東北公益文科大学のスペシャルコンテンツ

進学の、その先へ。
なりたい「わたし」を一緒に見つける
進路情報ポータルサイト

地域と深くかかわり、地域の未来を応援する「地域コミュニティの新たな形」

■学問大分類:社会学・マスコミ・観光
■学問小分類:地域社会
■提供:東北公益文科大学

東北公益文科大学の活動が、地方創生の切り札になる!?

少子高齢化や人口減少が急速に進む日本では、地方の衰退が大きな問題となっています。そこで政府は、地方を再び活気づけるため、「地方創生」の取り組みを推進してきました。東北公益文科大学の小関久恵先生は、「持続可能なカタチで新しい地域コミュニティを築くことが大切」と考え、「関係人口」という概念に注目しました。関係人口は、地域と多様に関わる人々のことを指しています。その地域に暮らしていなくても、何かしらのかかわりを持ち、地域づくりに参加していく。このような「社会的なつながり」について、小関先生は研究しています。研究対象は、大学のキャンパスがある酒田市の日向(にっこう)地区。これまで、「日向里café」の運営や「自然体験プログラム」の実施など、地域内外の人がつながる場づくりを進めてきました。これらはいずれも、学生自らがつながりの主体(関係人口)となって、実践的に学び研究している点に特徴があります。

好きや得意を生かし地域づくりに取組む学生活動団体Praxis

そもそもの始まりは、「長期学外学修プログラム」の実施にあります。これは、留学やインターンシップ、フィールドワーク、ボランティアといった社会体験活動を1か月以上経験し、「地域社会が直面する課題にリーダーシップを持って果敢に取り組む人材」を育成することを目的としており、その一つとして、日向地区でのプログラムを毎年実施してきました。学生たちは毎週末、地区の古民家に宿泊。地区での暮らしをまるごと体験しながら地域の魅力を再発見し、「地域資源の利活用アイディア」や「日向の魅力を伝えるための方法」について検討していきます。「プログラムの効果は大きく、新たな活動を生み出しました」と小関先生。プログラムの履修者を中心としたメンバーが学生活動団体「Praxis」(プラクシス。ドイツ語で「実践」)を設立し、プログラムを履修した後も引き続き、学生たちが自分の好きや得意を生かしながら、地域づくりに取り組んでいます。

そこに暮らす人々が、再び地元に誇りを抱けるように――

例えば、行政や企業、地元住民らと協力しながら、廃校になった学校を自分たちでリノベーションして「日向里café」を開設。Praxisが月に一度店長を務めるなど、運営面でもかかわりを持っています。小関ゼミでは、日向里caféを「子育て世代の人にも利用してほしい」と考え、子どもの遊び場「にっこりランド」を企画。「紙コップで雛人形づくり」、「松ぼっくりのクリスマスツリーづくり」を行うなど、地域の資源を活用しながら季節に応じた遊びの場を提供しています。人口減少による深刻な問題として「誇りの空洞化」が指摘されています。大学生が関係人口としてかかわることで、そこに暮らす人々が再び誇りを抱けるよう応援していくことができるかもしれません。今後の研究に関して小関先生は、コロナ禍でますます地域DXが求められる中で「リアルとバーチャルを掛け合わせるなど、時代に合ったつながりも築いていきたい」と語っています。

  • 学校No.1629
  •  

近隣エリアから専門学校をさがす

近隣エリアから専門学校のオープンキャンパスをさがす

資料・願書請求できる学校をさがす