大学・短期大学・専門学校の選び方 | 高校生のための進学ガイド|マイナビ進学

大学・短期大学・専門学校の選び方

進学の、その先へ。
なりたい「わたし」を一緒に見つける
進路情報ポータルサイト

高校生のための進学ガイド

大学・短期大学・専門学校の選び方

将来につなげるための
進路選びのポイントとは

高校生にとって進路選びは将来を左右する大切な決断です。入試の難易度ランキングや知名度だけで志望校を選ぶのではなく、まずは自分自身をしっかりと見つめ、自分に合った学部・学科を選びましょう。進みたい学部・学科が決まれば、次に設置されている大学・短大・専門学校を探しましょう。どんなことを学びたいのか、その学問を学ぶ際に求められる適性や性格、自分の学力や得意分野を生かせるかをしっかりと調べ、入学してから「こんなはずでは……」と後悔しないようにしましょう。早い段階から自分を知り、「なりたい自分」への意識を持つことでしっかりと考える時間を持ち、本当に学びたいことが学べる進路選びが可能になります。

進路選択の2つのステップ 今と将来

大切なのは、今と向き合い未来を考えること

高校時代のうちに「なりたい職業」を決めることは難しいもの。決して無理に決める必要はありません。成長しながら、社会と関わりながら自然と導かれるのが普通です。そんな中でも、好きなことや得意分野、「これは譲れない」という価値観はきっとあるはず。まずはいつも大切にしていることや将来どんな人生を送りたいのかを意識しましょう。ブレない自分の軸を知ることで可能性はどんどん広がり、将来につながる進路選びが見えてきます。

  1. 1. 自分の“今”と向き合う

    自分自身を見つめ直し、個性や長所・短所、興味があることを何でも紙に自由に書き出してみましょう。家族や友達、担任の先生に聞いてみるのもいいかもしれません。今まで気付いていなかった新しい自分に出会えるはずです。そのような見つめ方から進路を考える方法もあります。

    価値観や性格と向き合う

    日々生活をする中で大切にしている価値観や考え方。将来、こんな大人になりたい、こんな生き方をしたいと無理なく思えることから進路を考えてみましょう。

    < 大切にしている価値観・考え方の例 >

    • 誰かを支えたい
    • 日本を飛び出したい
    • 明るい、人と関わるのが好き
    • 仕事と生活を分けたい
    • 根気強い性格
    • 思い立ったらすぐに行動に移すetc.
    得意なことと向き合う

    「好きこそ物の上手なれ」という言葉があります。興味を持っていることは夢中になって勉強でき、得意になり、そして能力を発揮することができます。

    < 好きなこと・得意なことの例 >

    • ユニークな発想ができる
    • 誰にも負けない趣味がある
    • 人に喜びや感動を与えられる
    • みんなを引っ張るのが得意
    • 勉強が苦にならない
    • 手先が器用etc.
    好きな教科と向き合う

    得意な科目を伸ばすだけでなく、「今の成績はまだまだだけど、勉強していて楽しい」と思う科目から受験を考えるのも正しい選択理由。また、受験時には必要なくても大学で経営や経済を学ぶなら数学、理系でも英語論文を読み書きする力が入学後必要になります。得意・苦手だけで選ばないようにしましょう。

  2. 2. 自分の“未来”を考える

    学部・学科には、特定の職業と関わりの深いものもあります。一例として医歯薬・看護、理工系、教員養成系などが該当します。「将来、なりたい職業が具体的に決まっている」という人はしっかりと調べておきましょう。「現段階では職業まではまだ考えていない」という人でも理想の将来像をイメージして関連する学部・学科を選ぶことで、なりたい自分への近道が見えてくるはず。大学・短大・専門学校のパンフレットなどで就職実績が紹介されているので、目指す職業から志望校や学部・学科を選ぶことも検討しましょう。

    就きたい仕事を考える

    自分が知っているもの以外にも、世の中にはさまざまな職業があります。まずは自分が知らなかった職業についても情報を集めて理解することから始めましょう。生き方の選択肢が増え、未来の可能性が何倍にも広がります。あわせて10年後にはどんな大人になってどんな職業に就きたいのかをイメージし、そのための計画を立てることも必要です。例えば「宇宙と関わる仕事がしたい」という人なら、具体的にどんな職業があるかを調べ、就職活動までに身につけておくべき知識やスキルが何かを考えれば、進路選びもスムーズになります。

    < 職種例 >

    • 通訳/外交官
    • 公認会計士/税理士
    • 建築家/設計士
    • 医師/看護師
    • カウンセラー/臨床心理士
    • 映像制作/Webデザイナー
    • 美容師
    • 鍼灸師etc.
    学びたい分野を考える

    一つの分野を選び、専門的に学び研究するのが大学・短大・専門学校です。一時的な好き・嫌いだけでなく、卒業するまで興味を持って探究し続けられるかを見極めましょう。流行や周囲に流されて何となく決めると、後悔することになります。「何に興味を持っているかよく分からない」という人は、気になっているニュースや趣味に目を向けると見えてくるかもしれません。自分の興味がどの学問と関わりがあるかを知るには、親や学校の先生、社会人の先輩に相談しましょう。インターネットなら、自分でもさまざまな情報を集めることができます。そしてその学問がどんな仕事・職業に生かせるかも知ることができるはずです。

    < 学問例 >

    ■大学・短期大学

    【文系】
    • 文学/歴史/地理
    • 法律/政治etc.
    【理系】
    • 数学/物理/化学
    • 工学/建築etc.
    【文理融合】
    • 人間/心理
    • 情報学/通信etc.

