あいち福祉医療専門学校の学部・学科紹介

作業療法学科は、患者さまの心に寄り添える作業療法士を育成することが目標です。身体・精神・高齢者の各分野における幅広い種別の医療現場で、自立と健康を担うプロをめざします。
体験を重視した3年間のカリキュラム編成で資格取得をしっかりとサポート。ロールプレイングや実習などを通して問題解決能力を養います。各年次で実施する地域作業療法学実習は、病院だけでなく施設や地域のサービスなどの社会資源について、幅広い視野を広げられる機会です。急性期・回復期・維持期・終末期の各段階・分野で実習を受けながら、チーム医療の現場を体験します。実習後は、現場で学んだことをより深く理解するための実習報告会を開催。報告書の発表で成果や反省点を話し合い、知識や感動を共有します。
また、今の医療現場に即した丁寧かつ実践的な指導も特徴です。現役の医師や作業療法士を講師に迎えて臨床における生の声を伝えるほか、医療従事者として必要な基礎力を養うため、理解が深まるまで繰り返し指導します。基礎が固まったら段階的に予習、復習を展開し、学んだことを着実に習得するために総合学習論を導入しています。さらに医療関係者のための医療情報総合Webサイト「メディカルオンライン」の活用、タブレット端末を使用した電子テキストでの学習、愛知医科大学での解剖見学実習、AI（人工知能）を活用した「記憶定着システム」など独自の国家試験対策、世界作業療法士連盟（WFOT）の認定校として世界基準の教育内容を展開、多職種連携学習の実践、学術大会への参加などの特色もあります。