静岡理工科大学のセンパイ紹介

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私大独自の奨学金制度を活用しながら、技術者としての活躍を見据え研究に励んでいます

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4年間で200万円の授業料を給費!返済不要の奨学金制度を活用し余裕ある学生生活

高校生の頃から数学や物理が得意で、典型的な理系生徒だったため、必然的に理工系大学への進学を希望しました。
志望校を探していた際、センター試験(現在の共通テスト)の合計得点率が3教科で60%以上で合格すれば授業料50万円が給費される「給費奨学金制度」が静岡理工科大学にあることを知り、それを狙ってこの大学を受験しました。結果的にこの制度を4年間継続利用*し、4年間で200万円の給費を得られました。授業料に余裕ができたので、アルバイトで貯めたお金はハイブリッドカーの購入に充てることができ、通学は快適かつ低燃費で充実した学生生活につながっています。

*継続条件:在籍学科の成績上位25%以内で年度更新

ロボットだから味わえる 多くの人に使われることの喜び

入学当初は自動車の設計開発に携わりたいと思っていたましたが、学ぶうちにロボットへの興味が沸いてきました。「ロボット工学創造演習」という授業では実際にロボットを設計し製作します。私は、テニスボールやピンポン玉をつかむことができるロボットアームを設計・製作をしました。さまざまな「固さ」のものを掴むため、設計が難しかったのを憶えています。そして、授業の一環としてインターンシップに参加し、実物を目の当たりにした時、本気でロボットに携わりたいと思うようになりました。

ロボットの魅力は、使用される業界の裾野が広いことだと思います。労働人口の減少で、あらゆる工場の省力化に活用されたり、高齢化を背景に医療や介護福祉の現場で活躍する場面が増えたりとさまざまです。そして、それは同時に「自分が作ったものがより多くの人に利用される」ことを意味します。ものづくりに携わる技術者として、それこそがロマンであり自身の幸せになるだろうと思い就職活動にも力が入りました。

開発のメリットを考えながらのロボット研究にやりがい

現在は知能メカトロニクス研究所に所属し、「車いすの自律走行」に関する研究に取り組んでいます。ここでの取り組みは「新たな車いすを作る」のではなく、すでに病院や福祉現場で多く所有されている車いすに「アタッチメントのように取り付けられるものを作る」イメージです。すべての車いすを新しいものに入れ替えるには、相当な費用がかかるはずなので、今あるものに取り付けることでコスト的にもメリットのある開発になると思っています。車いすの性質上、一番に考慮されるべきは安全性。正確に移動させるためのプログラミングや制御は簡単なことではありませんが、大きな達成感を得られる研究ですね。

熱意ある教員のもと、リアルなフィールドで学ぶチャンスに溢れています

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美しい建物は力をくれることを、故郷のランドマークに学びました

中学の時から間取り図や建築物を見ることに面白さを感じていました。そんな折、故郷である岐阜県に図書館や交流センターを備えた「ぎふメディアコスモス」という新しい建築物が完成。高校受験の時やテスト前には毎週のように通うようになりました。この建物が本当に美しく、いつも使っていた馴染みのある場所でありながら、憧れの建造物でもあります。「美しい建物は人間に力を与える」ことに気づかされ、私も将来そういったものに携わることができたらと思い建築学科を志望しました。

実在する街の未来を創るプロジェクトに参加。学びのスケールの大きさは大学ならでは

現在は建築意匠研究室に所属し、「藤枝市における未来のまちづくりプロジェクト」に関わりながら卒業研究を進めています。これは「藤枝旧市街地の活性に繋がる人の回遊空間創出」について、市から研究室に相談があったものです。実在する街の未来を創ることにやりがいや面白さを感じています。授業で取り組んできたことを活かし、リアルなフィールドでチャレンジできることにスケールの大きさを感じます。以前にも、大学が位置する袋井市の防災マップを作り地域に配布する取り組みを行いました。こうして静岡県に実在するものを題材としたプロジェクトに取り組むことができるのは、「県内唯一*の建築学科」という価値の表れでもあると思います。

*「静岡県HP」より

先生たちは親しみやすく、指導力と熱意に溢れています

私が今抱く静岡理工科大学の印象は「先生たちが親身になってくれる大学」です。学生と気さくに接してくれる先生が多い環境は、私にとって相性が良かったと感じています。教授との距離が近いことで、質問も相談も本音で話すことができ、知識の質も高まります。

