長野県立大学の学部・学科紹介

長野県立大学の健康発達学部は、生涯にわたる食を通じた健康づくりについて学ぶ「食健康学科」と将来の学修・発達の基盤となる幼児期の教育について学ぶ「こども学科」の2学科を設置しています。大学と地域が連携した学びを多く実現することで、長野県の健康長寿を支える食の営みや信州型⾃然保育などに貢献しています。

食健康学科は、人々の健康やQOL（生活の質）の向上に寄与する、人間性豊かな「食を通じた健康のプロフェッショナル」を育成。栄養学を中心に、食物や人体に関する専門知識と技術を修得します。エビデンス（科学的根拠）に基づき、人を対象とした栄養マネジメントが的確に行える実践力も身につけます。充実した臨時実習を取り入れ、基礎と実践の融合を図り、管理栄養士(国家試験受験資格)、栄養士、栄養教諭一種免許状の資格の取得を目指します。

こども学科は、将来の「保育・幼児教育のリーダー」となる人材を育成。豊かな自然環境の中で展開するフィンランドの先進的な保育を体験できる海外プログラムを取り入れることで、グローバルな視点から保育への見識を深め、新たな保育の創造や保育・子育ての課題解決ができる実践力も養成します。時代や社会のニーズに対応できる能力を備えた「こどもの専門家」を育成するために、講義で幅広い知識を身につけ、実践型演習や発表型演習を多く経験することで、より良い保育を創造できる保育者に育つ土台となる力を育てます。保育士・幼稚園教諭一種免許状の資格の取得を目指します。

両学科ともに、それぞれの専門分野でグローバルな視野をもって地域社会に貢献し、主体的に学び、考え、行動する、新しい時代を担うリーダーとなって活躍できる人材を目指します。