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大阪ECO動物海洋専門学校 専修学校(専門学校) / 大阪府 認可 / 学校法人コミュニケーションアート

西表島での現地実習。固有の生態系を守るため、学生たちが調査を実施。

■学問大分類:農学・水産学・生物
■学問小分類:生物学
■提供:大阪ECO動物海洋専門学校×西表島環境保護プロジェクト

イリオモテヤマネコの交通事故死を減らすために必要なことは?

西表島は日本の南西部に浮かぶ離島。近年、この島の希少な生物や環境が危機に瀕しています。
イリオモテヤマネコは島内に100頭ほどしか生息していませんが、ロードキル(交通事故)により年間4頭~9頭が命を落としています。そのため、環境省のレッドリストで極めて絶滅の危険性が高い「絶滅危惧IA類」に指定されました。
これは、主な餌場となる奥地の水田が過疎化などにより衰退し、車道沿いに集中したことが原因。水田に棲む生き物を食べに来るイリオモテヤマネコが車道付近へ出てくるようになったのです。これを受け、車道より離れた場所に多様な生物が暮らせる水田環境を取り戻す対策が不可欠であると考えています。
これはイリオモテヤマネコの事故死を減らすだけでなく、さまざまな生物の保護に有効です。また、廃村となった「旧稲葉集落」の水田跡地を復活させることで、失われつつある当時の島民の文化や暮らしの伝承につながります。

西表島に出向き、センサーカメラを用いた生物調査を実施。

大阪ECO海洋動物専門学校の「野生動物&環境保護専攻」では、西表島での生物調査の実習を行っています。
学生たちは事前に、島の歴史、生息する生物とその特徴、希少生物の保全状況、減少理由・現在の取り組みなどを学習。その後西表島を訪れ、イリオモテヤマネコの餌場となる水田の整備や、生息している生物を調査しました。
また、ロードキルについても調査を実施。路上に出てくる生物の種類や、時刻・環境などについて調べました。前回の調査では、集落跡地内に仕掛けたセンサーカメラでイリオモテヤマネコが狩りをしている場面の撮影に成功し、我々が整備している水田が、イリオモテヤマネコの行動圏内であることが判明。今後も整備を進めていくことで、イリオモテヤマネコを頂点とした様々な生物の保護に繋がると確信しました。
こうしたイリオモテヤマネコの調査に加え、学生たちは自分たちで定めたそれぞれの調査プロジェクトを実行します。

生物と環境について実践で学ぶこの実習を、次代へ繋いでいく。

こうした実習から学生たちは、進化の歴史や分類など生物に関する基礎や、現地調査の進め方、データのまとめ方、考察方法を学びます。
「全てのものには意味や理由がある」がこの実習のテーマです。なぜこの生きものはこのようなカタチをしているのか、なぜこの植物はこのような色をしているのか、この地形はどのような経緯で今の様子になったのかなど、地球上のさまざまな相互関係や要因の関わり合いを意識する姿勢を修得。そうすることで生物と環境に関する幅広い知識と、確かな実践経験、そして広い視野を身につけることができます。
これまでの西表島来訪に際して学生たちは、学園祭で販売した沖縄料理の売上金をセンサーカメラ設置や開拓作業に使用する農機の資金として寄付したり、チラシやTシャツを制作して来校者に周知活動を行ったりしました。これからも先輩から後輩へプロジェクトを受け継ぎ、西表島での調査・保護活動を継続していきます。

  • 学校No.5293
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