このような環境の背景には、建築学科のオープンな空間や先生一人あたりの学生数が少ないということがあると思います。先生方に指導力と情熱があるので、課題のレベルや学生のやる気も高いなと感じています。学生全員が、エスキス(設計課題の報告会・相談会)の準備に時間をかけて熱意を伝えるので、中途半端な状態だとあっさり見抜かれてしまうんです。

豊かな未来を実現するための研究に携われることが喜びです

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物理の教員かロボット開発か。悩んだ末に総合的な知識を得られる電気電子工学の道へ

高校時代に一番好きだった科目は物理でした。
そのため、将来の職業に物理の教員を目指すことも考えましたが、ロボット開発をしてみたいという気持ちもあったので、学科選択の際は機械工学、情報学など、どの学科にしようかと迷いました。最終的に、機械・電気・電子・情報処理などを融合させた総合的な知識や技術を修得できる電気電子工学科を選びました。

オープンキャンパスなどで高校生と進路について話すと、情報学部へ進学を希望する生徒と多く出会います。しかし、家電やロボット、ウェアラブル機器などの動きを制御して形のあるものをつくることをイメージしている人など、電気電子を選んだほうが良さそうな人もいますね。

ロボットを思い通りに動かせる技術を楽しみながら体得

入学後、1・2年生のカリキュラムではマイコンを使う実験の授業が多くあります。マイコンとは、コンピュータを制御するための小さなコンピュータのことです。それらを応用して、3年次にはサッカーロボットを作る実験もあります。ざっくりと実験の話をしますと、サッカーロボットを作る際には「マイコンにソースコード(写真のようなプログラム)を入れる」、「通信の設定をする」、「車体に赤外線センサを付ける」等によりボールとの距離を測り、正面にボールがあれば加速してボールを蹴る、ボールが見当たらなかったら車体を回してボールを探すというロボットを作っていきます。

単なる講義形式の学習ではなく、形あるものに触れながら「情報」や「プログラミング」を体感する学びは電気電子工学科ならでは。ものづくりの醍醐味が詰まっているから非常に面白いです。このような技術を講義や実験で身につけた後、更に応用力を求められる卒業研究に取り組んでいきます。

薬の服用管理や誤飲防止にも役立つ無線電力伝送システムを研究中

現在は「ワイヤレス情報通信研究室」に所属し、無線電力伝送システムの研究に携わっています。「置くだけで充電されるスマートフォン充電器」をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。研究により技術が発展した未来には、その電力伝送の範囲を家全体にしてコンセント不要で家電が使えたり、道路から電気を得て電気自動車が走行することが可能となるのです。一方で、電力伝送装置を小型化できれば、錠剤に付ける生体センシングデバイスの給電装置として用いることで、薬の服用管理や誤飲防止が可能です。これらの技術を研究することは、今までにない未来を創ることにつながる。そう信じて研究にやりがいを感じています。

卒業後は大手輸送機器メーカーの関連システム会社に内定しています(2023年3月現在)。就職活動を通して分かったことは、情報系の企業では、電気電子系出身者のような「回路設計やマイコンを理解している技術者」が求められるということ。4年間の経験を通じて電気電子工学科を選択して本当に良かったと感じています。

デジタルアートのさまざまな手法を学ぶと共に、コンテストで技術と知見を磨いています

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デジタルアートへの興味が深まり、情報デザイン学科を選択

幼い頃から絵を描くことが好きだった私は、高校で美術部に所属し絵画を専門的に学びました。大学進学時には、パソコンを用いたデジタルアートに興味を持ち始めたため、その分野を学べる大学を探し、静岡理工科大学の情報学部への進学を決め、2年進級時に情報デザイン学科を選択しました。

入学後のガイダンスで、情報学部の松田崇先生の「藝術工学研究室(現:コミュニケーションデザイン研究室)」では情報技術も用いたヴィジュアルコミュニケーションデザインを研究していることを知り、ますますデジタルに心が惹かれました。

