広島女学院大学の学部・学科紹介

人文学部は、「国際英語学科」と「日本文化学科」の2学科構成です。英語・日本語の言語とその文化や文学、思想を深く学び、柔軟な思考力・表現力を養います。英語・日本語の高い言語運用能力の修得をはじめ、フィールドワークや地域連携、海外研修、インターンシップなどの体験的学修を通して行動力や実践力を身につけます。国際的視野を持って地域やグローバル社会に貢献できる人材を育成します。
◆国際英語学科◆
少人数クラスによる英語教育や、定期的な個別英語指導、留学などを通して国際共通語としての英語力を磨きます。さらに、英語を通して各地の多様な文化を学び、多文化理解と国際的視野に立った行動力を修得。また、キャリア・スタディ・プログラムを通して、１年次から将来のキャリアを意識して知識面・技術面の両方をバランスよく伸ばし、地域「広島」を意識した地域連携的な活動に、仲間や地元企業・団体と協働的かつ実践的に取り組むことで自己とキャリアを見つめます。
◆日本文化学科◆
国内フィールドワークや日本の文化を伝える英語の授業を通し、日本文化を体験的に学び、その魅力を国内外に発信する力を育てます。また、時事問題に関する語彙や文章に触れながら、社会を読み解く力を養うと共に、卒業後を見据えた業界研究、発声トレーニングなどを通し、社会人としてのコミュニケーション能力を磨きます。教員採用試験合格に向け、古文・漢文の授業の他にも毎週、教職教養・古典の勉強会を実施。教員採用試験模試を複数回行うなど、万全のサポート体制も整っています。

人間生活学部は「生活デザイン学科」、「管理栄養学科」、「児童教育学科」の3学科構成です。人々の暮らしを、そして自らのキャリアを豊かなものにするために、生活に根ざした各分野の専門技術を学びます。各学科では専門分野の資格を取得し、建築士、インテリアコーディネーター、学芸員、中・高校教諭（家庭）、管理栄養士、栄養教諭、小学校教諭、幼稚園教諭、保育士などの専門職をめざします。女性としての感性と創造性を発揮し、高い倫理観と社会貢献の精神を備えた人材を育成します。
◆生活デザイン学科◆
4つのデザイン(生活プロデュース、被服・ファッション、インテリア・住居・建築、地域文化・環境)について実践的に、広く学ぶことも、深く学ぶこともできます。生活を豊かにするデザインや仕組みを知り、よりよい提案をするための専門技術や生活をマネジメントする力を身につけ、その上で、地域の活性化、豊かな文化的生活を提案します。特に実習やフィールドワークによる学びが充実しており、地域連携・産学協働の実践を交えた作品づくりや企画立案できることが特徴です。
◆管理栄養学科◆
管理栄養士として医療・福祉・食育・健康増進・スポーツなどさまざまな専門領域に対応できる知識や技能を身につけ、対象者に合わせた栄養・健康管理法を学びます。また、実際の食事や食行動に対する改善策を考える力を養います。倫理観をもって栄養改善活動を実践し、社会に貢献できる食と健康の専門家を育成します。地域でのボランティアや食育イベントへの参加、企業や自治体と連携して行うレシピ開発など、地域の健康支援に寄与できるようさまざまな取り組みを実施しています。
◆児童教育学科◆
乳幼児期から学童期までの子どもの発達と教育を学びます。保幼小の接続を考慮し、連続した子どもの育ちを重視するカリキュラムを展開することで、子どもと保護者の心に寄りそい、伝えあう保育者・教育者をめざします。学科独自の課外プログラムである「子どもチャレンジラボ」で地域・社会とつながるボランティア活動を実施し、保育・教育現場ですぐに活かせる実践力、コミュニケーション力を養います。小学校教諭・幼稚園教諭の免許、保育士資格の学びを選択できるよう、「幼児教育コース」と「児童教育コース」の2コースを設けています。