麗澤大学の学部・学科紹介

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国際学部

「多様性」を「つなぐ」ー異なる文化や価値をつないで、世界の今に対処するー

麗澤大学

「異なる価値、異なる文化、異なる学問領域をつなぐことで、現代社会が抱える複雑な課題に多角的・多視点的アプローチを試みる」というのが、麗澤大学国際学部の基本的なコンセプトになります。人文科学から社会科学にまたがる専門領域をつないで「リアルな学び」を展開。
特長としてPBL(課題発見解決型学習)を通した学びと、学部の専門性と結びついた学生サークルの活動があげられます。
PBL演習という授業では国際社会、地域研究、国際協力、多文化共生、日本語教育など、国際学部の特定専門領域で学生が自発的に学びを深めていきます。
異なる専攻の学生が集まり、多様な視点から、学生自らが問題の所在や発生原因、解決策等を検討する…という授業のスタイルは国際学部生が最も得意とする所です。
学生サークルの活動では授業で身につけた専門性と幅広い教養を、学生は学部を超えた自主活動へと発展させています。

●『国際協力団体Plas+』:カンボジアの初等教育充実のために活動。校庭の塀建設や運動会の開催、理科実験・安全交通の出前授業など幅広く活動。

●『Japanesia』:ミクロネシア連邦が直面する廃棄物処理・雇用創出等の諸問題の解決に向け、現地小学校での環境教育活動や新たな雇用創出に取り組む。

●『こども日本語支援すまいる』:外国人児童生徒を対象に、学生が「にほんごルーム」を開催。色々な国に繋がりを持つ、学年も日本語レベルも様々な子どもたちに、日本文化を体験するイベントの実施や、日本語教育を行う。

複雑化する現代社会に対処するため、「多様性(diversity)」を重視する国際学部では、学びの専門領域の多様性に加えメンバーシップ(学生)の多様性も重視します。
留学生と日本人学生合同で編成された授業を基本とし、共同作業やディスカッションを通して、多様なものの見方を養います。
異なる価値観を知り、自分たち(日本)の “当たり前” を見つめ直し、多文化共生の“第一歩”を体験的に学び、異質な価値をつなぐことが、新しい価値を生み出すことになるという理解を深めます。

国際学部では3専攻を展開しています。
①日本学・国際コミュニケーション専攻(JIC専攻):クラスの4人に1人が留学生という「日常的多文化共生空間」での学びは、多くの“気づき”が得られます。
英語と日本語の高度な運用技術を身につけて、「自分たち(日本)」を世界に積極的に発信できる人材を育てます。
国家資格化で今注目の「日本語教員養成課程」も設置されており、他大学とは一味違う「実践・活動系の日本語教育」が学べます。
国内外で活躍する即戦力人材の育成には定評があり、学部から大学院までを5年で修了できる「日本語教育プロフェッショナルコース」も併設されている専攻です。
②国際交流・国際協力専攻(IEC専攻):“Think and Act”をモットーに、自主的・自発的な学びを重視する専攻です。
グローバルな視野に立って、国際社会が直面する地球規模の課題を考え、その解決に向けた活動の実践を目指します。
IEC専攻の学生の活躍の場は、国内にとどまらず、カンボジアやミクロネシアにまで広がっています。
③国際社会・国際情報専攻(ISI専攻):様々な情報があふれる現代国際社会、刻一刻と変化する国際情勢の動向と世界各地の事情を理解した上で、どのように日本が世界諸国とかかわっていくか、有益な情報を識別する能力と知性(Intelligence)を育成し、その上で自分たちの行動を計画し、さらに発信・活動していくことをめざします。

こんな学問が学べます。

  • 国際関係学
  • 国際文化学
  • 国際貿易学

外国語学部

言語と文化、社会を深く識(し)る「異文化コミュニケーター」の育成

麗澤大学

麗澤大学外国語学部の強さは、専門ゼミなどに進む前の1・2年生の段階で、専任教員が教える少人数の演習・討論・発表系の授業が充実している点にあります。
担当教員は、学生の顔や名前はもちろん、語学力に加えて話し方や性格、考え方まで把握し、指導にあたります。
学期ごとの担任面談もあり、希望をすれば授業外でも先生方と関わる機会が多く得られます。
専攻言語においては英語や専攻言語オンリーの授業を少人数で展開。
1~2年次でしっかりと語学力の基礎を身につけ、4技能(聞く・話す・読む・書く)を磨きます。
英語圏・アジア・ヨーロッパ各国の文化、社会、歴史など、各言語で発信された生の情報を読み解き、伝える経験を通じて問題意識を深めながら、基本的な言語能力の向上に加えて、ビジネスの現場でも通用するリサーチ力、プレゼンテーション力とディスカッション力を育みます。
専攻言語のほかに、もう1言語、英語、韓国語、中国語、ドイツ語、スペイン語を本格的に学ぶことができる環境が整っています。
留学プログラム「クロス留学」では、第二外国語として学んでいる言語を母語とする地域(英語圏・ドイツ・台湾・韓国)に留学し、専攻語と第二外国語を同時に学ぶことができます。

