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発酵食品の乳酸菌を研究

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工学部工学科 生命環境科学コース 発酵食品学研究室

担当教員 本田 洋之
学部/学科/コース 工学部 /工学科 /生命環境科学コース 2022年4月工学部改組予定
所在地 <キャンパス> 青森県八戸市妙字大開88-1

このゼミ・研究室の研究テーマ

地域の再生
  • 伝統文化
健康な生活の実現
  • 長寿社会
持続可能な社会の実現
  • 食品ロス
関連キーワード
  • 乳酸菌
  • 発酵食品
  • プロバイオティクス
  • 微生物
  • ヨーグルト

地域の発酵食品に住む乳酸菌の可能性を探っています。

 乳酸菌というとヨーグルトをイメージする人が多いと思います。実際には、乳酸菌は、ヨーグルトだけでなく、ヒトや動物の消化管、植物性の発酵食品など多種多様な場所に生息しています。乳酸菌といっても、ヨーグルトの中にいる乳酸菌と植物由来の乳酸菌は種類が異なります。
 植物由来の乳酸菌は、漬物など塩分が高く栄養が少ない過酷な環境でも生きることができることから、ヒトの消化液(胃酸、胆汁酸)に耐性を持ち有益な生理機能をもたらす「プロバイオティクス」として、保健機能食品等に利用されています。発酵食品は今でこそ「健康」のイメージがありますが、かつては寒い冬を乗り越えるために先人たちの知恵によって作られた「保存食」でした。東北の冬は長く厳しいことから、さまざまな漬物が作られてきました。
 しかし、現代は社会の変化や物流の発達などにより、全国どこでも同じ食品を食べられる「食の均一化」が進み、地域性のある料理が家庭で食べられなくなりつつあります。八戸工業大学工学部生命環境科学コースの発酵食品学研究室では、そのような地域の発酵食品に生息する乳酸菌の探索とその機能の解析を行っています。

 青森県の伝統的な発酵食品をいくつか紹介します。津軽地域には「すしこ」という漬物があります。これは、もち米、シソ、キャベツ、キュウリなどを混ぜた漬物です。漬物と言えば、有名なのは糠漬け、高菜漬けといった野菜の漬物ですが、全国を見渡しても、「米の漬物」というのは珍しいものです。一部の「すしこ」を調べてみると、乳酸菌と思われる微生物が1グラムあたり一千万個も生きていることが分かってきました。さらに、それらの乳酸菌において、ヒトの消化液で生き残る能力、すなわち胃液中の低pH 環境、腸液中における胆汁酸、種々の消化酵素に対する強さを調べました。
 その結果、ラクチプランチバチルス・プランタラムという強い乳酸菌を見つけ出すことに成功しました。一般的に乳酸菌の産生する菌体外多糖(EPS)には、ビフィズス菌の生育促進効果や、ヒトの免疫機能への寄与が分かってきており、現在このような植物由来の乳酸菌が持つEPSの性質について解析を進めています。

 青森県十和田市の一部地域では、納豆に類似した発酵食品「ごど」が食べられています。かつては家庭で納豆が作られており、その際に納豆の出来が悪く糸を引かないことがありました。そのような大豆を利用して、米麹と塩を混ぜ、1週間ほど低温で発酵させて作られたのが「ごど」です。
 冬から春にかけて作られ食べられている「ごど」には、地域によりさまざまな種類があるとされています。「ごど」は、作る家庭によってレシピが異なり、菌の数や種類も違うことが分かってきました。その作り方と菌の関係性などを調べることで、保存期間(賞味期限)の長い「ごど」を作ることも可能になります。一方で、「ごど」のような郷土料理は、貴重な微生物資源としての可能性を秘めているものの、徐々に地域で受け継ぐ人が少なくなっており、将来的に失われてしまう恐れがあります。「ごど」には酸味があることから、乳酸菌による発酵が起こっていると推測されていました。
 そこで、地域のご家庭から「ごど」を分けていただき、生息する乳酸菌の分離・保存を行っています。その中には、まだ知られていない乳酸菌が存在する可能性があり、そんな乳酸菌の未知の可能性を明らかにし、健康長寿に役立つ菌を発見したいと考えています。

