これからの“働き方”

学ぶ目的から考えて、韓国語を学んでいく

■学問大分類:国際・国際関係
■学問小分類:国際関係学
■提供:札幌国際大学 人文学部

韓国語を、もっと社会のために役立ててみませんか?

「K-pop」や「韓流ドラマ」など、みなさんの身近なところにも、きっと韓国語があると思います。また近年では、アプリで韓国人と知り合ってコミュニケーションを取るなど、韓国語を使う場面も随分と増えました。今や韓国語は人気の語学となり、たくさんの大学で専門的に学べるようになっていますが、その一方で課題もあります。せっかく身につけた韓国語を、どのように役立てるのかまでを本格的に考えている人はごく一部です。これからは、単に韓国語を学ぶだけでなく、どのような形で社会で役立てていくのかまでを考えることが大切。特に、アフターコロナ時代となった時、今までにない形で、韓国語を役立てる機会がきっと来るでしょう。韓国と日本という2つの異なる国の言葉・文化を知れば、韓国語を学ぶ目的や目指すべき未来が見えてきます。

韓国と日本の違いを知れば、新しい韓国語の使い道が見えてくる

札幌国際大学 人文学部 国際教養学科では、韓国についての専門性を深く学ぶためのさまざまな授業が用意されています。韓国の言語・文化の基礎知識を知ったうえで、日本語・日本文化との違いや類似点を考察することが、目的です。同学科では、学生たち自身が興味を持ったコンテンツをテーマにして、さまざまな研究をしています。料理・小説・映画・音楽・文化など、研究対象となるテーマは、みなさんの近くにたくさんあります。ゼミでは、Zoomを使って韓国人と日韓の文化について意見交換を行うほか、地元札幌のFMラジオ局で、韓国語を使った番組に参加するなど、ユニークな活動にチャレンジしていきます。こうした活動に多く取り組むことで、日本と韓国のさまざまな違いについて、さらに深く考えるきっかけが生まれていきます。また、たくさんの人の前で韓国語を使う中で、活きた語学力が身につくのも大きな利点です。

社会で使える「生きた韓国語」を学んでいく

「韓国の専門者」を育成するのが、本学科の特徴。本学科では、韓国に関連する専門科目の「韓国語学概論」、「韓国語特講」、「韓国文化概論」があり、韓国語・韓国文化についての基礎知識を蓄えていきます。単に趣味の延長で韓国語を学ぶのではなく、観光客向けの「観光韓国語」、仕事で使う「ビジネス韓国語」、「通訳・翻訳韓国語」など、用途に応じた専門的な視点から学修。はっきりとした目的があれば、より高度なレベルで習得できるのが大きな魅力です。また、日本人に韓国語を教える「韓国語教育」への関心も増えており、その養成・育成に力を入れています。さまざまな将来につながる道がある韓国語。韓国と日本の違いや類似点を深く研究し、自分が思い描く形で、身につけた語学力をもとに、さらに新しい韓国語の役立て方を見つけてください。単語や文法を覚えるだけでなく、実際に使いながらレベルアップを図れる環境も用意されています。

これからの“働き方”

現代スポーツに欠かせない役職。スポーツアナリスト。

■学問大分類:体育・健康・スポーツ
■学問小分類:スポーツ学
■提供:札幌国際大学 スポーツビジネス学科

「あったらいい」から「必要不可欠」に。スポーツの情報戦略。

データを使ってアスリートやチームのパフォーマンス改善を支えるスポーツアナリスト。世界では、2000年初頭からメジャーリーグやNBAバスケットボールをはじめ様々なスポーツにおいてアナリストがチームに配置されるようになりました。日本においては、2013年に2022年の東京オリンピック開催が決定したことで、当時、認知が進んでいなかったその職種にも、脚光があたりはじめました。 日本が「データバレー」を駆使して、オリンピックでメダル獲得したように、近年のスポーツ界において、情報分析・情報戦略は必要不可欠なものとなっています。情報戦略の核となるゲーム分析は、試合内容・戦術・選手分析を主な目的とし、映像等のデータを基に客観的評価を行います。また、情報収集を通じた現状把握、具体的な施策の考案、施策の実施、結果の考察といった分析のプロセスは、これからの現代社会において重要なものとなります。

