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昆虫採集・飼育用品の製作販売に関する職業
動物・植物系の仕事

どんな
職種?昆虫愛好家のニーズを先取り価値ある採集・飼育用品を提供
昆虫愛好家を主な対象として、用品の製作・販売を行う。採取用品では捕虫網、吸虫管。飼育用品では餌、マット、餌皿、さらに標本用品では標本箱、標本タンス、防虫剤など多種ある。工場→問屋→販売店が流通の大きな流れであるが、愛好家のネット販売進出など業界は大きく変わってきている。最近では衛生面を重視する飼育者の増加や、日本の昆虫に比べて、比較的寿命の長い外国産種の普及もあり、殺菌・防虫・防臭などの用品に対するニーズが高い。昆虫愛好家のニーズをいかに先取りするかがポイントである。
こんな人に
おすすめ!昆虫に関する豊かな知識と、愛好家のニーズをくみ取り商品開発につなげる創造力
昆虫について専門的な知識があり、採集や飼育への興味や探求心を持ち続けられることが大切だ。既存の商品を販売するだけでなく、専門家や愛好家のニーズをくみ取り、商品開発に役立てる創造力も求められている。採取したい昆虫の種類やサイズ、季節などに応じて採取場所が選べるよう、絶えず採取スポットに関して情報収集することも重要だ。
昆虫採集・飼育用品の製作販売に関する職業を目指すなら
- 高校
- 大学・短大・専門学校 必要な学び:生物学、地域社会、ビジネス学など
- 採用試験 就職先:飼育用品製作メーカー、自営業、昆虫採集用品専門店など
- 昆虫採集・飼育用品の製作販売に関する職業
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Point1
国内外の昆虫の生態を専門的に学んでおくと、その知識を生かすことができる。愛好家の中ではやっている昆虫の採取や飼育法だけでなく、どのような飼育用品に需要があるのか、日頃からアンテナを張っておきたい。
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Point2
専門的な道具を作る職人になりたい場合は、虫捕り網専門や標本箱専門などの製作メーカーも選択肢の一つになるため、求人情報をこまめにチェックしておきたい。自営であれば、仕入れをして販売ルートを確保すれば開業できるが、軌道に乗せるまでは試行錯誤を要する場合もある。