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歩荷(ぼっか)
環境・自然・バイオ系の仕事

どんな
職種?険しい山岳を越えて重い荷を運ぶ荷運びの専門家
難所のある山岳などにおいて徒歩で荷を運ぶ仕事で、エベレスト登山の話題などに登場する「シェルパ」もほぼ同様の仕事である。険しい山や渓谷を越えて、背負子(しょいこ)と呼ばれる道具に、多いときは100kg近い荷を積んで運搬する。ヘリコプターが使えるようになるなど、近代化に伴って歩荷を専門的に営む人が存在するのは、群馬県・新潟県・福島県の県境に広がる尾瀬など限られた地域のみとなっているが、現在でも山小屋のスタッフやアルバイトとして歩荷の仕事をする機会がある。
こんな人に
おすすめ!基礎体力だけでなく、豊富な登山経験が求められる
山小屋で使用する食材や生活用品などの荷物の重さは20キロから時には100キロ以上になることもあり、それを背負って標高が高い場所を長距離歩くため、基礎体力や筋力が必要。また、豊富な登山経験や、その日の体調や運搬する物資、天候などに応じてルートを考慮しながら安全に運搬するための計画力も求められる。
歩荷(ぼっか)を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:地理学、観光学、体育学など
- 売り込み 就職先:山小屋、歩荷隊など
- 歩荷(ぼっか)
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Point1
地上よりも標高の高い、酸素の薄い場所で安全に仕事を行うため、万が一高山病になった場合の対処法を身に付けておくことが必要だ。
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Point2
山小屋からの依頼で荷物を運搬する以外に、登山愛好者の荷物を背負い、ともに登山を楽しむガイド的な要素を含む仕事もある。
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