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計算テクニックに留まらず、数字から企業活動の全体像を見抜く

ゼミ・研究室 学問 経営学・会計学
政岡ゼミ
商学部経営学科「経営分析論」
プロフィール
ゼミ担当:政岡孝宏
●商学部 経営学科 准教授
●2008年4月採用、2010年4月より現職
●担当科目:経営分析論、会計監査論、簿記原理、簿記基礎演習、会計特別ゼミナールなど
【Question 1】 ゼミの概要(学ぶことや週何時間あるのか)は?
政岡ゼミは、2年生ゼミ、3年生ゼミ、卒業論文の3クラスで、それぞれ週1回90分授業を行っています。2年生の間は、会計の基本書を輪読するとともに、経営分析論の授業を平行履修し、会計と経営分析の基礎を身につけてもらっています。発表はパワーポイントを使うことを義務づけ、プレゼンテーション力向上を図っています。3年生には、より専門的な経営分析の理論や手法を学びながら、各自が関心を持っている業界の企業分析を行ってもらっています。そして4年生には、それまで学んだことを生かし、卒業論文の執筆に取り組んでもらっています。
そのほか、政岡ゼミでは学部を超えた交流も重視しています。2010年度から、人間環境学部のゼミと韓国での合同ゼミ合宿を行っています。様々な経験、考え方を持つ学生同士がお互いの考えをぶつけ合うこと等を通じて、タテ・ヨコ・ナナメの人間関係を築き、人間的に成長してもらうことを期待しています。
【Question 2】 ゼミの卒論・卒業研究テーマは?
2011年に初めて卒業生を迎えるゼミなので、まだまだ数は少ないですが、「国際会計」をテーマにする学生が多いです。新聞でよく言われている国際会計基準とは何かということから始まり、「なぜそのような基準が必要なのか」、「これまでのルールと何が違うのか」、「日本の会計制度や日本企業はこれからどうなっていくのか」といったことに関心を持った学生が多いようです。もちろん、会社の経営分析をテーマに選んだ学生もいて、アーバンコーポレイションの倒産を題材に、なぜ同社が倒産に至ったのかを会計的見地から解き明かすことに取り組んでいました。
現在、卒業論文に取り組んでいる学生は、「粉飾決算」に関心を持っています。粉飾決算はなぜ起きるのか、なんとかして事前に見抜くことは出来ないかといったことを、実際の企業の財務諸表の数字を追いながら、懸命に調べているところです。
【Question 3】 ゼミの魅力は?
少人数クラスなので、学生間あるいは学生・教員間でお互いを高めあって行けるところです。通常の授業では、人数・時間の制約があり、教員が一方的に話すだけでも授業が成立します。しかし、少人数制のゼミでは「会話」なくして授業は成立しません。会話をするには、人の話を聞く力はもちろんのこと、ある程度の知識がなければなりません。また、物事に対して疑問を抱き、そのことについて考え、自分の言葉でわかりやすく説明することも必要となります。
こうした「ものの見方・考え方・取り組み方」のトレーニングを通じて、私自身学ぶことがたくさんあります。思ってもいなかったような角度からの質問や回答に思わず唸ってしまうこともしばしばです。学生と切磋琢磨しながらともに成長していけることが何よりの魅力です。