    ■専門学校

    • 美容/理容/メイクアップ
    • 医療/看護/リハビリetc.
    進路決定のポイントは偏差値ではなく、「何を学ぶか」

    大学・短大・専門学校の偏差値やブランド、世間の評判に縛られず、自分が学びたい学問に強い専門性を持っているかを見極めることが重要です。よく似た名前の学部・学科名でも学校によって学ぶ内容が全く違う場合があります。カリキュラムや授業科目、教員の専門分野や研究テーマ、卒業生の進路などから大学・短大・専門学校の特色を把握しましょう。偏差値の高さが大学・短大・専門学校の本当の価値ではありません。自分にとって魅力あるカリキュラムがあるかどうかが重要です。偏差値だけではなく、「入学して何を学ぶのか」を重視して志望校を選ぶことをおすすめします。

他にもチェックしておきたいポイント 設備・学費・就職サポート

学びの内容や身に付く力以外にも、
余裕があれば以下の点も確認しておこう

図書館や学生食堂など学生がよく利用する施設や教室の設備、学費や就職サポートなどもチェックしておきたいポイントです。

施設・設備の充実度

専門的で高度な学びを支えるものの一つが、施設や設備など学習環境です。学内には講義やゼミを受ける教育棟、実験や実習を行う研究棟を中心にさまざまな施設があります。それぞれの学問に必要な設備が、学生数に十分なのかもチェックしたいポイントです。

例えば大学・短大が力を入れる図書館は、建学以来蓄積された書籍や資料を所蔵する施設。各大学・短大が歩んできた道を象徴する場所ともいえます。最近では、能動的な学習を支援し、知識の創造を促す新しい学習空間で、論文指導や研究をサポートする専門家を置く大学・短大も増えています。また、博物館を設置する大学・短大もあり、研究や調査結果を数多く蓄えて一般に公開し、新たに研究に役立てています。蔵書の収納や閲覧など基本的役割に加え、学生たちが図書館にある情報を用いて議論・研究を行う場へと大きく様変わりしています。

食べ盛りの学生が日々お世話になるのが学生食堂。ランチタイムだけでなく、朝食や夕食の時間帯まで営業し、安くてボリューム満点のおいしい食事を提供していることもあります。最近では、レストラン顔負けのおしゃれな食堂も増え、学生や教員の憩いの場となっています。また、大学・短大公認のクラブ・サークルには部室を提供し、スポーツ・文化芸術においても有意義な学生生活をサポートしています。

大学・短大・専門学校で行われるオープンキャンパスでは、学内の施設を見学・体感できます。気になる学校にはどんどん参加して、ぜひ自分自身で確かめてみましょう。

就職指導・サポート

就職を希望した学生が実際に仕事に就けたのか、就職率は志望校選びの参考の一つになります。卒業生の就職先や、学んだことを生かせる専門分野への就職率なども、気になるところです。国家資格や資格検定を目指すなら、合格実績や学校としてのサポート体制がどのようなものかもぜひチェックを。大学院へ進みたい人は進学率も確認しましょう。

学費

ついつい入学金や初年度の授業料ばかりに目が行きますが、安心して学業に専念するためにも入学から卒業までにかかるお金の総額をきちんと確認しておきましょう。入学金、授業料などの学費に加えて、教材費や実習費、イベント運営費、研修旅行費用、検定受験料などが必要になります。国や自治体、民間の奨学金制度や、大学・短大・専門学校によっては独自の特待生制度や授業料の減免制度もありますので、上手に利用すれば経済的な負担を抑えることが可能です。

その他チェックポイント

  • 在学中に資格取得や検定合格を目指す人はサポートがあるかを調べておきましょう。
  • カリキュラムや選択できる講座の自由度、学びたい分野を専門とする教員がいるかもチェック。
  • 学生生活から進路相談まで学生へのきめ細やかなサポート体制も大切。
  • キャリアセンターや就職支援室の具体的なサポート内容を確認しておきましょう。
  • 自宅から通えるのか、下宿が必要かも大きなポイント。
  • 在校生や教授の雰囲気を感じとり、自分に合っているかをチェック。

大学の学費についてはこちら

大学・専門学校の選び方に関する3つのポイント

Point
1

目指す将来像を視野に入れ、何を学ぶべきかを調べよう。

Point
2

偏差値にこだわらず、何が学べるかを重視しよう。

Point
3

施設や学費、教員、就職支援など幅広い視点で選ぼう。