さまざまな手法や技術を修得し、デザインコンテストでも入選するまでに

「3次元デジタル技術」という講義では、これまで2次元の絵で表現していたものを3次元化する手法を、「映像制作」では動画やアニメーションの技術を学び、絵に動きをもたらすさまざまな技術を修得。2次元と3次元では、描く手順も考え方も異なります。デジタルで絵を描く難しさと同時に、色を変えるなどの作業を簡易にできる良さを、実技を通じて学ぶことができました。私が所有するパソコンでも制作が可能なので、バイト先のポップを作るのに活用して社員の方に喜ばれたこともあります。

4年生になり、希望していた松田先生の研究室に入りました。ここでは、これまで学んできた情報学の知識や技術を活かして、世界で一つの、私自身の作品を制作し発表することを1年かけて行います。それだけでなく、外部団体が主催するデザインコンテストへの出場もあり、多くの作品制作を通じて技術を高めていきます。その中で私は、「ふくろいの魅力ポスターコンテスト」で入選を、「静岡新聞広告賞2021」でクリエイティブ部門平金産業賞を受賞することができました。

コンテストで培った「人の想いを汲むものづくり」を活かし、世の中に商品を送り出したい

作品制作は自分が描きたい「こと」・「もの」を描き、シンプルな色使いを好んでいますが、コンテストでは依頼主が求めるデザインをよく理解することを心掛けています。静岡新聞広告賞で賞をいただいた平金産業さんは、マグロから有機肥料や健康食品などの新たな価値を創造している企業です。その事業の魅力を広告でどうPRできるかを考え作品を作りました。この経験から、人が求めることを知るには調査することが欠かせず、またその良さを自分自身が知ることで何を打ち出していくべきか考える大切さを学んだのです。

卒業後は、自動車や電気機器、一般機械など幅広い分野で3D-CADを駆使した設計・開発を行う予定です。さまざまな企業と取引があるため、企業の求めるものづくりの一端を担うことにもなりますが、コンテストでの「人の想いを汲み取る経験」を活かし、そこで発揮していきたいと思います。私が設計したものが世の中に流通する商品の一部として活用されることに喜びを感じながら、ものづくりを続けていきたいです。

就職支援で将来像が明確に。挑戦を続けてキャリアビジョンを描いています

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地元で情報工学が学びたい!学業と趣味、どちらも諦めませんでした

高校時代、友人と街へ遊びに行った際に見たプロジェクションマッピング。それに感動し、一体どうやって出来ているのかを調べていくうちに、プログラミングや情報工学にたどり着き静岡理工科大学に入学しました。大学選びで大切にしたのは「情報工学を地元で学ぶ」ということ。高校時代から所属していた社会人バレーの活動に参加したり、応援しているジュビロ磐田の試合を見たりと、キャンパスライフを送るうえで、学業だけではなく趣味やプライベートもトータルで充実させたいと考えた私にとって、静岡理工科大学は理想的な進学先でした。

日頃の学びを活かして興味のあることは全部やる

入学後は情報学部の学びに注力しながらも、独学でWebページ制作、HTML、ゲーム開発エンジンunity、プログラミング言語Pythonなどにも取り組んできました。卒業までにはパッケージデザインの制作もやってみようと思っていて、学科での学びをベースにさまざまな挑戦ができる環境は自分にピッタリだと感じています。

3年後期からはサービス情報学研究室に所属し、ビッグデータ解析によるトレンドや傾向の分析に取り組んでいます。私は中古車販売サイトからデータを集め、車両価格の決め手となる車種や年式、走行距離といった要素と、提示されている中古車価格の関係性を可視化することを目指しています。

豊富な機会のおかげで、やりがいのある仕事に出会えました

静岡理工科大学では就職活動の時期になると週に2日のペースで企業セミナーが開催されていて、私はほぼすべてに参加しました。多くの企業の話を聞くうちに、システムエンジニアはIT企業だけでなく幅広い業界で必要な人材であり、さらに多岐にわたる業務でニーズがあると分かりました。漠然とした職業像が明確化され、学んだスキルを発揮できる場面のイメージが広がり就職活動を楽しむことができました。こうした機会が学内に当たり前のようにあることも、この大学の就職の強さに繋がっていると感じましたね。
卒業後は化粧品メーカーに就職し、労務管理のシステム化や社内ネットワークの構築など、自社の利便性や効率を情報技術を使って向上させる仕事に挑戦していきます。

大学で取り組むことは自分で選べることばかりです。勉強や就職活動、プライベートも含めて充実した4年間を思い描きながら進路選択するのも良いと思いますよ。

  • 学校No.1602
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