スポーツ情報分析ソフトの活用で学生スポーツの向上を目指す。

アマチュアチームや育成年代でも積極的に「映像分析ソフト」などの情報分析が取り入れられている現代。当然、学生スポーツにおいても、情報分析の段階を経て客観的データに基づいた仮説構築、戦略立案・実施を行うことで、競技レベルの向上が期待できます。 札幌国際大学・スポーツ人間学部スポーツビジネス学科の田部井ゼミでは、学生が主体的にスポーツ情報戦略に関する課題を取り上げ、グループディスカッションを通して解決策を検討しています。ゲーム分析における現状と課題、ゲーム分析とは何かといったテーマに焦点をあて、情報戦略に関する知識を習得します。実践では、スポーツ情報分析ソフトのHUDL(社)を活用し、サッカーの試合映像を対象としたゲーム分析に取り組み、試合映像の撮影・編集からスタッツデータの収集まで一連の作業を完遂することで、ノウハウを蓄積させると共に学生が情報戦略の実現を実感することを可能にしています。

スポーツ情報戦略を楽しみながら学ぶ札幌国際大学。

田部井先生は、「専門研究分野であるスポーツ情報戦略に関する知見をより一層深めていきたいと考えています。具体的には、HUDLの知識向上を実現し収集したスタッツデータを基に、サッカー部との協働を通して戦略・戦術の立案をしていく予定です。サッカーだけでなく多種多様なスポーツのデータ分析への挑戦も視野に入れており、積み重ねた研究内容を様々なベクトルへ派生させることで、学生それぞれの得意分野や卒業論文に活かすことができる実践力を身につけることを期待しています。 『スポーツに関心があり、自らの知らない領域に対して、知的好奇心・探究心を持ち、主体的に行動出来る人』は主体的に活動に取り組むことができ、ゼミではメンバー間の協働場面がある為、共通目標の達成に向けて行動する忍耐力・協調性を養うことが出来ます。楽しみながらスポーツを多角的視点で学び、日々新たな発見がある事がこの研究の醍醐味です。」と語ります。

10年後のまちづくり

ゲーム依存はなぜ起こるのか?心理学から解明する

■学問大分類:人間・心理
■学問小分類:心理学
■提供:札幌国際大学 人文学部

ゲームにはプラス面もあればマイナス面もある

あなたは、ゲームが好きですか?ゲームは世界中にファンが広がる新たなカルチャーになりました。しかし同時に「心理的依存」を招きやすいともいわれています。特に、コロナ禍もあって、青少年がゲームで遊ぶ時間が増えているために、ゲーム依存症が社会問題化しています。一方、ゲームのプラス面も無視できません。勉強や仕事の疲れを癒し、緊張やストレスを緩和してくれるという点では、ゲームは生活を豊かにする道具であるといえます。また、高齢者の認知症予防や認知機能の改善にも役立っています。それは、「高次機能」といって、人が持っている知識を使って問題を解決する時に、脳の機能をパワーアップさせる効果があるといわれているのです。果たして、ゲームは人を依存症にさせるものなのか、それとも生活を豊かにしてくれるものなのか?そんな興味深いテーマについて研究しているのが、札幌国際大学 人文学部 橋本教授の研究室です。

問題はゲームの面白さにあるのか、人の内面にあるのか!?

研究目的は、ゲーム依存を予防する方法の開発です。ゲーム依存は治療で克服後も再発可能性が高く、治療が長引くことを考えると、まず予防が重要。研究では、ゲーム依存の心理的メカニズムを解明します。(1)ゲームキャラクターや進行の魅力が大きいため没頭するのか。(2)使用者自身の心理的な弱さが原因か。この2点からゲーム依存のメカニズムを解明。実際にゲーム使用者にアンケートを行い、膨大なデータを収集し、唾液中の生化学物質や脳波による身体的反応を調べ、その答えを追求してきました。(1)に関して、ゲームの物語性や獲得アイテムで大きく結果が異なるため、まだはっきりしたことはわかっていません。一方(2)に関して、ゲーム優勢時は脳波で快感反応が、劣勢時はストレス反応が現れることがわかっており、ゲームを続けるのは、脳内で十分な快感を得るためだと推測されます。だから勝ちより負けが込む方のゲームプレイ時間が長引きます。

心理的なアプローチから社会の問題を解決する

研究から明らかになりつつあるのが、数あるゲーム依存の治療のうち、どの方法が本人にとって最適かを選択する方法の確立が大切だということ。ゲーム依存のための心理療法は「ゲーム時間のコントロール」「ゲーム以外に充実した時間が過ごせる方法の発見」「ゲームに頼らない人間関係の構築方法」など、さまざまですが、その人に合った方法の選択が必要です。そこで、同研究から得た成果が役立ちます。どんなタイプの人に、どの心理療法が最も効果があるのか体系的に解明し、治療方法の確立につながることが期待されています。具体的には、その人の内面の成長への働きかけをするのが良いのか、それとも環境を変える方がよりよいのか、家族の協力が得られるのか、などを踏まえ選択することになるでしょう。今後も研究は進みますが、青少年のゲーム依存という社会課題の解決につながることは間違いありません。今後の活動に、大きな期待が寄せられています。

