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臨床工学科

高度化する医療に対応できる臨床工学技士を育成

藍野大学

藍野大学臨床工学科では、医療現場で使用される生命維持管理装置などの高度医療機器の運用・操作・保守点検だけでなく、医療機器を通して生命の大切さを学び、問題解決に取り組む姿勢、責任感、チームで協働できるコミュニケーション能力を備えた臨床工学士を育成しています。2023年度には「模擬手術室」を開設し、より臨床環境を意識した学内実習を実施することが可能になりました。

■効率よく学びを進めていくカリキュラム構成
高度化する医療に対応できる医学・工学の知識を身につけながら、現場で活躍する臨床工学士から最新の技術を学べるカリキュラムとなっています。1年次は数学・物理学・情報科学など基礎的な知識を身につけ、2年次には医療機器の原理を理解するために、医学系・工学系の科目をバランス良く学びます。3年次から実習にて医療機器の専門知識を養い、4年次には医療現場での臨床実習でこれまでの学びを実践します。また、卒業研究では研究課題に取り組み、論文作成、プレゼンテーションを行うことで、自ら課題を積極的に解決できる視点を身につけます。

■学外の施設を利用した「手術実践実習」
最新の医療機器と環境で技術を磨くため、ニプロ株式会社の医療研修施設「iMEP(アイメップ)」(滋賀県草津市)を利用した手術実践実習を展開しています。施設にある多種多様な医療機器や部材を用い、手術療法の基本的な機器について、麻酔器、手術周辺機器、体外循環装置、手術処置などのグループに分かれ、生体情報の分析・判断・医療機器操作へのフィードバックなど一連の技術を習得していきます。手術終了後は施設の臨床工学技士スタッフを交えてのカンファレンスを行い、適確な判断や操作ができたかについて議論を行うことで、総合的な理解を深め、能動的な学習になるように繋げています。

■より良い「臨床実習」への取り組み
臨床実習では近畿圏内の大学病院など高度先端医療機関で実施し、最前線で活躍する臨床工学技士から最新の知識や技術、責任感や心構え、他職種との協調性など多くのことを学びます。そのため、事前学習として、臨床現場で働く臨床工学技士の方を大学へ特別講師として迎え、実践的な知識と技術、社会人や医療従事者としての心得を学びます。また、遠方出身の学生がより安心して臨床実習に臨めるように、地元の近隣地域で臨床実習を行う「里帰り実習」の取り組みも進めています。

■第2種・第1種ME技術者実力検定試験合格への取り組み
医用生体工学に関する知識や医療で応用できる資質を修得するため、これらの検定試験の受験を推奨しています。第2種試験対策では夏期集中講座を開講しており、在学期間中に全員合格を目指します。また、1年、2年次から積極的に取り組む学生の支援をしており、さらに上位の資格である第1種試験の合格を目指す学生には、教員が段階的に必要な個別サポートを行っています。とても難しい試験ではありますが、在学期間中に合格し努力を実らせています。

■充実した「国家試験対策」
国家試験に合格することは、学生の将来にとって極めて重要です。その実現のため、藍野大学は全力で学生をサポートします。国家試験対策では、「月例模擬試験」、「対策リレー講座」、「個別指導」を行います。その他にも、学習動画の配信など、学生のライフスタイルに合わせた環境整備も実施しています。個々の学生に合わせたきめ細かいサポート体制を敷くことで、学生は国家試験合格の実力を身につけることができます。

こんな学問が学べます。

  • 機械工学
  • 電気工学
  • 電子工学
  • システム・制御工学
  • 医療技術学

こんな職種が目指せます。

  • 臨床工学技士
  • 学校No.4516
  •  

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