先輩・先生・授業
いままで信じて実践してきたコーチの指導はウソ?ホント?

先生・教授 学問 スポーツ学
久保田 豊司 先生
スポーツ行動学科
プロフィール
2007年
第24回ユニバーシアード競技大会ソフトボール日本代表監督
2008年
財団法人日本ソフトボール協会選手強化本部委員
日本オリンピック委員会強化スタッフ(コーチングスタッフ)
まずは従来の練習を疑ってみる
どんなに指導しても技術が向上しない、あるいは勝てない。それは指導される側だけが悪いんじゃなく、指導する側にも問題があるんです。これを頭において、部活などを振り返ってみてください。「コーチの指導で納得いかないことがあった」「あのトレーニングの根拠がわからない」など、疑問がわいてきませんか?セミナーは、過去のトレーニングを振り返り、全員で話し合い、新しい観点を見つけることからスタートします。
その指導は中学生に伝わるか!
さらに自分の考えを実践に移します。セミナー生は、中学校へソフトボールの指導に行ったり、地域の講習会に出向いたりしています。そもそもセミナーにはスポーツを得意とする学生が集まっているので、「できない」相手の立場を理解しづらいもの。相手の気持ちをわかった上で、やる気を起こさせる方法を考えることが指導技術の獲得につながります。
かつての常識は今では非常識
もちろん指導技術は、どんどん進化しています。運動中は水を飲まないとか、ウサギ跳びをするなど、今じゃナンセンスです。先端科学と現場にブリッジを架けるのが、指導者の役割。科学的な根拠を突きつめるため、映像や数値による動作解析も行います。客観的なデータは現場にフィードバックして、また新たな課題を見つけていく。その繰り返しによって、自分の指導哲学を形成していってほしいですね。



