大阪経済大学 私立大学

AI×データ×ICTで未来をデザイン!情報×社会の力で解決を

【情報社会学部 情報社会学科】
■課題解決に挑む学問
総合・教養>>総合科学
■該当するテーマ
技術
SNSのリスクをAIで発見!安全なネット社会をつくる

大阪経済大学の情報社会学部では、「情報」と「社会」の両分野を学び、それらを組み合わせて社会のさまざまな問題を解決することを目指しています。今回は、具体的な研究テーマとアプローチを3つ紹介します。まず1つ目は「SNSデータを解析して子どものトラブルを防ぐ」研究です。スマートフォンの普及により、SNSをきっかけにしたいじめや犯罪、偽情報によるトラブルが増えています。そこで、SNSのビッグデータを分析し、AI(人工知能)を使って危険な投稿やユーザを見つけるシステムを開発しました。これにより、サイバーパトロールシステムのようなリアルタイムの問題検出システムが可能となり、子どもたちが安心してネットを使える環境を作ることができます。このような研究には、ICTやデータサイエンス、社会学、教育学に関する学びが必要です。次に2つ目は「ICTを使って政治をよりよくする」研究です。選挙や議会で国民の意見を正しく反映させるために、インターネットを活用した「Web議会システム」を考えました。
AI×ICTで社会の課題解決!政治から農業まで

このシステムでは、一部の圧力団体の意見に偏らず、正確な投票結果を予測できる仕組みを取り入れています。ICTを活用することで、国民の多様な意見の中からより望ましい政策が実現し、国民の政治参加が促進され、政策決定の透明性が向上することが期待されます。ICTにより国会も民主主義も進化していって欲しいです。このような研究には、ITやデータサイエンスだけでなく、政治学や社会学の知識も必要になります。そして3つ目は「AIとドローンで農作物を守る」研究です。農家は、イノシシやシカ、サルなどの野生動物による被害に悩まされています。そこで、AIとドローンを使った「スマート獣害対策サービス」を開発しました。カメラで畑を見張り、AIが動物を見分けて、ドローンが自動で動き、動物を追い払う仕組みです。射影変換を用いてカメラ画像を俯瞰図に変換することで正しい位置座標が算出でき、実用性の高いシステムになりました。このような最新技術を活用することで、農業の効率を上げ、より魅力的な仕事にすることができます。
次の時代を切り開く!データで社会をデザインする力

社会は技術の発展とともに進化を続けてきました。インターネットやスマホ、SNSの登場によって社会やビジネスは大きく変わりましたし、これから先も、IoT、ビッグデータ、AIなどの新技術によって、さらに変化していくでしょう。そのような変化の中で、私たちはどのような社会を作ることができるでしょうか。大阪経済大学の情報社会学部では、「データサイエンス」「情報デザイン」「社会学」「現代ビジネス」の4つの領域を自由に学ぶことができます。4領域からの自由な学びと多面的なアプローチにより、ICTを使って社会の問題を解決する力、新しい仕事や価値を生み出す力を身につけられます。本学部の学びを通して、「データを読み解く力」「課題を見つけ、解決策を考える力」「デジタル技術を活用する力」「情報を分かりやすく伝える力」など、変化の激しい社会でも学び続ける力が養われます。情報と社会をつなぐ学びで、未来をより良くする力を身につけてみませんか?
- 学校No.1174