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釣りエサ養殖に関する職業
動物・植物系の仕事

どんな
職種?釣りで使われる餌となる虫などを人工的に育てて販売
釣りに使われるゴカイ、イワムシ、ミミズなどを人工的に育てて販売する仕事。例えばゴカイなら、釣り針に通しやすい太さや長さで、さらに切れにくさや、外れにくさを追究するために、生育の方法を工夫したり、厳密な選別を行ったりして、商品としての価値を高める工夫をする。事業者によって生育方法もさまざまだが、オスとメスから受精卵をつくり、これをふ化させて養殖池で半年から1年ほどかけて育てる。基本的には海水の栄養で育つため、養殖池の水質管理の研究に力を入れている事業者も多い。
こんな人に
おすすめ!釣り人にとってしっかりとした餌を提供できるための提案力と発想力
餌になるのは虫以外にも水中で生活するさまざまな生き物がある。どの釣り餌を養殖するのか決めたら、さらにその餌となる生き物がより釣り人にとって適切な大きさになるよう研究したり、イキがいいまま出荷できるような方法も考えていくため、養殖に対しての探求心と発想力が求められる。
釣りエサ養殖に関する職業を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:畜産学、水産学、生物学など
- 採用試験 就職先:民間の養殖場、水産試験場、水産栽培研究センターなど
- 釣りエサ養殖に関する職業
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Point1
水産学が学べる学校では水質や温度、栄養分など魚の養殖についてのさまざまな知識を学ぶことができる。
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Point2
水産センターや水産試験場、研究センター、または民間の養殖場などに就職して養殖についての基礎知識を学ぶ。独立する場合も、経験を積んでからが一般的。