Bさん(理系理学部)の志望理由書事例

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Bさん(理系理学部)の志望理由書事例

学校推薦型選抜・総合型選抜の第一関門、
志望理由書の書き方のコツとマナーを知ろう!

(監修者 三井綾子)

【CASE2】理系学部・コース Bくんの場合

プロフィール

県立高校 普通科3年
理学部 生物科学科を志望

Bくん

お父さん、お母さん、おじいさんの4人家族。子どもの頃、近所の池に行ってよく遊んだ。メダカを増やすのが得意で小学校の先生にほめられた。おじいさんの囲碁仲間と仲がいいので、大人と話すのには抵抗がない。高校では池と生き物を見続ける毎日を過ごし、楽しかった。文系コースに好きな女の子がいるけれど、何も言えずにいる……。

志望理由書 文例

1私が○○大学理学部生物科学科を志望したのは、貴学生物科学科の□□先生に高校で特別授業をしていただき、貴重なお話を聞いたことがきっかけです。

2高校の生物部で3年間、私は微生物活用による水質改善について研究しました。地元△△市の中心に位置する△△沼は、かつて水がきれいで湖沼に生息する淡水魚が多種存在しました。しかし、数十年前の市街地開発をきっかけに生活雑排水が沼に流れ込み、淡水魚の生体数が激減し、同時に動植物プランクトンや水性植物の生息にも影響を及ぼしました。

△△市環境課の方から、現在は市の水質改善事業が進み、沼の水質は数値の上では良くなっているという調査結果を伺いました。しかし、かつての豊かな自然環境に戻すには、さらなる対策が必要であると考えます。生物部が長年研究している微生物活用による環境改善が役に立たないか話し合いましたが、実現には技術や費用の面で多くの課題が見つかりました。

その後、□□先生の授業を受ける機会があり、微生物活用が環境改善だけではなく医薬品や食品、農林水産業の生産工場、新エネルギーの開発など、多様な産業に貢献していることを学びました。△△沼の環境改善事業のヒントも、さまざまな事例から得られると思いました。

また、□□先生の研究室で学ぶ在学生の方から、3企業の研究開発職の人との共同研究についてお話を聞き、大変興味がわきました。その時、研究の実現化には費用を押さえるという考え方も大事であることを初めて知りました。

4学部の実験施設や研究室内の建学で、高校にはない最新鋭の実験機器や機材がそろい、最先端の研究ができることに魅力を感じました。貴学へ入学後、河川や湖沼の水質改善の研究を続けるとともに、微生物活用の多様な産業への応用について幅広く学びたいと思います。そして5将来、微生物活用を世界の環境保全に応用する研究開発に携わりたいです。

  1. 1ここが良い!

    結論である志望理由を簡潔に書いている。

  2. 2ここが良い!

    積極性や探究心など、自分のアピールポイントを示している。

  3. 3ここが良い!

    専攻分野への学習・研究への意欲、問題意識の高さを示している。

  4. 4ここが良い!

    志望校の専門教育、研究をよく調べ、理解していることを示す。

  5. 5ここが良い!

    今の時点で考えている卒業後の進路、方針をできるかぎり示す。

Bくんの志望理由書の文章構成

01.自分のこと
  • 生物部での3年間の研究活動
    (=市環境課の訪問)
  • 志望校の□□先生の特別授業
    →微生物活用を幅広く学びたい。
  • 大学でも河川や湖沼の水質改善の研究を続けたい。
02.志望校のこと
★アドミッション・ポリシー
積極性と探求心を持つ学生
★学びの特徴
□□先生の研究室の活動
(微生物活用について)。
企業との共同研究の機会がある。
研究設備や実験機器、機材が充実している。
03.将来の夢・目標
  • 微生物活用を世界の環境保全に応用する環境開発に携わりたい。
Bくんの志望理由書のPOINT

good!

  • 初めて書類を読む人のことを考慮し、生物部の活動内容を簡潔に分かりやすく説明しています。
  • 部活動で行動したこと、考えたことの中に、大学が求める学生像とのつながりを示しています。
  • 志望校の先生の特別授業と研究室見学を通して気づいたこと、考えたことをはっきりさせ、志望理由や学びたいことを明確にしています。