福山平成大学の学部・学科紹介

「経済学」は、社会全体の大きな視点から、企業や消費者、政府の行動によって、お金や商品がどのように循環するのかを数学モデル等を用いて解明する、抽象的で理論的な学問ですが、「経営学」は具体的に、企業をうまく運営する方法を、実際の事例から考える実践的な学問です。「どんな商品を作って売るのか？」「働くやる気を引き出すには？」「経理事務の仕方」など、就職すれば必要となる知識に直結します。
本学の経営学科では、企業や地域社会が直面している課題の解決に取り組み、社会の発展に貢献するビジネスパーソンや産業人を育成します。実学の重視と基礎教育の充実とともに、社会に活かせる資格の取得も後押しし、時代と社会のニーズに合わせたICT教育(情報通信技術) に力を入れています。

●理論と実践で育む必要とされる確かな力
社会で必要とされる経営学・会計学・情報学等の理論を体系的に学習。また、地元企業へのインターンシップや企業訪問、経営者の方を招いた講義など実践の機会を通して、理論と実践をバランスよく学びます。

●トレンドを取り入れた先進的で柔軟な学び
大企業だけでなく、中小企業も積極的に世界に進出する時代になりました。常に最新の情報をキャッチし豊かな発想で道を切り拓くことができる、ローカル&グローバルな視点を養う学びを取り入れています。

●資格取得に直結する授業と充実のサポート
様々な資格試験に直結する授業を用意しています。大学教育センターによる「受験料補助」「合格奨励金」などとのの支援制度と合わせ、自分自身を高め、就職活動や将来に生かすことができる資格の取得をサポートします。

＜目指せる資格・免許＞
・日商簿記検定　・マネジメント検定（経営学検定）　・秘書技能検定　・ビジネス実務マナー検定
・日商リテールマーケティング（販売士）検定　・MOS（Microsoft Office Specialist）
・電子会計実務検定　・ビジネス会計検定　・ICTプロフィシェンシー検定（P検）
・ITパスポート試験　・情報セキュリティマネジメント試験　・TOIEC(R)
・証券外務員　・高等学校教諭一種免許状（商業）

5つの専門分野を学んで、幅広く活躍できるビジネスパーソンに。
①経営…組織の運営に求められる経営組織・経営戦略、マーケティングなどの経営学に関する基本的・専門的知識を身につけます。
②会計…会社の財産がどのくらいあるのか、今年はいくら儲かったのかなど、会社の状況を貨幣額で「丸見え化」する方法を学びます。
③情報…これからのデジタル社会で求められる、様々な情報やデータの本質の捉え、それらを企業経営に活用する力を身につけます。
④グローバル…ビジネス外国語の学習、海外研修を行い、産業界が求めるグローバル人材を育成します。
⑤キャリア…社会で活躍するために求められる基礎的な文章力、読解力、コミュニケーション能力などを身につけます。

「こんなビジネスパーソンになりたい！」という、目指すキャリアに合わせて選べる3つの「履修モデル」とは？

●証券・銀行・保険会社、一般企業勤務、公務員を目指すあなたに。
「スタンダード経営履修モデル」
企業で働くために必要な経営の専門知識を学びます。

●銀行、会計事務所、商農工団体、一般企業の経理部門を目指すあなたに。
「会計履修モデル」
金融機関や企業の経理スペシャリストとしての専門知識を学びます。

●専門商社、情報・通信関連企業、旅行代理店、一般企業の海外部門を目指すあなたに。
「グローバル経営履修モデル」
国際社会で働く上での知識やスキルを身につけます。

さらに、資格取得や大学院進学などの具体的な目標を持ち、より積極的な夢実現に向かって学習する学生に対して、体験型学習も実施。
たとえば、基礎演習Ⅰ・Ⅱでは全員で仮想の株式会社を設立し、大学祭への模擬店出店を通じて、実際の経営体験や、地域の中小企業を訪問し、企業が抱える問題の解決策を提案するなどの、経営に関するスキル向上を目指します。

福祉健康学部は「福祉学科」「こども学科」「健康スポーツ科学科」の3つの学科から構成されています。それぞれの分野において、人々の心身共に健やかな暮らしを専門的な知識や技術を使って実現させることを目指します。

