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AIの思考回路は謎だらけ? その「直感」を読み解こう!

■学問大分類:情報・通信
■学問小分類:情報工学
■提供:名城大学/情報工学部情報工学科 亀谷由隆准教授

住まいも、都市も、AI化が進んでいる。

朝になったら自動的にカーテンが開き、心地よい音楽が流れ出す。そんな一日の始まりは、現代では普通のことになってきました。多くの家電は音声や遠隔で操作でき、子どもや高齢の親の見守りもカメラ、センサーを使えば可能です。私たちの生活を便利で快適に、安全・安心にしてくれるAI技術。それは、まちづくりにも欠かせないものです。都市とAI(人工知能)が融合するスマートシティ化が進んでいます。

スマートシティとは、ICTやIoTといった先端技術を活用した持続可能な都市のことです。都市自体が一つのAIとして働くことで、生活、環境、経済活動、教育、交通、行政などの分野における活動を最適化します。たとえば、自動車の自動運転や渋滞予知もそう。AIが道路や水道管の老朽化パターンを学習し、劣化箇所を予想・早期発見することもできます。日々進化するAIの判断能力は、いよいよ、人間に近づいてきているようにも思えます。

AIはどのように学び、成長しているのか。

渋滞を回避し、インフラの劣化を防ぐその過程で、AIがどのような計算をしているのか。AIの多くは人間に、どうやって学ぶかという「学習方法」を教えられています。しかし、AI内部で動く情報量は膨大で、データの変換・結合が複雑なこともあり、なぜその答えを導き出したのかを、私たち人間は理解できていません。思考プロセスや答えの根拠は不明。いわば、私たち人間が、経験をもとに無意識に答えを出すように、AIがデータをもとに「これかな?」と直感的に選んだ判断が当たっているような状態です。AIは人間にとってとても不思議な存在なのです。

今後、AIと人間が共存していくためには、AIの思考回路を理解することが必要です。もしも、自動車の自動運転で事故が起きてしまった場合、改善方法がわからないようでは安全面でとても困ります。直感がいくら優れていても、なにを考えているかわからないというのは、ちょっと不安ですよね。

AIを読み解くには、データ分析技術が役立つ。

はたして、AIの謎を解く鍵はあるのでしょうか。名城大学理工学部情報工学科の亀谷由隆准教授は、「データ可視化」「データマイニング」というデータ分析手法を使い、AIの振る舞いを理解する研究を行っています。「データ可視化」「データマイニング」は、膨大なデータの中から人間にとって意味のある情報を取り出すデータ分析手法。生のデータの代わりにAIが分析の対象になります。

最近では、この分野はXAI(eXplainable AI、説明可能なAI)と呼ばれ、急速に発展しています。日本でもXAI技術を取り入れたAIを利用して社会的な課題に取り組む企業が現れています。特に公共性の高い業務や、医療、金融といった結果に公平性が問われる場合は、なぜその結論に至ったか、説明が必要です。AIの考えを一部でも理解できれば、エンジニアにとって新しい世界が拓けることになります。未来の住まいや都市づくりは加速していくでしょう。

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