また、言語能力だけではなくリアルとバーチャルの世界を生き抜く知識・語学力・コミュニケーション力も併せて養成します。
AI技術の急速な発展が私たちの生活を大きく変えつつあります。
それを脅威と受け止めて、仕事が奪われるとか、学習の意味がなくなると考える風潮さえありますが、果たして本当にそうでしょうか?
翻訳アプリが充実すれば、私たちが外国語を操る必要はなくなるのでしょうか?そうではないはずです。
例えば、過去には計算機が発展し計算が簡単に行えるようになりましたが、だからといって、算数・数学の学習が不要になったわけではありませんでした。
それどころか、ICTやAI技術が発展する前には絶対に不可能だったことが普通にできるようになりました。
そのため、新しい技術を自分の能力・技術の向上のために最大限に活用する方法を学ぶ必要があります。
ICTやAIが語学学習の方法も大きく変えてくれます。
そんなICTやAIを語学学習に使いこなすには、その強みと弱みを知り、自分の目的に沿って意図的に活用することが大切です。
例えば、外国語学部のどの専攻でも、授業中にスマートフォンやコンピュータなどを一切使わずに議論をしたり、作文したりする時間が多くあります。
これは学習言語で考え、考えを示すことができるようになるためです。
一方、外国語の表現の幅を広げるために生成系AIや翻訳アプリを活用したり、文法や発音を改善したりするために発音矯正や文章校正などのアプリを活用することもできます。
このようにICTやAIの弱みや強みを知り、それらを適切に語学学習に活用していく力、テクノロジーと共存をする力を丁寧に養います。

そんな中、ICTスキルを活用した新たな語学学習を2024年からスタート。
VRゴーグルを用いた語学学習では、学習言語で話しながら世界遺産のバーチャル空間を訪問するなど、メタバースならではの様々なシチュエーションでコミュニケーション練習を実践できます。
また、最新のクラウドシステムを使ったシャドーイング練習を通じ、よりよく「話す」ための訓練を実践的におこないます。
実践的な学習の学びとして株式会社ANA総合研究所と連携し、ホスピタリティと産業・観光の関係や、社会人として必要なマナーや所作を学ぶ「ホスピタリティ」の授業や、オールイングリッシュでおこなう「エアライン・イングリッシュ」を開講。
ホスピタリティ産業に関心をもつ学生が日々真剣に学んでいます。
本格的なインターンシップも特長の1つです。
国際色豊かな外資系ラグジュアリーホテル「パーク ハイアット 東京」でのインターンシップでは、ハウスキーピングやフロントサービスといった業務を実際に経験し、外国語を駆使し世界中からのお客さまをもてなす「プロのホスピタリティ精神」を現場で学びます。

外国語学部では4専攻を展開。
①英語コミュニケーション専攻:グローバル社会に適用する「英語を使えるデジタル人材」を育成します。
1・2年次は週6回、ディスカッションなどオールイングリッシュの演習を受講。
3・4年次には専門性の高いテーマを英語で考え、論理的に整理し、人に伝えるコミュニケーション力を磨きます。
最終的に世界のビジネスシーンで通用する英語力と対話力、ホスピタリティ、デジタルスキルを持つグローバルリーダーを育成します。
②英語・リベラルアーツ専攻:英語をベースに国際社会で通用する教養と多角的な視野を身につけます。
グローバル社会で活躍するためには、文系理系の枠を越えたリベラルアーツから学ぶ幅広い教養と英語力が欠かせません。
本専攻では言語と文化の両面の学習を通じて、「グローバルに通用する教養と語学力」(人文知)を養成。
英語でリサーチ・プレゼンテーションを行い、実践的な英語力と多文化理解力を身につけます。
③ドイツ語・ヨーロッパ文化専攻:初心者からでもドイツ語のエキスパートに。
1・2年次に集中的にドイツ語を学び、グループワークでの討論やプレゼンテーションもドイツ語で実施。
ドイツ語初心者からでもドイツ語のディスカッションが可能になるまでみっちり学びます。
長期留学する学生が9割以上に上り、卒業後に海外就職・海外移住する人も多くいます。
④中国語・アジアグローバル専攻:多様でしなやかな社会をもつアジアとつながり、「聞く」「気づく」「ともに動く」力を磨きます。
中国語の「正確な発音」と「ニュアンスを聞き分ける耳」を徹底的に鍛えます。早い段階から基礎と実践を結びつけ、アナウンサーや街角の会話などの生の素材を多く使い、文字に頼らない身体を使った授業など、言葉をしみこませるように学んでいきます。
韓国のポップカルチャーを含むアジアの文化、社会、歴史、政治を様々な角度から学び、言語やそれを話す人々の背景への理解を深めながら、アジアの人々とつながる「自分の世界」を創り上げてください。中国語をゼロから始める方、中国語の基礎のある方、様々なレベルの方が学んでいます。

