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良い素材で良い服をつくる―。繊維素材産地の復興と人手不足解消の決め手に!

■学問大分類:生活・服飾・美容
■学問小分類:服飾・被服学
■提供:上田安子服飾専門学校×播州織関連企業

伝統的な高付加価値素材にフレッシュな感性と先進技術を融合

兵庫県多可郡多可町は、様々な色に染めた糸で柄を織る「先染め」が特徴の播州織の集積地である。高級シャツ等の素材として世界的に有名だが、20世紀前半以降は中国や東南アジアの低価格素材の台頭により苦戦を強いられている。
⽣地素材のオリジナル性や品質が⾼くても、トレンドを反映した服のかたちを通じてアピールできなければ、市場では売れにくい。また産地では、⽣地を作ることができても魅⼒的な服を作ることは難しい。そこで、服飾を学ぶ若者のフレッシュな感性と先進的な技能に注目した。上田安子服飾専門学校では、まず学生達は播州織を理解するため染工場や織屋、加工場などを見学し、製造工程を学ぶ。次にトレンドを分析し、商品企画を立案。企画に合わせてオリジナル生地素材の開発と生産を産地に依頼。完成した生地をベースにプロにはない新鮮な発想でデザイン、パターンメーキング、サンプル生産、縫製工場での量産体制を整えた。

パリコレで世界中のバイヤーから熱い視線!

「播州織に京都丹後ちりめんの絹素材を組み合わせた、新たな生地を生産していただきました。この独創性豊かな生地を用いて、最新トレンドを反映した学生の企画デザインによる商品を製作。パリコレクションに出展すると世界各国のバイヤーから注目を集め、多くの契約が成立したんです」と話すのは、同校の産学官連携担当であり、副校長の福田新之助氏である。
商品はパリコレクション公式展示会「TRANOI」でも高評価を受けている。生地素材から縫製まで全てがMADE IN JAPANという品質の高さだけではなく、他ブランドにはない学生達のオリジナリティー、独自の生地素材が多くのバイヤーの目を引き付けた結果、展示会場内でも上位の売上高を達成することとなった。国内の大規模展示会にも出展され、業界関係者から高い評価を得ると共に、産地・自治体の訴求力強化にもつながった。

多種多様な学科・コース・専攻の学生が腕を磨くプロジェクト

パリコレで好評だったとはいえ、状況が一変するわけではない。産学官連携プロジェクトを継続する中で、素材産地や企業の問題解決へ徐々につながるだろう。福田副校長は素材産地の利益において、国内だけでなく輸出の1%でも貢献できれば幸いだと語る。また素材産地が活気づけば、自ずと産業への従事者は増加し、労働人口減少への歯止めとなるはずとも話された。このプロジェクトは播州織、丹後ちりめんのみでなく、他の素材産地との連携も広がる現在進行形の取り組みであり、プロジェクト規模拡大により、今以上に大きな成果をもたらす可能性もある。
このプロジェクトには、ブランド経営や運営を目指す『ファッション・プロデュース学科』、企画・生産のプロを目指す『トップクリエイター学科』、『ファッションクリエイター学科』、企画・流通・販売のプロを目指す『ファッションビジネス学科』の学生が参加しており、貴重な素材の知識を習得している。

  • 学校No.1956
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