10年後のまちづくり

やわらかな「子どもの心」に寄り添い、多様性が認められる豊かな社会を目指す

■学問大分類:教育・保育
■学問小分類:保育・幼児教育
■提供:札幌国際大学 人文学部 心理学科 子ども心理専攻

目には見えない「こころ」。子どもの行動にはわけがある

「こころ」を保育者はどのように捉えているのでしょう。子どもの笑顔やかわいい動きを見て思わず微笑んだり、泣く姿や思い通りにならず葛藤している姿を見てドキドキすることもあるでしょう。「座って話を聞くことができない」「走り回ってばかりいる」「突然、隣の子どもを叩く」など、大人が困惑するような行動を繰り返す子どもに出会った時には、家族関係や生活の変化などその子の背景にある様々なことに思いを巡らせます。中には発達そのものに不安を抱えるお子さんもいることでしょう。保育および障がい児の療育において、子どもの姿を発達的な視点を持って理解しながら子どもたちの「今」に相応しい遊びをデザインすること、のびのびと外の世界と関わりながら「その子らしさ」を発揮できる環境をつくることが求められています。

一人ひとりが輝く、多様性が認められる社会へ

近年、子どもを取り巻く家庭や社会は大きく変化しました。ひとり親や核家族、共働きの家庭が多くなり、子育てについての疑問や悩みを気軽に相談する人が周囲にいないため、子育てそのものを負担に感じるお母さんやお父さんが増えていることも事実です。我が子が他の子どもに比べてどうなのかということは、絶えず気になるものです。一方で、子ども同士が遊ぶ姿を見ていると、ごく自然に話し、笑い、泣き、怒り、躊躇なく自分を表現します。外国生まれで言葉がうまく話せなくても、あっという間に友達になり、身体に不自由なところがあっても発達に問題があっても、初めから互いを分け隔てすることはありません。多様性を尊重するユニバーサルデザインな保育や遊びを幼い頃から体験することで、他者を尊重し、自分を認め、一人ひとりの輝きが認められる社会になることを期待しています。

心理学をベースにフィールドワークで子どものリアルに触れる

子ども心理専攻は心理学科の中にある保育者養成課程です。発達理論、観察法、実習での経験を積み重ねて子どもの「こころ」を見つめ、考えます。子どもとリアルに関わることができるフィールドもたくさん用意されています。年8回大学で行なっている「安心子育て応援倶楽部」や毎回100名ほどの子どもが参加する学生企画「野外であそぼう」、隣接する付属認定こども園で開かれる運動会や遠足などの行事への参加などを通し、子どもへの関わり方や安全面の配慮などについて実践を通して学ぶことができます。また、本学教員と専門家が連携して行なう音楽療育ワークショップでは、子どもたちをサポートしながら音や音楽を使った楽しい活動を一緒に行ない、発達やコミュニケーションを促す療育の方法を学びます。本専攻は子どもが好き、演じることが好き、歌が好きなど自分の「好き」を生かしたい人や、他者とのコミュニケーションに興味がある人を歓迎します。

産業・企業を支える研究と活動

スポーツの研究を通して、社会に貢献する

■学問大分類:体育・健康・スポーツ
■学問小分類:スポーツ学
■提供:札幌国際大学 スポーツ人間学部スポーツ指導学科 ×スポーツ産業

多角的にスポーツをとらえて、謎を解明

多くの人にとって、スポーツとは観戦するものであったり、プレイするものであるのではないでしょうか。見る人も参加する人も魅了するのがスポーツの素晴らしいところと言えます。そんなスポーツが持つ素晴らしさに、さらに踏み込んだ研究をするのが、スポーツ人間学部での学びです。例えば、スポーツを色々な角度からとらえてみると、分からないことがたくさん見えてきます。企業が取り組むのは、スポーツを文化として育てていくこと。スポーツの振興を通して、社会づくりに貢献しています。自治体などであれば、地域住民の健康増進やスポーツ環境の整備が目的です。そして、スポーツのゲーム分析やアスリートのパフォーマンス分析など、科学的に分析することもできます。このように、単に観戦やプレイするだけのスポーツではなく、広い視点から研究を行い、得た知見を社会に役立てていくための活動を行っているのが、スポーツ人間学部です。