こんな学問が学べます。

  • 語学(外国語)
  • 語学(日本語)
  • 言語学

経済学部

「AI時代」の到来に備えた、万全の授業とサポート体制で世界と地域に貢献できる人材へ

麗澤大学

「道徳と経済は一体であり、経済の繁栄も高い品性と道徳観を基礎として初めて可能になる」
という本学の創立者・廣池千九郎(法学博士)が提唱した「道経一体」の思想を大事にしています。
データや理論に基づいた冷静な分析力に加えて、温かい心で社会問題の解決に取り組むための高い道徳心を磨きます。
具体的には
■より良い社会・暮らしを実現する方法
■人生100年時代を豊かに生きる「技術」を修得
■データドリブン&ロジカルシンキング
■経済学をビジネスや日常生活にどう生かすか
■地方から世界まで、グローカルに物事を考える という力を経済学を軸足におきながら養成します。

経済学部では、入学後の1年間の学びを経てから「進む道」を決めるコース選択制を導入しています。
「経済コース」「観光・地域創生コース」「経済データサイエンスコース」「国際経済・金融コース」の4つのコースから自分の進むべきコースを選択し、2年次以降は自分の希望にあったより専門的な学びを深めることができます。
産官学連携プロジェクトへも積極的に参加します。
柏市や千葉県内外の企業および行政から具体的な課題を提示してもらい、強い関心と問題意識を持つところからスタートします。
現地調査、自治体や企業への取材、企画提案を実際に行うことで、プレゼン力や実践力を磨きます。データ分析も取り入れます。
理論と実践を通して、地域や国際社会が抱える課題の解決を目指します。
少人数制の授業であることも特長の1つです。
グループワークなど、ほかの学生や教員との密接なやり取りを通じて、他者と協力して物事をやり遂げる力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション力など、将来どの分野に進んでも必ず役立つ力を身につけることができます。
資格取得、公務員対策にも力を入れています。
「人生100年時代」を豊かに暮らすためには、経済・金融の知識とライフプランニングが重要ですし、それらは就職にも役立ちます。
また、専門学校「LEC東京リーガルマインド」 と連携する公務員プログラムで、徹底的に公務員試験対策をすることができます。

経済専攻のみですが、2年次に選択できる4つのコースをご紹介します。
①経済コース:現代社会が抱える経済課題の本質を理解する力を養います。
経済学の幅広い専門領域を学び、現実の社会・経済現象の背後にある課題に深く踏み込み、経済学的視点から理論的・実証的に分析する力を身につけます。
②観光・地域創生コース:地域や観光業が直面する課題の解決に取り組みます。
地域の課題、観光業が抱える問題の原因を探り、経済学を用いて解決策を考えていきます。
行政や企業と連携して、現実の課題に向き合います。
③経済データサイエンスコース:データにもとづいて意思決定できる人材を育成します。
統計学やプログラミングを学び、データを用いて分析・評価する力を身につけます。
エビデンスにもとづく政策立案・評価ができる人材を目指します。
④国際経済・金融コース:国際社会で活躍する真の経済人を育成します。エネルギー問題、紛争、貧困など国際社会には解決しなければならない課題が山積しています。
また日本国内に目を向けても在留外国人数は増加しており、多文化の共生を進めなければなりません。
経済・金融に強い国際人を輩出すべく、英語による専門科目の学びも豊富に取りそろえています。

