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ターゲットはZ世代! “平成レトロ”なコンセプトルームをホテルとの産学連携事業で制作

企業とのコラボレーション企画は、めざす職業の実際を知ることができたり、現場で活躍するプロから直接指導が受けられたりと、学生にとっては貴重な経験となります。美容、ファッション、商品開発など、専門とする学びにより、さまざまな機会があります。今回は、あるホテルと専門学校が一緒に取り組んだコンセプトルームの企画から実現までを紹介します。

ホテルから提示された条件をもとに、10チームがコンセプトからスケジュールまでを企画・立案

ホテル オリエンタル エクスプレス 東京蒲田と日本工学院専門学校がコラボレーションして、実際にお客様へ提供するコンセプトルームを制作しました。今回で3回目の実施となるこの企画。第1弾は地元蒲田の名物、餃子をモチーフにした「餃子ルーム」、第2弾は昭和時代の蒲田へのタイムトラベルをコンセプトにした「タイムトラベルーム」を販売しました。第3弾となる今回は、Z世代をターゲットにした「おふろルーム」が販売プランに選ばれました。今回は「プラン作成のノウハウを学ぶ」、「ホテルを知る」、「企画立案をする」、「企画を形にして販売する」、「販売後のフォローをする」の5工程を学生が体験。ホテルスタッフの方と協力しながら、コンセプトルームを作り上げました。企画が始まったのは2022年4月。ホテルスタッフの方が講師となり、日本工学院専門学校の1年生45名へコンセプトルーム制作についての講義をしていただきました。「ターゲットをZ世代~20代後半、大田区(蒲田)にあるホテルだからこそできる部屋」など、本年度の企画の背景や目的、条件が説明されました。
参加した10チームは、コンセプトやペルソナ、装飾、販売までのスケジュールを組み入れた企画立案を行い、7月にプレゼンテーションを実施しました。9月に10チームの中から、情報ビジネス学科ホテル・観光コースの学生が企画・考案した「おふろルーム」が採用が決定!学生たちは、ホテルとの打合せを重ね、運営方法、アイテムの購入、客室の装飾、写真撮影、広報活動に至るまで、実際のホテルスタッフ業務も体験しました。

JR蒲田駅からほど近い大型キャンパスに多彩な学科が揃う総合専門学校、日本工学院専門学校

学生ならではのみずみずしい感性と、想像を超える視点やアイデアが存分に生かされた今回のZ世代向けルーム。銭湯離れをしているZ世代へ、銭湯に対する先入観を打破し、さらに女性客の利用者を増やすことも目的として、話題の平成レトロのテイストを取り入れました。壁面は銭湯の壁によく描かれるタイル絵をイメージし、富士山と東京タワーのビジュアルで飾られたほか、黄色いアヒルを駒にした、蒲田の街巡りを楽しめるオリジナルすごろくなども用意され、SNS映えも意識した客室が見事に完成しました
そんな情報ビジネス学科を含めた多彩な学科を備えた日本工学院専門学校は、東京都心の空の玄関にほど近いJR蒲田駅の近くにある、独立した大型キャンパスが印象的です。創立75年、卒業生数は約25万人にもなります。2016年6月には、キャンパス内地下4Fに4,000人収容の片柳アリーナほか、充実した施設を含む新蒲田キャンパスが完成し、ますます魅力的になった日本工学院専門学校。やりたいことを実現するスキルが身につく環境で、あなたも夢に向かって学んでみませんか。

この記事で紹介されている学校はこちら

◆ 日本工学院専門学校
https://shingaku.mynavi.jp/gakkou/904/

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