仙台大学の学部・学科紹介

トップアスリートあるいは競技の専門的なスポーツコーチを目指す「スポーツコーチング・コース」、心身のコンディショニングを高めることができるスポーツトレーナーを目指す「スポーツトレーナー・コース」、スポーツ組織や事業を観客の視点から運営することができるスポーツマネジャーを目指す「スポーツマネジメント・コース」の３つコースでスポーツ・体育を学問として学び、スポーツを「ささえる」人材を育成しています。
各コースを担当する教員は、その領域のエキスパートであり、最新かつ高度な専門教育を提供しています。
専門的知識や技能、判断力を身につけることにより、スポーツ界で指導的な役割を果たしうる人材、あるいは学校教育の現場で活躍できる中学校・高等学校の保健体育科教諭といった社会に貢献できる人材になることができます。

子どもから高齢者、障がい児・者、生活習慣病のある人など全ての人々の健康増進に必要な健康と福祉およびスポーツに関する深い技術を身につけることが出来ます。
中学校・高等学校の保健体育科教諭、特別支援学校教諭、養護教諭の免許状を取得し、教育の現場で運動障害救急法、体力・身体組成測定法等を実践、心身の健康をサポートできる人材を養成する「健康教育モデル」、介護福祉士、社会福祉士、高等学校の福祉科教諭として一般的な福祉の学びに加えて、レクリエーション、障がい者スポーツ、コミュニケーション技術など幅広く学び、福祉の現場で健康の維持・増進ができる人材を養成する「健康福祉モデル」があります。各モデルを超えての履修、資格の取得も積極的に支援しています。
４年間を通して、人間性の豊かさと健康福祉の実践力を備えた人材を育成しています。

運動・スポーツの経験を活かし、健康づくりやスポーツの現場で活躍できる「運動・スポーツ」と「食・栄養」の専門家を育成する３つの履修モデルがあります。
子どもから高齢者、すべての人の健康増進や病気療養中の人へのサポートに必要な運動と栄養の指導ができる人材を養成する「健康栄養モデル」、アスリートの競技力向上のため競技種目に適した身体づくりやトレーニング・試合に応じた適切な栄養摂取を指導するスポーツ栄養士、あるいはプロ・実業団のトレーナー・コーチを養成する「スポーツ栄養モデル」、指導者と連携を取りながら栄養指導ができる栄養士・栄養教諭、あるいは栄養指導の実践力を持った保健体育科教諭を養成する「学校栄養モデル」があります。
「スポーツ・運動」と「栄養」の両方を学ぶ学科としては東北地区唯一※です。

※文部科学省HPより

スポーツ現場におけるスポーツ情報の戦略的な活用およびスポーツ情報の迅速かつ効果的な収集、分析・加工、伝達等、スポーツ情報に関する深い知識と技術、円滑な人間関係を身につけ、社会に貢献する人材を養成する２つの履修モデルがあります。
新聞やテレビなどのマスメディアに関わるジャーナリスト、報道スタッフ、レポーター、カメラマンを目指す「スポーツマスメディアモデル」、国際大会などを舞台にスポーツ情報を取扱うスポーツ情報スタッフ、ゲーム・パフォーマンスのデータを分析するスポーツアナリスト、各種スポーツ団体や行政（地方公共団体）などで広報に従事するスタッフ、宣伝広告関係スタッフを目指す「スポーツ情報戦略モデル」があります。
スポーツの世界のみならず、一般企業での広報スタッフや営業戦略部門のスタッフ、情報を扱うことに精通した保健体育科教諭として活躍できる人材になることが出来ます。

日本の伝統文化である武道を応用し、「知・徳・体」を備えた人材、武道に関する知識と技術について、その基礎から応用展開まで幅広く身につけた、武道の指導者および実践者として社会に貢献できる人間を育成する２つの履修モデルがあります。
各武道の目的や技法、武道の歴史やルール（方法論）、最新の指導論などの学問のみならず、護身等の安全教育や武道の精神の則った道徳教育も指導できる保健体育科教諭であり武道の指導者を養成する「武道教育モデル」、社会の安全・安心を護るために用いられる武道を応用した護衛技術や、警備警護分野で必要な社会制度・法体系等の専門知識を学ぶとともに、相手に対する礼や思いやりなど豊かな人間性を兼ね備えた公安系公務員（警察官、消防士、刑務官など）、あるいは警備会社中堅幹部候補を養成する「武道の応用展開モデル」があります。

幼児期の子どもの運動遊びの支援・助長に関する知識と感性を理論的・実践的に学ぶことを通して、子どもの発育発達に係る能力を身につけ、幼稚園教諭、保育士、保育教諭、幼児体育指導員、ジュニアスポーツ指導員を目指します。
「体育学」と「教育学・保育学」の２つの視点を融合したハイブリッドな学びである幼少年体育論、子どもと発育、子どもとリズム表現など、体育大学ならではの学修が出来ます。
少人数クラスの導入により、学生が主体的に参加することができるアクティブ・ラーニングの手法を取り入れた教育を展開しており、多彩な分野の教員スタッフが学生一人ひとりをサポートしながら進路達成に向けて一緒に課題解決を目指します。