先輩・先生・授業
「症状が改善された患者さまの笑顔が本当にうれしいんです」

卒業生 仕事 あん摩マッサージ指圧師
新海 良幸 さん
あん摩・マッサージ・指圧師科 昼間部
1993年卒業
プロフィール
長生学園の先輩でもある師匠のもとで修行後、往診スタイルで開業。2002年12月、現在の新海長生治療院を開設。1日平均7、8人の施術を行う。
長生治療によって体の悩みから救われた経験者だけに、少しでも患者さまのお役に立ちたいという思いがとても強く、不安を抱えている方への情報提供ができればとホームページも開設している。
現在の所属先
新海長生治療院・院長
今の職業を目指すようになったきっかけを教えてください。
幼い頃から体が弱く、じんましんや腹痛などに悩まされ、病院にも通っていましたが、なかなか改善されません。「体質なのだからしかたがない…」とあきらめていたのですが、小学校高学年の頃、長生施術の治療院に定期的に通い始めたところ、じんましんや腹痛の症状が出にくくなり、体に自信がついてきたせいか、性格も明るくなっていきました。
「こんなすばらしい施術のできるマッサージ師になって、以前の自分のように苦しんでいる人たちを助けたい!」という思いが湧いてきた私は、高校卒業後、迷わず長生学園に進学しました。
学校には高い志をもつ学生が多く、互いに刺激し合って学びましたね。ここで出会った仲間は一生の財産です。
仕事の面白さややりがいを感じるのはどんな時ですか?
ひどいヘルニアを抱えた患者さまへの施術は今でも忘れられません。
一人では歩くこともできないのですが「手術はしたくない」とおっしゃる。病院から、それでは手の打ち様がないと言われ、途方にくれておられました。痛みと闘う患者さんを励ましながら処置を続けた結果、3ケ月後には、なんと自転車に乗れるまでに回復されたのです。自分に合った施術に巡り合えず、痛みに耐え、苦しんでいる方が、世の中にはたくさんいることを、あらためて実感しました。
長生施術はそうした人々を手助けできる施術法です。長生で学ぶ施術は、脊椎の曲がりやねじれを矯正することで、根本から体質改善を図るのが特色ですが、同時に心と自然治癒力をとても大切しているんですよ。

この職業をめざす高校生へアドバイスとメッセージをお願いします。
学校では解剖学や生理学などの授業を通して科学的思考力を身につけ、実技を通して臨床的な知識や技術を養うことになりますが、それだけではなく、患者さまの辛さや苦痛への共感力も磨いてほしいですね。その気持ちがあってこそ、心のこもった治療ができるのだと思うからです。
また非常に奥深い仕事だけに、学校を卒業したらそれで一人前というわけにはいきません。経験を積めば積むほど、新しい症例に出会う機会も増えていきます。その点長生学園には、全国各地に4連合会・24支部のネットワークをもつ「日本長生医学会」があります。交流会や研修会で治療に関する事例発表などを行っており、勉強になるうえ人脈も広がるので心強いですよ。
私もこの仕事をして約15年経ちますが、人体の奥深さを実感する毎日です。



