先輩・先生・授業
時には炎からいったん引くことも。消防官には勇気と冷静さが求められます

消防官を目指したきっかけ
進路を考えていた高校3年生の登校時、たまたまサイレンを鳴らして走って行く消防車を見て“めざすなら消防官だ”と思いました。なにか運命みたいなものを感じたんですよ。そこからの決断は早かったですね。すぐに担任の先生と相談し、大原への進学を決めました。決め手は知名度が高かったことと、大原に進学する高校の先輩が多かったことです。
学生時代の思い出
大原に入学後、今でも忘れられない苦い思いをしました。テキストを開いて基礎問題の第1問目が解けなかったんです。悔しかったですね・・・。高校時代、もっと勉強しておけばよかったと思いました。それからというもの、公務員試験に必要な数的推理を重点的に勉強。先生が分かるまで丁寧に指導してくれて、とてもお世話になりました。特に担任の先生との関係は強いものでした。公務員の2次試験に合格した日、僕の顔を見ただけで「受かったか!」と言ってくれました。また、卒業式の時に無言でガシっと抱き締めてくれて、ものすごく嬉しかったです。
今後の目標
晴れて2次試験に合格し、大原を卒業した後は消防学校で消防官としての基本を叩き込み、半年後に念願のレスキュー隊員になりました。ですが、人命を扱う仕事上、甘くないのがこの世界。初めての火災現場で目の当たりにする炎の勢いに足がすくみ、不用意に近づきすぎて、無線機と防火衣の一部を溶かしてしまったことがありました。上司から「熱かったらいったん引け!引くのは格好悪いことじゃない!」と怒号を飛ばされましたね。現場から帰る車中、冷静さも消防官には絶対欠かせないと強く感じたのを覚えています。今後はどんな状況下でも、的確な指揮を取れる消防官になり、一人でも多くの人命を救うことが目標です。



