仕事内容
飛行機が滑走路に着陸した後、誘導路に入ってスポット(停止場所)をめざす際、機長に指示を送るのがマーシャラーの仕事。機長は機内から停止位置が見えないので、マーシャラーはマーシャリングカーに備え付けられたリフト上から、機長の目線とほぼ同じ高さで、「パドル」と呼ばれる大きなしゃもじの様な道具を使って指示を送る。飛行機の停止位置がずれると、飛行機と空港ロビーを結ぶボーディングブリッジを機体に接続できなくなり、大きな事故の発生にも繋がりかねない。機体のクセや風向きなどを把握して作業にあたるには、的確に誘導できることはもちろん、操縦士に指示する際の決断力・判断力が求められる。
グランドハンドリングはマーシャラーを含む空港地上業務全般を指し、乗客の荷物の上げ下ろしやボーディングブリッジの接続、離陸時にプッシュバック(航空機牽引車)を使って飛行機が前進できる位置まで押し出す、などが含まれる。グランドハンドリングの仕事は、マーシャラーを含む何人かのチームワークが重要。
お仕事まめ知識
航空機が滞りなく運行できるよう地上(ground)で機体や貨物をさばく(handle)、航空機地上支援業務のことをグランドハンドリングという。一般的には、駐機場(エプロン)で行われる貨物ハンドリング業務や航空機ハンドリング業務を指し、マーシャラーの仕事もこれに含まれる。グランドハンドリングスタッフの仕事としてはこのほか、飲食類の搬入(ケータリング)や、給油・給水作業、機内の清掃などがある。