【福祉学科】
一人ひとりが目指す職業に合わせて選べる高度専門科目と必要な資格取得のためのサポート体制が整っています。徹底した少人数制のもと、人に寄り添い支える力をしっかりと養います。

●目指す将来像に合わせて選択可能な学び
目指すキャリアに合わせて選べる資格とカリキュラムを用意。「社会福祉士」と「介護福祉士」の国家試験受験資格の取得が目指せます。さらにソーシャルワーカーとしての専門性を高めるためにさまざまな高度専門科目群を配置。福祉専門職としてのキャリアを広げることができます。

●少人数教育で学びを深める4年間
県下の私立大学では有数の少人数教育を行っています。担任制で手厚いサポートを徹底し、1年次から少人数ゼミに所属し専門性と共に人間力も身につけていきます。

●一人ひとりのキャリアにつながる国家試験対策
きめ細かな国家試験対策を展開しています。WEBシステムによる模擬試験や外部講師による特別講義、本学科教員による日常的な国家試験支援体制を活用し、万全な状態で試験に挑むことができます。

＜取得を目指せる資格・免許＞
・社会福祉士（国家試験受験資格） ・介護福祉士（国家試験受験資格） ・高等学校教諭一種免許状(福祉) 　・福祉用具専門相談員
・社会福祉主事（任用資格）　・児童指導員（任用資格）

＜取得を推奨する資格＞
・福祉住環境コーディネーター　・医療福祉英語検定


【こども学科】
保育・教育の現場で喜ばれる確かな力量をもった保育士・幼稚園教諭・小学校教諭を育成。
表現力・創造力・ICT活用力育成に重点を置き、確かな理論と実路感覚を養います。

●現場主義・実践主義
現場に近い環境での模擬授業や近隣保幼園施設や学校との交流授業などを通して実践感覚を養います。

●少人数制によるアットホーム＆徹底指導
学生と教員の距離が近く、家族のような雰囲気が魅力。
少人数制を活かし、懇切丁寧で徹底した指導によって理論的にも実践的にも鍛えていきます。

●新時代に求められる3つの能力を重点指導
GIGAスクール構想、ICT、プログラミング、英語教育など、新時代の教育現場に対応した授業を用意しています。
また、逞しい「表現力」「創造力」を獲得するため、「習熟度別ピアノレッスン」や「演劇」「出前ペープサート」「デジタル絵本」などに力を入れています。

＜取得を目指せる資格・免許＞
・保育士資格（国家資格）　・幼稚園教諭一種免許状　・小学校教諭一種免許状　・准学校心理士


【健康スポーツ科学科】
運動やスポーツを生活に取り入れ、健康の維持・促進を図っていく専門指導者を育成します。
自ら運動やスポーツを実践することで、問題点の発見および解決能力を身につけます。
トレーニングやリハビリテーションについても学び、幅広い領域で活躍できる知識と技術を修得します。

●医学と科学の知識を持つ頼れる指導者へ
最新のスポーツ医科学に基づいたトレーニングやリハビリテーションを実践的に学びます。
ケガやオーバートレーニングに対する知識をしっかりと身につけ、科学的・医学的根拠に基づいた指導ができる人材を養成します。

●スポーツ分野で活かせる技術を身につける
自身もスポーツを究めることで、各スポーツ分野で活躍できる確かな資質を養い、パフォーマンス向上に役立つ本物の技術を身につけます。
本学科の在学生や卒業生の多くが、さまざまなスポーツ分野で学びを活かし活躍しています。

●心も磨き信頼される教員を目指す
中学校・高等学校教諭（保健体育）と養護教諭の免許の取得を目指せます。
自ら身体と心を鍛え、スポーツの役割や面白さを伝えることができ、総合力と人間力を兼ね備えた教員の養成を目指します。

＜取得を目指せる資格・免許＞
・中学校教諭一種免許状（保健体育） ・高等学校教諭一種免許状（保健体育） ・養護教諭一種免許状 　・健康運動実践指導者
・トレーニング指導者（JATI-ATI)　 ・日本スポーツ協会資格（競技別指導員、競技別コーチ、アスレティック・トレーナー、スポーツ・プログラマー、ジュニア・スポーツ指導員） ・スポーツ施設管理士（日本スポーツ施設管理協会） ・バレーボールC級公認審判員
・サッカー4級審判員