最先端のテクノロジーで、スポーツをデータ化

スポーツ人間学部 スポーツ指導学科の小林教授の研究室では、スポーツの現象、身体活動のデータ化と分析について研究しています。プロアスリートの協力を得て、パフォーマンス測定や調査を実施する他、さまざまな機器を利用した研究に取り組んでいます。現在では、慣性センサーや高速度カメラなどを搭載したハイテク機器がスポーツ分野にも利用されていて、あらゆる身体活動をデータ化することが可能です。得たデータを詳しく分析・評価することで、パフォーマンスの向上に効果的なトレーニング方法の開発が進められています。同研究室では、こうした「パフォーマンス分析」、「スポーツアナリシス」、「AI等のコンピュータプログラミング」、「ゲーム分析」なども広く扱い、測定や調査など研究から得られた結果は、トレーニング方法の開発をはじめ、学校体育の教材開発や授業評価にも役立てられています。

ゼミ生たちが取り組むユニークな研究

スポーツを科学の目でとらえ、データ化して分析する研究をはじめ、「文化」「健康」「教育」などの観点からも考察していくのが、研究室での活動です。これまでに多くの学生たちが、スポーツを対象として、さまざまな研究テーマに取り組んできました。「動作速度の違いが筋疲労に及ぼす影響」「小学生の運動能力 と生活習慣」など、卒業論文に取り上げるテーマは、学生自身が自由に設定することが可能です。自分自身がスポーツをする中で得た経験や関心に目を向けたり、研究室で身につけた分析手法が活かせるテーマを見つけたり、楽しみながらスポーツ研究に取り組めるのが、大きな魅力です。スポーツやアスリート、社会環境が抱えるさまざまな課題を解決に導いていくことが期待されています。スポーツの新たな可能性についての考察を行い、人と社会とスポーツの未来を皆で研究していく学問です。

産業・企業を支える研究と活動

アフターコロナの新たな観光のかたち

■学問大分類:社会学・マスコミ・観光
■学問小分類:観光学
■提供:札幌国際大学 観光学部 × 観光業

コロナ時代における地域の観光業の展望

観光業は、旅行業、交通産業、宿泊業、飲食業、土産品や名産品などの製造業、観光地のレジャー産業など観光に関連する幅広い分野を包含しているという特徴があります。地域レベルで見ても、観光業は、都市と農村などの地域間の交流や地域の文化振興など、地域活性化や経済を支える産業として重要となっています。新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により国内外の観光客数が激減し、観光業は、コロナ禍による人流の減少やインバウンドの消失により、その状況は深刻です。そこでコロナ時代において、「地域の特性を生かした地域活性化」「産学官連携によるイノベーション」「新しい観光のかたちの提案」など観光を通じた地域活性化と観光業の強化により、安全で安心な新しい旅のスタイルを創り出すことが必要となります。札幌国際大学では、アフターコロナの新たな観光に向けて講義の一環として取り組んでいます。

旅するカレー屋さん~SIU project~

札幌国際大学観光学部では、「地域+SDGs」「食+SDGs」「異文化交流+SDGs」という3テーマでグループに分かれ、アイデアを出し合い、未来の観光のあり方について議論し、課題を見つけ新たな観光のかたちを提案しています。具体的には、本学オープンキャンパスでは、地元清田区の企業である(株)クールスターの協力の元、同社所有のキッチンバス「クルーズキッチン」を大学構内に設置し、野外レストランを開催して、来場者へ札幌スープカレー専門店「らっきょ」で有名な(有)SPICE GOGOイデゴウ氏と共同で、札幌国際大学のイメージから「多様性」をキーワードとしたオリジナルのカレーを提供しました。食材は、JAさっぽろ清田支店より野菜、本学と連携協定を結んでいる今金町からお米を、北海道コカ・コーラボトリング(株)からは清田区の水で作られる「い・ろ・は・す」を提供いただき、観光業に携わるために必要な実践力を高めました。

地元企業との連携により新たな観光のかたちを探求

本学の観光学部では、観光ビジネスのスキルを磨き、自ら観光によるビジネスを企画、提案、実行する力を養い、北海道の魅力を世界に発信する創造力を身につけるために「探究型学習」に力を入れています。前述したオープンキャンパスでの取り組みでは、コロナ禍の影響で中止していたオープンキャンパスでの昼食の提供をするため、野外レストランを開催。リユースの食器での提供など、ゴミを極力出さずに、コロナ禍において感染対策をしながら昼食を提供できる方策を工夫しました。そして当日は学生主体で運営し、観光業や飲食業などの企業からアドバイス頂きながら、企業と連携して新たな観光の可能性を見出すことができたのではないかと思います。今後も北海道や地元清田区の企業との連携を通じて、地域の魅力を発信するために観光業の課題を発見し、探究する力を身につけていきます。