鈴鹿医療科学大学 私立大学
物理を活かして人を支える診療放射線技師を目指す
- 学部選択
- 入試対策
- 学生生活
- 卒業後のキャリア

保健衛生学部 放射線技術科学科 3年生
小保方 佑香 さん
出身校
- 静岡県立浜松湖東高等学校
入試方式
- 学校推薦型
KEYWORD
- #診療放射線技師
- #医療
- #医療技術学
- #国家資格
- #国家試験
- #在学生
- #入試対策
- #学校推薦型選抜
- #学生生活

もともと物理や数学が好きだったため、高校時代は主にそれらの科目に力を入れて勉強していました。そのことが、大学入試や入学後の学習に大いに役立っています。
また、高校生活において、学業以外に部活動にも熱心に取り組んでいました。演劇部の副部長を務め、より良いものを作り出すために、部員同士で意見を交わす機会を多く設けるように意識していました。その中で、意見の対立が生じた際には、声掛けの仕方を工夫したり、多くの人が納得できる方法を考えるなど、俯瞰的かつ多角的な視点で行動するよう心がけました。こうした経験は、チームワークやコミュニケーション能力を高める上で非常に重要だったと感じています。

鈴鹿医療科学大学を志望した理由は、物理を活用しながら人と直接関わることができる職業である診療放射線技師として、多くの人々の健康や治療に貢献したいと考えたからです。この大学に放射線技術科学科があると知り、オープンキャンパスに参加しました。その際の先輩方の雰囲気や先生方の熱心な指導に感銘を受け、ここで学びたいという志望意欲が高まりました。自分と同じ高校出身の先輩方が多く入学していることや、鈴鹿医療科学大学の卒業生の多くが地元で就職し、地域貢献していることも、進学の大きな決め手となりました。
受験の際は、高校時代に注力していた物理と数学の2科目を選択しました。オープンキャンパスにて入手した過去問に目を通して傾向を確認・把握したうえで、受験対策用のワークブックなどを活用して苦手な部分を克服しました。加えて、ワークブックだけでは理解が不充分なところについては、先生に質問してどんな問題にも対応できるように入念な準備をしました。

入学後、特に印象に残っている講義は「放射線治療技術学」です。最初は苦手意識があったものの、先生のわかりやすい説明のおかげで、病気や治療法について、気づけば苦手と思うことなく、前向きな気持ちで学ぶことができました。配布されたプリントでは重要な情報が整理されており、自宅での学習にも役立っています。そのほかにも、学内実習では機器の使い方や接遇のポイントを学びました。特に、接遇については何度も実践する機会があったため、病院での実習でも、緊張せずに患者さんと接することができました。
将来は、装置の原理を理解し、より綺麗な画像を撮影できる診療放射線技師になりたいと考えています。患者さんが楽に検査を受けられるよう、ポジショニングや声掛けに工夫を凝らし、寄り添った対応ができる技師を目指して、これからも努力を続けていきます。
専攻分野(学問/職種)
- 医学・歯学・薬学・看護・リハビリ
- 医療・歯科・看護・リハビリ
多くの人々を助けられるような臨床検査技師を目指して
- 学部選択
- 入試対策
- 学生生活
- 卒業後のキャリア

保健衛生学部 医療栄養学科 臨床検査学専攻(※令和5年度より現在は臨床検査学科に改組) 3年生(取材当時)
西尾 丈丸 さん
出身校
- 長野県赤穂高等学校
入試方式
- 学校推薦型
KEYWORD
- #臨床検査技師
- #医療
- #医療技術学
- #国家資格
- #国家試験
- #在学生
- #入試対策
- #学校推薦型選抜
- #学生生活

高校時代はバレーボール部に所属し、部長としてチームを引っ張っていました。練習メニューの作成やチームの雰囲気づくりに努め、周囲をよく観察し、考え、行動する力を養いました。中学生のときから始めたバレーボールという競技を通じて、感謝や思いやりの心も培われ、チームワークの重要性を学ぶことができました。
部活動のほかにも、生徒会活動にも尽力していました。コロナ禍で伝統的な行事である文化祭の開催が危ぶまれる中、生徒会副会長として実現可能な企画を立案し、実行にこぎつけました。この活動を通じて、協働の大切さや計画を立てて遂行する力を身につけることができました。これらの経験は、リーダーシップの獲得や人間関係構築、ひいてはチーム医療で必要なスキルを育むために欠かせないものだったと感じています。

鈴鹿医療科学大学を志望した理由は、かねてより医療に携わりたいという想いがあったからです。中学生のときに行った職場体験で臨床検査技師の存在を知り、興味を持ちました。また、鈴鹿医療科学大学は国家試験の合格率が高いと高校の先生に聞いたため、夏のオープンキャンパスに参加しました。その際、手厚いサポート体制が整っていることや自然に囲まれた大学の雰囲気に惹かれ、志望を決意しました。
入試は、学校推薦型選抜の基礎テスト方式を出願し、臨床検査技師として入学後、重要となる科目の生物基礎と化学基礎にしぼって受験対策を行いました。まずは各科目の領域や単元における自身の理解度を分析し、理解が不十分な箇所を重点的に勉強しました。そして、自分だけでは理解が及ばなかったところについては、高校の先生にお教えいただき、理解を曖昧なままにしないように心がけました。

大学に入学してから特に印象に残っている授業は「医療人底力教育」です。この授業では、臨床検査、放射線、理学療法、看護など異なる学科の学生と少人数グループを組み、救急救命や介護などをテーマに、チーム医療を実際に体験し、みんなで課題解決に取り組みました。この授業を通じて、医療人に求められる基本的な技能や知識を学び、他学科の学生とのコミュニケーションも深めることができました。
ほかにも、「生理機能検査学実習」という授業では、心電図検査、脳波検査、呼吸機能検査など10種類の検査項目について、少人数のグループに分かれて実習を行います。手技の練習をするのと同時に、環境や被験者の状態を変化させたときにどのような結果が得られるかについて、自分達で考えて実践します。この授業を通して、実際の現場でも起こりうるハプニングやトラブルへの対応方法について、考える力を養うことができました。
将来は、血液検査や尿検査等を迅速かつ正確に測定でき、患者さんに寄り添った臨床検査技師になるために国家試験に向けて、日々勉強や実習に取り組んでいます。さらに、遺伝性疾患について関心があるため、最終的には遺伝性疾患の原因解明に貢献できる臨床検査技師になれるよう、認定資格である「遺伝子分析科学認定士」の取得も視野に入れて勉強に励んでいます。
これからも努力を怠ることなく、夢の実現に向かって精進していきます。
専攻分野(学問/職種)
- 医学・歯学・薬学・看護・リハビリ
- 医療・歯科・看護・リハビリ
- 学校No.2273