日本メディカル福祉専門学校の学部・学科紹介

臨床工学技士とは、医療技術の進歩や急速な高齢化社会の到来により、高度化してくる医療現場の中で、医師の指示の下、他の医療スタッフと共に人工透析装置や人工心肺装置などの生命維持管理装置の操作や保守・点検などを行う医療専門職（国家資格）です。
また、近年ではICU（集中治療室）や手術室での業務も行うようになっているので、活躍の場がますます広がっています。臨床工学技士は現在の医療に不可欠な医療機器のスペシャリストであり、医療機器の安全確保と有効性維持の担い手として、また、チーム医療に貢献する人材として、現場で求められています。



臨床工学科では、医学分野・工学分野双方の基礎〜専門領域を3年で修得します。また、教養と優れた人間性を兼ね備えた人材となるよう、教育体制を整備。卒業後、医療の世界で活躍できる人材の輩出を常に目指しています。有名一流大学や医療機関にて指導的立場で活躍されていた優秀な講師陣を迎え、人工心肺装置をはじめ最新のME（医用電子）機器を完備。実際の医療現場に近い教育環境を整えながら、医学・工学における幅広い分野の専門知識とスキルが身につくよう丁寧に指導しているのが本科の特徴です。

〈学科の特徴〉
①資格と専門士を目指し、現場で役立つ知識・技術を3年間で効率的に学ぶことで、大学編入または病院への就職の道も選ぶことが可能です。
②少人数制によるアットホームな環境で学びやすい。
③文系学生でもベテラン講師陣の講義で安心して国家試験に臨めます。
④在校生と卒業生のつながりが強い。医療現場の先輩である卒業生による臨床実習・実践教育が充実しています。
⑤創立より30余年、多くの卒業生を全国各地の病院等へ輩出してきました。今も現役の臨床工学技士としてその多くが現場で活躍しており、就職面で有利です。