日本国際工科専門学校の学部・学科紹介

IT技術者に求められるスキルは年々高度になっています。例えば新しいネットサービスを実現するためには、さまざまなデータを通信させ、データをデータベースに格納し検索するような機能が必要です。それを作りだすためには、まずシステム全体を設計し、次にプログラミングを行います。プログラミングのスキルに加えて、ネットワークやデータベースの知識とスキル、さらにサーバを構築して運用するスキルも必要です。高度情報処理科は、このような「設計」、「開発」そして「運用」の３プロセスの知識とスキルを身につけたハイレベルなIT技術者を育成するカリキュラムを実施しています。

また、３年間の在学期間を活かし、ハイレベルなIT資格取得を目指します。特に重視する基本情報技術者試験は１年生前期から資格対策をスタートし、1年次での合格を目標とします。その後は応用情報技術者試験や、プログラミング、ネットワーク分野の資格取得を目指し、就職活動の大きな武器にします。

IT分野は技術の進歩が早く、変化が激しいことが特徴です。現在使われている技術を表面的に学んでも、すぐに時代遅れになってしまうため、常に知識をアップデートしていく必要があります。そこで高度情報処理科は「変わらないこと」つまりITの本質的な理論を理解し、後のアップデートの基礎を固めることを重視しています。プログラミング教育では、多くの言語を学ぶことでプログラミングの本質を理解するカリキュラムを用意しています。