こんな学問が学べます。

  • 経済学
  • 経営学
  • 商学
  • 金融学

経営学部

「100年先が、よろこぶ、ビジネスを。」

麗澤大学

2024年4月に新設された経営学部では経営におけるビジネスの知識の土台となる人間力を養うため、根底に「道徳経営」という考え方ををおいています。
利己心に基づいて短期的な利益を求めることの課題や影響などを理解し、企業経営において道徳心に基づく永続発展を念頭においた意思決定やマネジメントが実践できるような素養を身につけます。
「人づくりの経営」「品性資本の経営」「三方よしの経営」を大事にします。
道徳経営を理解した上で実践的な学びを展開しているのが特徴の1つです。

企業との連携プロジェクトが豊富で、実際に提携している企業から与えられた課題に対して戦略立案や課題解決を行います。
企業のニーズを現場で学びながら、リアルな課題に取り組むことで、ビジネススキルとマネジメント力を磨きます。
マーケティング、AI、ソフトウェア制作など実務経験を持つ教員が、それぞれの実社会での経験を基に、技術・知識を活かす教育を行います。
今までにも多くの企業と連携をしてきました。
・株式会社クレディセゾンとの連携で、学生による学生のための「麗澤大学オリジナルクレジットカード」を発行。
・東武鉄道グループとの連携で、「東京スカイツリー」の展望台にインバウンドを集客するプロジェクトを発足。
・日本ルナ株式会社との連携で、イーセイスキル(高タンパク質ヨーグルト)を用いた「コラボカフェ」の運営。
・大村印刷株式会社のプロドローンパイロットの指導のもと、ドローンの操縦訓練を行い、麗澤大学独自のライセンス制度でスキルの計測と向上を検討。

学校で学んだ知識を実際の社会でチャレンジをする場が豊富にあり、トライ&エラーを繰り返すことで知識から力に変えていくことができます。
また、データサイエンス教育にも力を入れていて、データサイエンティストに不可欠な3つのスキル「データサイエンス力」「データエンジニア力」「ビジネス力」について、すべて基礎から学ぶことができます。
基本的な統計分析手法を身につけるだけではなく、自ら課題を設定し、実際にデータ分析をすることで得られた結果を他者に説明する力を、グループワークを通して同時に磨きます。
社会の変化が激しく、プロダクトやサービスも流動的で常に新しい価値が求められる世の中になりました。
変化が激しい時代でも社会から求められ続けられるには新しい価値を創造し続ける力が必要です。
そのために「デザイン思考」という考え方を通して経営学部では、その力を養っていきます。
デザイン思考とは、これまでにないビジネスモデルや世の中になかった製品・サービスを創り出すアプローチや考え方のことです。
実践的な授業を通して、クリエイティブな力を磨き、企業の新しい価値の創造に貢献する人材を育成します。

経営学部では4専攻を展開。
①ビジネスデザイン専攻:デザイン思考にもとづいて、企業や地域の課題解決に実践的に取り組みます。
新たな企画価値や製品・サービスを生み出すデザイン思考の方法論を学び、実行できる人材を育成します。
データサイエンスやデジタルなどの観点からマーケティングを学ぶ授業も豊富。
企業や地域と連携し、商品開発、経営課題の分析・改善の立案などにグループワークで取り組み、実践的なビジネススキルを磨きます。
②AI・ビジネス専攻:AI・データサイエンスを活用し、企業に変革をもたらすDX人材を育成します。
1・2年次に経営学の基礎やAIの原理を、3・4年次にDXデザインなどビジネスへの応用スキルを学び、AIやデータサイエンスを活用して企業や社会の課題を解決し、継続的な利益を生み出せるDX人材の育成を目指します。
プログラミングやノーコード・ローコード開発なども基礎から習得。
IT系の資格取得も目指すことができます。
③スポーツビジネス専攻:生涯にわたってスポーツに関わり、スポーツ・ビジネスで地域や企業に貢献する人材を育成します。
プロスポーツや用品メーカー以外にも、ヘルスケア、レジャー、地域課題の解決など、スポーツは未開拓の分野に大きなポテンシャルを秘めています。
本専攻ではスポーツの多様な価値を創り出し、新しいビジネスモデルや製品・サービスを生み出す人材を育成。
プロクラブや起業との合同プロジェクトにも関わることができます。
④ファミリービジネス専攻:実践的なマネジメント知識を学び、事業継承やスタートアップ企業を目指します。
事業継承・事業革新・ガバナンスなど、ファミリービジネスが抱える様々な問題の解決策や予防策を学びつつ、起業家精神を養成。経営者による特別講義やワークショップ、ドイツ・ヴィッテンヘアデッケ大学併設のファミリービジネス研究所で学ぶこともできます。
企業の後継者や起業を目指す人が集まる環境です。

