日本映画大学 私立大学
映画って面白い。 映画を作るのは、もっと面白い。
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映画学部 映画学科 編集コース 3年
井口悠 さん
出身校
- 千葉県立木更津高等学校
入試方式
- 一般・共通テスト
KEYWORD
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映画制作の厳しさと楽しさを知った忘れられない授業が、入学して最初に受けた「人間総合研究」でした。10人ほどのクラスメイトと2ヶ月かけてドキュメンタリー作品の制作に取り組むというもので、対象者と向き合い、インタビューを重ねながら作品にまとめる過程は「聞いて引き出し、整理する」難しさに苦しむことの連続でもありました。その分、作品が完成した時の達成感は凄まじかったです。
また「映画制作基礎演習」という授業では、演者と編集を任されることに。編集は、切って繋げるだけじゃないんです。コンマ1秒で見る人に与える印象は大きく変わるため、徹底的にこだわって監督の意図を表現する大事な役割を担っています。こうした中身の濃い授業ももちろんですが、「その視点があったか……!」と刺激を与え合える映画好きなクラスメイトや、悩んでいると的確なアドバイスを下さるベテランの先生方に囲まれた環境に幸せを感じています。

最初は役者志望でしたが様々な授業を通じて編集の面白さを知り、編集コースに進むことにしました。日々編集と向き合い、時には正解が見いだせずに悩みながらも成長を実感しています。といっても役者を諦めたわけではありません。事務所に所属して映画やCMの撮影に参加させてもらっています。大学で学んだ撮影の流れをプロの現場で活かして先回りし、助監督の方に褒められることもあれば、逆にプロのスピード感に「もっと技術を身につけなければ」と思い知らされることもあります。
卒業後、自分が役者と編集どちらの道を選んだとしても、この学びはムダにはならないはずです。映画制作に関わる仕事に携わり、見る人に訴える映画の魅力をよりたくさんの人に伝えていく、という目標だけは心に決めています。もし今あなたが漠然と「映像面白そう」と考えているならそれでもいいと思います。きっと、この分野が面白い!と思える何かに出会えるはずですから。
志望理由
映画や映像の世界に興味を持ち始めたのは中学生の時です。卒業生を送る会で劇をすることになり、脚本を書いたり役者として舞台に上がったりして、お芝居って面白い!と思ったのがきっかけ。色々な人の感情を体験できるお芝居、中でも映画の魅力に気づき、もともと飽き性で何か挑戦しても長続きしなかった私が、人生を掛けて追求したいと初めて思えたんです。家族からは「大変だよ」とも言われたものの、私が本気な様子を見て最後には「そんなにやりたいなら」と背中を押してくれました。そこで高校1年生のときから映像を学ぶ大学への進学を決め、出会ったのが日本映画大学でした。他にも候補となる学校はありましたが、卒業生の皆さんが第一線で活躍されている人ばかりで、中でも尊敬する脚本家が日本映画大学の卒業生であること。そしてオープンキャンパスで触れた先生や先輩たちの雰囲気、設備などに惹かれ、日本映画大学の受験を決意しました。
専攻分野(学問/職種)
- 芸術・表現・音楽
- 学校No.4417