宮城大学 公立大学
学群・学類での学び
宮城大学では,2017年度入学者より,学群・学類制による新たな教育を展開しています。このことにより,学類の垣根を越えてバリエーション豊かな専門教育が受けられるようになりました。
また,入学者の募集単位も「学群単位」「学類単位」の2つを設定しています。一般選抜と学校推薦型選抜は,「学群単位」の募集となりますので,事業構想学群と食産業学群の学生は,入学後1年間をかけてじっくりと自らが進む専門分野(学類)を選択し,1年次の終わりに所属する学類が決定されます。(看護学群は1学類のため,全員が看護学類で学ぶこととなります。)
【看護学群】
看護学群は,生命の尊厳を基盤とする豊かな人間力を備えて,科学的思考とマネジメント能力を持ち,ヒューマンケアを中核とした創造的な看護を展開し,地域の人々,多分野・異文化の人々と協働して学際的に活躍できる人材育成を目指しています。
○看護学類
看護学の基盤となる知識・技術を身につける「専門基礎科目」と,看護学の専門性を深め,拡げる「専門科目」を学年進行に沿って体系的に配置しています。
― 国際看護プログラム
国際協力の現場や多様な文化的背景を持つ人々への看護臨床で,関係者と協働した看護実践を行えるための基礎的能力の修得を目指しています。4 年間を通して,外国語やグローバルな視点での健康課題や文化ケアアプローチについて学びます。海外の大学の看護プログラムや国際援助の実際に関する講義等への参加を通して,国際看護の魅力を実感できます。
― 災害看護プログラム
災害サイクル各期において支援ができる看護職を目指す学生が,災害看護の基礎的知識と技術を身につけるためのプログラムです。学生は学修を進めるにあたり,1年次から学びの振り返りができるポートフォリオを作成しながら,指定された科目を学びます。また,その学びを活かした災害看護関連のボランティア活動を行うことでさらに深い学びが可能です。
【事業構想学群】
事業構想学群では,現代社会の諸課題を多角的・グローバルな視点で論理的に捉え,その課題解決に向けた事業を実行可能かつ持続可能なものとして構築する能力を身につけるとともに,地域資源の活用や新たな価値創造を志向し,産業,行政,社会の各分野で先導的役割を担える人材の育成を目指しています。
○事業プランニング学類
現実の社会で顕在化している諸問題を分析し,新たなビジネスモデルの構築と運営できる能力(事業プランニング力)を育成します。
○地域創生学類
現実の社会で顕在化している諸問題を分析し,地域資源を活用することで新たな地域を創生する能力を育成します。
○価値創造デザイン学類
人間の感性や地域の資源に応じた新しい価値を創造できるサービス・生活環境・製品(ものづくり)を探究創造する能力(価値創造デザイン力)を育成します。
【食産業学群】
食産業学群では,食につながる生物生産とその供給から食品製造・流通・消費に至るまでのフードシステムについて幅広い専門的知識と技術を持ち,食産業全体を理解し,地域から世界まであらゆるレベルで食の未来を開拓できる意欲と能力を有する人材の育成を目指しています。
○生物生産学類
地域の生物資源の高付加価値化や生産方法に関する知識・技術を養い,科学的素養に基づきながら地域資源を活用し国際的視点で食産業の課題を自発的に解決して,未来を開拓できる能力を育成します。
○フードマネジメント学類
フードシステムの構築に必要なサイエンスとビジネスの両面の知識・技術を養い,科学的素養に基づきながら地域資源を活用し国際的視点で食産業の課題を自発的に解決して,未来を開拓できる能力を育成します。
こんな学問が学べます。
- 経済学
- 経営学
- 商学
- 金融学
- 地域社会
- ビジネス学
- 観光学
- メディア学
- 電子工学
- 材料工学
- デザイン工学
- 建築学・意匠
- インテリア
- 土木工学
- 情報学
- 通信工学
- 情報工学
- 環境工学
- エネルギー・資源工学
- 農学
- 農業工学
- 農業経済学
- 農芸化学
- 生物学
- 生物工学
- 生物資源学
- 生物生産学
- 看護学
- 食物学
- デザイン
- 学校No.2931