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これからの街づくりには福祉の視点こそが求められる

■学問大分類:福祉・介護
■学問小分類:社会福祉
■提供:東北福祉大学

数々の社会問題が日本の共生社会づくりの障壁に

国際社会において多様性の尊重が強く求められる今日。日本でも、高齢者や障害者など、さまざまな背景をもつ人々が共生できる社会づくりが急務ですが、少子高齢化や格差拡大という従来の社会問題に加え、多発する自然災害という大きなリスクを多く抱えています。
そして2011年に東日本大震災が発生。東北地方を中心に甚大な被害をもたらし、多くの住民の生命と生活基盤が奪われました。なかでも、高齢者や障がい者、子ども、妊産婦、外国籍の人といった災害弱者と言われる人々は、心身の健康への負担に加えて、正しい情報や支援物資の提供の遅れなどさらなる生活困難が強いられました。
「これからの日本の地域づくりには、福祉の視点をもつことが重要です」と、東北福祉大学総合福祉学部社会福祉学科の芳賀恭司准教授は語ります。「高齢者や障がい者などが安心して暮らせる地域、つまり災害などの有事にも強い地域づくりが理想的です。」

当事者理解を進めることが地域づくりの第一歩

福祉の視点をもつ街づくりにまず必要な学びとして、「当事者理解を進めることです。諸悪の根源は『無知』なのです」と、芳賀准教授は強調しています。
芳賀ゼミでは、まず2年次に高齢者や障がい者、外国籍を持つ方、セクシュアルマイノリティーなど、さまざまな背景をもつ住民を理解する授業を行います。「地域を構成しているのは健常者だけではありません。学生は授業を通して、社会で生きる多様な人々への自らの無知や偏見を除いていきます。」
3年次になると、地域住民や専門家との交流を通して街づくりの現在を学び、4年次で「地域への提言」を行うことで、地域支援に精通する人材へと成長していきます。具体的には、地域で活躍する各領域の専門職の方をゲストスピーカーとして招き、街づくりのやりがいや苦労に気付き、理解を深めます。そして、地域住民と話し合いを行うことで街づくりの課題をより明確にして、解決に向けた検討を重ねていきます。

地域での学びを機に自分の進路が見つかる可能性もある

芳賀ゼミは現在、地域住民と一緒に野菜を作り、学園祭で作物を販売するというプロジェクトを進めています。「地域住民の社会参加の場を提供することで、地域づくりに貢献していきたいです」と、芳賀准教授は新企画の準備に力を入れています。そして、将来の学生にも期待しています。
「高校生のみなさんも、学校の授業などを通じて日本の社会問題を理解していると思います。実際に自分が住む地域に目を向け、共生社会を実現することの大切さに気付いているでしょう。ですから、地域に何か貢献したい、人の役に立ちたいと思っている学生に期待しています。また、ゼミではさまざまな社会経験が得られるので、進路に悩む人にも適した学びの場だと思います。キャンパス外での地域活動を通して、自分の興味のある分野を発見し、人生で一番大切なものが見つかることもあると思います。人の関わりの中から生まれる学びや行動のきっかけを大事にしてほしいです。」

  • 学校No.306
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