートするチームの中心となって働き、人の心に共感できる「ゆるやかでおおらかな看護師・保健師」の育成を目指します。選抜制により保健師の国家試験受験資格も得られます。