日々アップデートする医療業界では、ニーズに沿った的確な看護が常に求められます。同時に、対象者に寄り添い心の通った看護も欠かすことはできません。
本学の看護学部では、豊かな人間性と看護における高度な専門性を養うためのカリキュラムを用意。実践的な学びを提供できるよう担当教員と臨床指導者がきめ細かな実習指導も実施。さまざまな医療機関で臨地実習を展開し、優れた看護を実践できる看護師や保健師、養護教諭など看護現場の未来を担う人材の育成に取り組んでいます。

●的確な看護力を養う実践的な学びの体制
一人ひとりにとって最適な看護の実践を目標に、専門知識や技術を理解し判断力、実践力を習得します。的確な看護援助活動ができる人材となり、人々の健康と社会福祉に貢献することを目指します。

●「こころ」に寄り添える思いやりのある人材に
コミュニケーション技術を身につけることで、対象者への理解を深め、理想的な援助的人間関係を築くことができます。
「からだ」だけでなく「こころ」の看護も志す、優しさと思いやりの心を持った人材の育成を目指します。

●地域との関わりをとおして「みんなの健康」を支える
地域保健活動や介護予防の活動実践、介護保険事業計画、フォローアップなどに積極的に携わることで、自身の実践力やコミュニケーション力を養いながら、乳幼児期から老年期までの心身の健康レベルを向上させることに寄与します。

●さまざまなキャリアを目指せる柔軟な学びを展開
社会のニーズに合わせて活躍できるよう、看護師だけでなく保健師の国家試験受験資格や、養護教諭の免許状なども目指すことができ、思う存分看護学の修得に励むことができる充実した設備環境やサポート体制を整えています。

＜取得を目指せる資格・免許＞
国家試験受験資格：・看護師　・保健師（選択選考で取得可能）
免許状：・養護教諭一種免許状　・高等学校教諭一種免許状(看護・保健)　・中学校教諭一種免許状(保健)
本人の申請により取得（※保健師免許取得後）：・養護教諭二種免許状　・第一種衛生管理者免許状

本学の体系的なカリキュラムでは、1年次から少人数のゼミに分かれた個別指導も行っています。
臨地実習先のほとんどは本学から半径10km以内に位置し、通いやすいこともメリット。
4年間をとおして知識や技術と同時に豊かな人間性と専門性を養っていきます。

1年次【基本理論と人・体・心・食の知識を身につける】
1年次では、学習に必要な「聴く、話す、読む、書く」の4つの力を身につけたり、将来の職業選択に役立つ資格保持教員からの講義などを行っています。

2年次【対象者との接し方や立場を考えた看護を実践】
「治療援助学」では、医師が行う治療や処置を看護師として補助する技術を学びます。

3年次【自分の専門を目指し臨地実習で経験を積む】
成人、老年、小児、在宅などの領域に分かれて病院などでの臨地実習が始まり、実際に患者さんを受け持ちながら看護を学びます。

4年次【専門性を究めて将来目標を定める】
これまでの学びや実習での成長をふまえて卒業後の進路を決め、そこに向かってさらに専門性を深めながら、必要な資格取得を目指します。多くの卒業生がインターンシップなどを利用して就職先を決定しています。

＜免許取得後の進路＞
・病院などの医療機関、保健所・保健センター、訪問介護ステーション、福祉施設で看護保健活動を行います。
・小・中・高等学校で養護教諭として児童・生徒・職員の健康を管理します。中・高等学校で保健教諭として保健の授業を担当します。高等学校看護科・看護専攻科の教諭になります。
・一般企業で衛生管理者として社員の健康を管理します。
・官公庁で保健衛生行政へ参画します。
・看護教育教員や研究者を目指し、大学院へ進学します。
・妊娠・分娩・育児を安全で自然な営みとして支援するための高度な知識と技術を身につけ、全ての女性の母性を健全に育成する役割を果たす助産師を目指し、助産学専攻科へ進学します。

県内外を問わず、実習施設、大学病院、公立病院などで活躍できます。専門性を磨くため、助産学専攻科や大学院に進学する学生も多数います。