順天堂大学　保健看護学部の学部・学科紹介

　順天堂大学保健看護学部は、募集定員160名中130名もの学生が、看護師だけでなく保健師の国家資格を取得できます。本学のカリキュラムは、講義や演習で学んだ内容をすぐに臨地実習によって確かめられるように組まれ、このサイクルを繰り返しながら、心身を癒すことのできる高い看護実践能力を備えた看護師・保健師の育成を目指しています。この臨地実習は１年次から４年次まで配置され、附属病院を中心に、医療・保健・福祉のさまざまな実習場所で、あらゆる健康レベルの方々を対象として実施しています。
　国家試験対策や進路サポートにも力を入れています。看護師・保健師国家試験合格と希望の就職・進学を実現するために、国家試験対策・キャリア支援委員会が中心となって、２年次から４年次まで学年ごとの特性に合わせたサポートを行っています。特に３年次以降は、看護師・保健師模試、夏期・冬期講習などを実施し、また附属病院をはじめとした病院や保健師への就職説明会を行うことで、学生一人ひとりに合わせた学習支援と就職・進学支援を行います。これらにより学生の目指す将来像の実現をより確実なものにしていきます。
　さらに、北欧・ウズベキスタン・米国への多彩な海外研修もあります。北欧コースでは、フィンランドとスウェーデンの医療機関等の訪問や看護学生との交流を行います。ウズベキスタンではタシケント国立東洋学大学の学生と「やさしい日本語」による交流、米国ではカリフォルニア州のパサデナ（三島市の姉妹都市）で英語研修を行っています。いずれも学生間では好評を博し、複数の研修に参加する学生もいるほどです。