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AI(人工知能)の手法と精神医学やソーシャルメディア分析への応用に関する研究を展開

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工学部 システム情報工学科  島内研究室

担当教員 島内 宏和
学部/学科/コース 工学部 /システム情報工学科 /システム情報工学コース  2022年4月工学部改組予定
所在地 <キャンパス> 青森県八戸市妙字大開88-1

このゼミ・研究室の研究テーマ

技術の革新
  • AI(人工知能)
  • ビッグデータ
  • ソーシャルメディア
関連キーワード
  • AI(人工知能)
  • ビッグデータ
  • ソーシャルメディア

AIの新たな手法の構築と、精神医学やソーシャルメディア分析への応用について研究を進めています。

最近、AI(人工知能)に関するニュースを頻繁に耳にするようになりました。AIの要素技術の一つとして、機械学習があります。機械学習を用いることで、データの中に潜む規則を見出し、予測のためのモデルを構築することなどが可能となります。中でも、深層学習は近年飛躍的に発展し、その医療や金融など様々な分野における活用が急速に広がっています。
 本研究室では、AIの新たな手法の構築について研究を進めるとともに、精神医学や地域における課題をAIにより分析する研究に取り組んでいます。AIの手法としては、深層学習を安定化するための技術や、異常値と呼ばれるデータ内における他の値から大きく外れた値を検出するための手法について研究を進めています。また、AIの応用に関する研究としては、子供の自閉症に関する知識発見や、ソーシャルメディアにおける八戸の話題の分析に、卒業研究生らとともに取り組んできました。
本研究室では、卒業研究を通じAIの素養を持ったエンジニアを養成することを目指しています。AIを用いて、社会や地域に関する課題の分析に取り組んでみたい皆さんを歓迎します。

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暮らしのあり方や豊かさについて空間デザインから研究

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感性デザイン学部 創生デザイン学科 宇野研究室

担当教員 宇野 あずさ
学部/学科/コース 感性デザイン学部 /感性デザイン学科 2022年4月学科名称変更予定
所在地 <キャンパス> 青森県八戸市妙字大開88-1

このゼミ・研究室の研究テーマ

地域の再生
  • 地域の活性化
  • 伝統文化
  • 歴史的遺産
質の高い人生の実現
  • 文学・芸術
関連キーワード
  • 空間デザイン
  • コミュニケーション
  • 表現
  • サスティナブル

生活や社会を見つめながら人と環境の関わりをデザインの視点から考えます

私たちは家庭やまち、社会、自然など様々な環境の中で過ごしています。普段の生活の中で人と環境とがどのように関わっているのかについて考えてみると、そこにはルールや慣習など目に見えない様々な関係性を見出すことができます。それは人と環境との関わりを長く維持していくために重要です。しかし、あらゆる価値観の転換に迫られている昨今において、快適で便利な環境さえあれば自動的に豊かな生活がそこにあるというものではありません。私たちの生活とそれを支える環境との関係性を見直し、サスティナブルな社会を作ることが急務となっています。そのためには身の回りの環境に手を加え、そのプロセスの中で私たちの考え方や価値観を少しずつ変えていくことで、豊かな生活が実現できると考えます。
本研究室では、人やモノ、テクノロジーの変化や社会の動向など私たちの生活環境を形づくる要素を手がかりに、人の知覚や体験に働きかけながら生活の質を向上することを目指す空間のあり方や可能性について「空間デザイン」の観点から研究しています。具体的には、情報を伝える表現の原点となるコミュニケーションを起点に、物事の観察の仕方やプロトタイプの作り方などの思索方法から、人と人を繋ぐメディアや造形表現の研究、展覧会の運営といった物事を動かす仕組みを探究する社会活動にまで至ります。パーソナルな制作行為を人や社会との関わりにまで拡張していき、パブリックなシーンに応用可能な実践を重視して活動しています。
環境変化が激しい中だからこそ、人々の感性を揺れ動かす表現と対話から様々な未来の可能性をデザインし、世の中を渡り歩くための指針となるサスティナブルな思考を育むことを目指します。

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