こんな学問が学べます。

  • 経済学
  • 経営学
  • 商学
  • 金融学
  • スポーツ学

工学部

「テクノロジーに、愛を。」

麗澤大学

環境問題、貧困問題、人口減少、紛争の激化・・・日々、変化を遂げていく世の中において、技術者・エンジニアは様々なスケールの社会課題に対して人々に共感し、テクノロジーとコミュニケーションで解決をリードすることが求められます。
2024年4月に新設された工学部では「テクノロジーに、愛を。」をコンセプトに、技術や知識だけではなく、世界・人々の課題の解決に正しくテクノロジーを使うことができる心の教育も大事にしています。
そんな工学部では「デザイン思考」というアプローチをベースに課題解決に取り組みます。
サービスやビジネスを考える際、デザイナーのプロセスになぞらえながら、ユーザーや顧客が本当に必要としているものを導き出すためのアプローチをデザイン思考といいます。
具体的には、ユーザーとの対話からニーズを見出し(共感)、そこから問題定義を行い、その解決策を考え、プロトタイプを作成してそれをテストします。
現在海外や日本の大企業でも社員研修や事業開発で取り入れられているアプローチです。
課題へのアプローチ方法を学びながらしっかりと知識を学んでいきます。

麗澤大学工学部ではソフト・ハードの両方ができるデジタル人材を育成することを目指します。
今後テクノロジーが加速度的に発展して行く中でエンジニアとして活躍するためには、システムやソフトウェア開発だけでなく、それを使って提供されるモノやコトがどのように社会で使われるのか、ということを理解していることが大切です。
例えば自動運転であれば、どこを(高速道路か、市街地か、過疎地か)、どのような車で(普通自動車か、バスなど公共交通車両か)、どのように(安全に、快適に、渋滞なく)走るのか、車の制御システムだけでなく、車そのもののカタチや、走る道路、自動化システムを支える通信その他周りの環境など、システム全体を構成する要素は非常に幅広く考えられます。
一つを極めた専門家だけでなく、複数の技術分野を理解し、それらを組み合わせて考えられる、ソフト・ハードの両方を扱える次世代のデジタル人材が必要とされているため、双方の力をつけることで、社会から求められ続けるエンジニアへと成長することができるのです。

大学4年間の学びは社会にでるための準備期間です。
卒業後社会に出ると、50年近く続く新たな旅が始まります。
皆さんの生活は技術の発展でますます便利で快適になる一方、環境問題や人口減少等の深刻な影響に直面するでしょう。
すでに、どんな最先端の技術も10年後には時代遅れになる時代です。
次々と現れる新たな技術や知識、また一方で古く枯れた技術にもまた新たな価値が見出されることもしばしばあり、常に好奇心を持ち学び続け、そして学んだ技術を実地に活かせる場を求めていくことで、人はいくつになっても成長し続けられます。
「50年キャリア」の時代に、時代の変化に対応できるエンジニアとして活躍するために、卒業後も主体的に学び続けるための力をつけていきます。

工学部では情報システム工学専攻とロボティクス専攻、2つの専攻を展開しています。
①情報システム工学専攻:アプリケーションやシステムの開発・運用を通して人々の生活やビジネスの課題を解決する力を養います。
人々の暮らしの中にある困りごとに共感し、その困りごとをアプリや情報システムを活用して社会の課題を解決する力をポイントに置いて学びます。
社会や企業における情報技術の実践事例を交えつつ、企業や自治体と連携して、チームでアプリケーションの開発などに取り組むプロジェクト型授業を展開。
一人ひとりが自身の目標を目指して、モチベーション高く学び続けられる環境をつくり、実践力を磨いていきます。
はじめてプログラミングを学ぶといった場合でも安心して学べる段階的なカリキュラムを用意しています。
②ロボティクス専攻:ハードウェアとソフトウェアの技術を土台により良い社会に貢献するロボットの創造と活用を学びます。
プログラミングやデータ分析といったソフトウェアの分野だけでなく、ロボットなどの各種機器を実際につくりあげるハードウェアの分野を併せて学ぶことが特長です。
現場に足を運び、実物に触れて、体験的に学習する機会を大切にし、ロボット製作などを通じて、実際に手を動かしながら知識を定着させていきます。
またロボット製作の技術だけでなく、「ロボットをどのように社会や人の役に立てるか」を重視し、社会におけるロボット技術の活用方法や展開の仕方も学んでいきます。

こんな学問が学べます。

  • 機械工学
  • デザイン工学
  • 情報工学
  • システム・制御工学
  • 学校No.478
  •  

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