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地域の課題を食で解決するには?

■学問大分類:栄養・食物
■学問小分類:調理学
■提供:日本調理技術専門学校×郡山市

伝えるべきことは何なのか?

2011年の東日本大震災は福島県において、地震や津波による直接的な被害だけでなく、風評被害というこれまでに経験したことのない被害をもたらしました。福島県は地理的・気候的な面から多種多様な農林水産物が収穫できる地域でしたが、震災による風評被害により、取引価格の下落などのダメージを受けたのです。震災前の状況への復興を目指し、福島県内の各自治体や生産者・企業の多くが福島県産品の安全性を県内外に広く発信し、PRを行いましたが、目に見えない風評という被害は安全性のPRだけでは払拭できません。安全な食材であることはもちろん、食材そのものの魅力をいかに発信するのか?どう伝えるべきなのか?誰に伝えるのか?安さや手軽さといった表層の部分ではなく、本質的な部分を伝えていくことが課題解決の一つの答えだということに気づき始めました。

ローカルフード・イートローカルという考え方

どんな商品でも顧客にその存在を認知してもらえなければ売れることはありません。インターネットが普及した現在は自宅にいながら、簡単に商品を購入することができます。そのため、販売促進活動は東京など大きな商圏をターゲットにすることが多いのですが、人が口にするお米や野菜などの食べ物を購入する時の心理はどうでしょうか?誰がどこでどんな想いで作っているのか分からない顔の見えない食材と地元の生産者が想いを込めて育てている野菜を比べたら?福島が抱える課題は安全性をPRすることで解決できるものではなく、安全は当然のものとして、食材の美味しさ、育ている生産者の想いに加え、環境に負荷をかけない消費の仕方を考えた時に出る答えは一つ。地元のものを地域の方が購入し消費する。地域の食材「ローカルフード」を地域で消費する「ローカルイート」という考え方です。

地域と一体となった新たな人材育成

2014年から地元の魅力ある農林水産物を集めて販売するマルシェを開始しました。スーパーやネット販売との大きな違いはマルシェで販売するのは実際に食材を育てている生産者。ただ商品を並べるのでなく、販売のタイミングで想いまで伝えること。定期的に開催するマルシェは地域課題を解決するための一つの答えを示しています。本校ではローカルフード、イートローカルを発展させるべく、2022年4月に新たな施設を完成させました。食から地域を盛り上げるために欠かせないのは生産者と消費者をつなぐ存在。料理人・パティシエ・料理研究家だけでなくフードビジネスで地域を活性化できる人材を地域で育てるための設備を備えた新施設で地域を盛り上げる人材を育成するため、新施設を活用し、これからも食で地域を元気にする研究を続けていきます。

  • 学校No.4003
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